オフィスの話題は専らゴルフ。同僚が「シャフトを変えたら飛距離が伸びた」と嬉しそうに話すのを聞いて、自分もそろそろ変え時かなと思っていませんか?
特に、今のシャフトでは左へのミスが怖くて思い切り振れない、もっと低く強い弾道で攻めたいと悩んでいるなら、「プロジェクトX」シャフトがその悩みを解決する最良の選択肢かもしれません。
この記事では、プロジェクトXシャフトがどんなゴルファーに合うのか、その疑問にズバリお答えします!
結論から言うと、プロジェクトXが合う人は「ヘッドスピードが速く、自らのパワーでボールをコントロールしたいハードヒッター」です。
具体的には、
- プロジェクトXの特徴とメリット
- 適正ヘッドスピードと失敗しない選び方
- ダイナミックゴールドとの違い、
- 実際の使用者の口コミや評価
- ドライバーやウェッジへの応用
といった5つのポイントを詳しく解説します。
最後まで読めば、プロジェクトXが自分にとって「最強の武器」になるかどうかが明確になり、明日から自信を持ってクラブを振り抜けるようになるでしょう。
さあ、あなたのゴルフライフを変える一本を見つける旅に出かけましょう!
- HS45m/s以上で「左へのミス」を消したいハードヒッターに最適
- フレックス「5.5」はS相当、「6.0」はSX相当と硬めの設定
- DGに比べ「しなり」が少なく、スピンを抑えた強弾道が出る
- あなたに合うスペックやドライバーとの組み合わせが分かる
【自宅で5分】プロジェクトXが合うかどうかの簡単チェック方法
「左へのミスを消したい」「低く強い球を打ちたい」と願うゴルファーが最後に行き着くシャフト、プロジェクトX。しかし、その圧倒的な剛性は「誰にでも扱える代物」ではありません。
リシャフトで後悔する前に、自宅にあるものだけでできる「プロジェクトX適性・肉体診断」を実施しましょう!
テスト1:【前腕の瞬発力】
500mlペットボトル「30秒高速ピストン」
プロジェクトXは、スイング中にシャフトを「たわませる」ために強烈な腕の振りの速さを要求します。
- 準備:満水の500mlペットボトルを1本用意。
- やり方:椅子に座り、脇を締めてボトルを縦に握ります。肘の位置を固定し、上下20cmの幅で、床にある太鼓を連打するように高速で往復させます。
- 合格ライン:30秒間で「70回」以上
- 診断:70回未満の場合、このシャフトの硬さを使いこなせず、ただの重い棒を振っている感覚になり、球が全く上がらなくなる危険があります。
テスト2:【切り返しの鋭さ】
バスタオル「左肩ガツン」打ち
プロジェクトX(特に元祖モデル)は、切り返しで強い負荷をかけないと「タメ」が作れません。
- 準備:バスタオルの先端を1つ、固く結びます。
- やり方:ゴルフのアドレスをとり、トップからダウンスイングへ「一瞬」で急加速させて振り下ろします。
- 合格ライン:結び目が左肩(首の付け根)に「ガツン!」と衝撃を伴って当たること。
- 診断:結び目が背中に「ペタッ」と触れるだけなら、切り返しのパワー不足です。プロジェクトX特有の「風に負けない強弾道」を引き出すことができません。
テスト3:【インパクトの保持力】
壁への「5秒間フルパワー押し」
プロジェクトXは、インパクトの衝撃がダイレクトに手に伝わります。その跳ね返りに負けない体幹が必要です。
- 準備:丈夫な壁の前に立ちます。
- やり方:インパクトの姿勢をとり、両手を壁につけます。そこから全力で、壁を押し倒すつもりで5秒間力を入れ続けます。
- 合格ライン:5秒間、踵(かかと)が浮かず、腕の形を1ミリも崩さず耐えきること。
- 診断:途中で体が押し戻されたり、腕がプルプル震えてしまう場合は、シャフトの強さに負けて当たり負けしたり、肘や手首を痛めてしまうリスクが高いです。
【総合判定】あなたの「プロジェクトX」度は?
- 3つすべて合格:【完全適合】まさにハードヒッター。プロジェクトX(6.0〜6.5)を装着すれば、左を恐れずマン振りできる最強の武器になります。
- 1〜2個合格:【スペック注意】筋力はあるものの、本家プロジェクトXは少しハードかも。中間部にしなりがある「プロジェクトX LZ(ローディングゾーン)」や、軽量化された「IO」が最適です。
- 0個:【再検討】無理に使うと怪我の恐れがあります。ダイナミックゴールドや日本シャフトなど、もう少し「シャフトが仕事をしてくれる(しなる)」モデルを検討しましょう。
まずは今すぐペットボトルを握ってみてください。30秒後の腕の疲れ具合が、プロジェクトXとの相性を雄弁に物語ってくれるはずです!
プロジェクトXが合う人の前に、合わない人の特徴を学ぶ
PGAツアーの屈強な男たちがこぞって使う、True Temper社のProject X(プロジェクトX)。あの節のないサテン仕上げのシャフト、惚れ惚れするほどカッコいいですよね。
正直に白状します。私もかつて、ローリー・マキロイのスイングに痺れて、身の程知らずにも「6.0」をアイアンに挿したことがあります。「これで俺も突き刺さるような弾道を…」なんて妄想しながら練習場へ行きました。
結果どうなったか?
1球目で絶望しました。「あ、これゴルフクラブじゃない。ただの鉄パイプだ」と(泣)。
右にペラペラと力なく切れる球。インパクトのたびに手のひらに走る「ビリビリ」という不快な振動。
もしあなたが今、同じように「棒のようで打てない」「右に抜ける」と悩んでいるなら、安心してください。それはあなたの腕が悪いのではありません。構造的な「ミスマッチ」が起きているだけなんです。
今回は、この「プロジェクトX」という名の暴れ馬が、なぜ特定の人には牙をむくのか。その設計思想(SDT技術)を丸裸にし、私のような犠牲者を一人でも減らすための「生存戦略」をお話しします。
プロジェクトXが「合わない」3つのスイングタイプ
では、具体的にどんな人がこのシャフトの餌食になるのか。私の失敗談と照らし合わせながら、3つの「不適合パターン」を解説します。
① スイングテンポが「スムーズ」または「ゆったり」な人
プロジェクトXを飼いならす絶対条件。それはヘッドスピードの速さではなく、「切り返し(トランジション)で暴力的になれるか」です。
- 不適合の理由:独自のSDT設計による高い剛性は、切り返しで「ガッ!」と瞬間的な負荷(トルク)をかけないと微動だにしません。私のように、宮里藍プロのようなゆったりとしたリズム(スムーズテンポ)に憧れているタイプは最悪です。切り返しでシャフトがしなるのを待っても、何も起きない。そのまま棒状態でインパクトを迎え、「硬ッ!」という衝撃だけが手に残ります。
② アーリーリリース(タメが早くほどける)の人
ダウンスイングの初期で手首のコックが解けてしまう、いわゆる「キャスティング」癖がある人も、相性は最悪です。
- 不適合の理由:先ほども言いましたが、このシャフトの先端は「コンクリート」並みに硬いです(体感)。強烈なタメ(ラグ)を作り、ハンドファーストで「バチン!」と先端にストレスをかけられる人でないと、この硬い先端は仕事をしてくれません。タメがほどけた状態で当てても、シャフトはしなり戻らず、ボールはポッコンと上がるか、勢いのない低い球しか出ません。
③ 入射角がシャロー(緩やか)な人
ボールを横から払うように打つ(レベルブロー)、あるいはすくい打つタイプの人も、苦戦は必至です。
- 不適合の理由:このシャフトは、上から「ドスン!」と打ち込み、地面反力を使ってシャフトを縦に押し潰すような圧力がかかった時に、初めて真価を発揮します。シャローに綺麗に打とうとすると、チップセクションへの負荷が足りません。結果、シャフトのエネルギー伝達スイッチが入らず、ただ重いだけの鉄の棒を振らされる羽目になります。
「合わない」を放置すると起きる弊害
「いつか打てるようになるはず」
そう信じて無理やり使い続けた私がどうなったか。以下のような「負の連鎖」に陥りました。
「板のような」打感と飛距離の激減
シャフトが適切にしならないということは、インパクトでボールを弾き飛ばす「キック」が得られないということです。
具体的には、適正なシャフトの時よりボール初速がガクンと落ちます。私の場合、7番アイアンでキャリーが10ヤード以上落ちました。しかも弾道が低すぎて、グリーンに着弾しても「ダダダッ」と奥へこぼれていく。止まる気配がありません。
右へのプッシュアウトとスライス
これが一番精神を削られます。
先端が硬すぎるため、ダウンスイングで開いたフェースが戻ってこないんです(トウ・ダウン効果への過剰な抵抗)。
「掴まった!」と思っても、ボールは無情にも右へ「ペラ〜」と逃げていく。あの、ターゲットより右に出てさらに右に曲がる「弱いプッシュスライス」が出た時の絶望感……。帰りたくなりますよ、本当に。
プロジェクトXシャフトが合う人の特徴と失敗しない選び方

このセクションでは、プロジェクトXシャフトの核心である「高剛性」の秘密から、具体的な適正ユーザー像、そして失敗しないためのスペック選びまでを網羅的に解説します。あなたが本当にこのシャフトを使うべきか、その答えがここにあります。
- 特徴である高剛性の秘密
- どのような人に向いていますか?
- 種類と豊富なラインナップ
- 失敗しないフレックス選び
- ダイナミックゴールドとの比較
- 適正ヘッドスピードの真実
- 最適なシャフトの選び方
特徴である高剛性の秘密

プロジェクトXシャフト最大の特徴は、シャフト全体に段差がない「ステップレス構造」による圧倒的な剛性の高さにあります。
一般的なスチールシャフトに見られる「節(ステップ)」を排除することで、シャフトの特定の箇所に負荷が集中するのを防ぎ、全体でエネルギーを受け止める設計になっています。
これにより、インパクト時のヘッドのブレやねじれが極限まで抑えられ、ゴルファーのスイングエネルギーをロスなくボールに伝えることが可能になるのです。
トゥルーテンパー製品情報 | Project Xの公式サイトでも解説されている通り、この高剛性設計こそが、プロや上級者が求める「コントロール性能」と「安定性」の源泉となっています。
具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。
- 方向性が抜群に良い:シャフトが余計な動きをしないため、フェース面の向きが安定し、狙ったラインに打ち出しやすくなります。
- 低弾道・低スピン:打ち出し角を抑え、バックスピン量を減らすことで、風に負けない「突き刺さるような」強い弾道を生み出します。
- ダイレクトな打感:しなりが少ない分、インパクトの情報が手に直接伝わってくるため、ミスヒット時のフィードバックが明確です。
一方で、この「硬さ」は諸刃の剣でもあります。
スイングスピードが不足している場合、シャフトが全くしならず、ただの重い棒を振っているように感じてしまうでしょう。
しかし、パワーのあるゴルファーにとっては、思い切り叩いても左に行かない安心感は何物にも代えがたい魅力となります。
つまり、プロジェクトXは「シャフトに仕事をさせる」のではなく、「自分の技術とパワーをそのまま弾道に反映させる」ための道具なのです。
どのような人に向いていますか?

プロジェクトXシャフトが真価を発揮するのは、ヘッドスピードが速く、自らの力でボールを叩きに行けるハードヒッターです。
具体的には、ドライバーのヘッドスピードが45m/s以上あることが一つの目安となります。
なぜなら、このシャフトの特性である「元調子(手元調子)」と「高剛性」を活かすには、ダウンスイングでの強い負荷(タメ)が必要だからです。
スイングタイプで言えば、ゆったりとしたリズムで振るスインガータイプよりも、切り返しが鋭く、インパクトで強くボールを押し込むヒッタータイプに向いています。
また、球筋の悩みという観点からは、以下のようなゴルファーに最適です。
逆に、シャフトのしなり戻りを使って飛距離を稼ぎたい人や、ボールを楽に上げたい人には不向きです。
プロジェクトXは、「振れば振るほど応えてくれる」シャフトであり、自分の限界に挑戦したいアスリートゴルファーの頼れる相棒となるでしょう。
種類と豊富なラインナップ

プロジェクトXには、オリジナルのモデル以外にも、ゴルファーの多様なニーズに応えるために開発された派生モデルが存在します。
それぞれの特徴を理解し、自分の課題に合ったモデルを選ぶことが重要です。
| モデル名 | 特徴 | キックポイント | 弾道 | スピン | おすすめユーザー |
|---|---|---|---|---|---|
| Project X (無印) | シリーズの原点。全体的に硬く、コントロール性重視。 | 元調子 | 低 | 低 | パワーヒッター、左を消したい人 |
| Project X LZ | 中間部に「Loading Zone」を設け、しなり感をプラス。 | 中元調子 | 中 | 中 | 無印は硬すぎるが安定性は欲しい人 |
| Project X IO | 軽量化しつつ剛性を最適化。振りやすさを追求。 | 中調子 | 中 | 中 | HS40-42m/s程度のアスリート |
| Project X LS | 無印よりさらにスピンを抑えた「Low Spin」モデル。 | 元調子 | 低 | 超低 | 超ハードヒッター、吹け上がり厳禁な人 |
特に人気なのが、「Project X LZ(ローディングゾーン)」です。
オリジナルのプロジェクトXは「一枚板のようで硬すぎる」と感じるゴルファーのために開発されました。
シャフトの中間部分をわずかに柔らかく設計することで、切り返しでのタイミングが取りやすく、エネルギーを溜めやすい挙動を実現しています。
これにより、プロジェクトX特有の方向安定性はそのままに、より多くのゴルファーが扱える「やさしさ」を兼ね備えました。
もしあなたが「プロジェクトXを使ってみたいけど、体力的に厳しいかも…」と不安に感じているなら、まずはLZを試してみることを強くお勧めします。
また、最近では軽量スチールからのステップアップとして「Project X IO」も注目されています。
それぞれのモデルが明確なターゲットを持っているため、「プロジェクトX=とにかく硬い」という先入観を捨てて、自分に合うモデルを探すことが大切です。
失敗しないフレックス選び

プロジェクトXのフレックス(硬さ)表記は、「R」や「S」ではなく、「5.0」「5.5」「6.0」といった独自の数値で表されます。
これが多くのゴルファーを混乱させる原因の一つですが、正しい基準を知れば恐れることはありません。
一般的に、各数値は以下のような硬さに相当するとされています。
- 5.0:R+(少し硬めのR)相当
- 5.5:S相当
- 6.0:S+(SX)相当
- 6.5:X相当
- 7.0:X+(プロ仕様)相当
ここで最も注意すべき点は、プロジェクトXの「5.5(S相当)」は、一般的なシャフトのSフレックスよりも「硬く感じる」ことが多いという事実です。
振動数(cpm)という硬さの指標で見ると、プロジェクトXは同フレックス帯の他社製品に比べて高い数値が出る傾向にあります。
例えば、プロジェクトX 6.0の振動数は、ダイナミックゴールドのX100に近い数値を示すことさえあります。
そのため、普段ダイナミックゴールドS200を使っている人がプロジェクトXに移行する場合、「6.0」ではなく「5.5」を選ぶのが無難なケースが多いです。
見栄を張ってオーバースペックなものを選んでしまうと、ボールが上がらず、飛距離も落ちてしまい、ゴルフが苦行になってしまいます。
「思ったよりもワンランク柔らかいものを選ぶ」ことこそが、プロジェクトX選びで失敗しないための鉄則です。
また、各フレックスで重量も異なる(5.5は約115g、6.0は約120g)ため、振り切れる重さかどうかも重要な判断基準になります。
自分に合うスペックが見つかれば、これほど頼りになる武器はありません。
もしプロジェクトXがハードすぎると感じる場合や、もう少し楽にボールを上げたい場合は、軽量スチールも検討してみてください。詳しくはこちら:『NS PRO 950GH neoが合う人は?適正HSと他モデル比較』
もし、自分の適正スペックがまだ確信できない場合は、試打クラブで実際にボールを打ってみるのが一番ですが、在庫状況をネットで確認しておくのも良いでしょう。
>>Amazonで「プロジェクトX」シャフトの在庫とスペックを見てみる
ダイナミックゴールドとの比較

重量級スチールシャフトの二大巨頭である「プロジェクトX」と「ダイナミックゴールド(DG)」。
どちらもツアープロの使用率が高いモデルですが、その性格は「似て非なるもの」です。
最大の違いは、スイング中の「しなり感」にあります。
- ダイナミックゴールド:粘り系。手元がしなり、インパクトでヘッドが戻ってくる感覚がある。「ボールを運ぶ」イメージが出やすい。
- プロジェクトX:弾き系・剛性系。全体が硬く、しなりが少ない。スイングの意思がダイレクトに伝わる。「ボールを潰す」イメージに近い。
DGユーザーが初めてプロジェクトXを打つと、「板のようで硬い」「しなりを感じない」という感想を持つことがよくあります。
これはDG特有の「粘り」に慣れているためで、逆にプロジェクトXユーザーがDGを打つと「グニャグニャして頼りない」と感じることもあります。
また、弾道の質にも違いがあります。
一般的に、DGはスピンが入りやすく、ボールがめくれ上がるような弾道になりやすいのに対し、プロジェクトXはスピンが抑えられ、直線的にターゲットへ向かう弾道になります。
風の影響を受けにくいのは圧倒的にプロジェクトXですが、グリーンで止めるためのスピンコントロールのしやすさはDGに分があると言えるでしょう。
「自分のスイングタイプはどちらに近いか?」
タメを強く作り、ハンドファーストで上から打ち込むタイプならプロジェクトX、リズム重視でシャフトの動きを利用したいならDG。
この基準で選べば、大きなミスマッチは防げるはずです。
適正ヘッドスピードの真実

プロジェクトXとの比較対象として頻繁に挙がる「ダイナミックゴールド S200」。
世界標準とも言えるこのシャフトですが、「自分にはオーバースペックではないか?」と悩むアマチュアゴルファーは後を絶ちません。
一般的に、S200を使いこなすためのドライバーの適正ヘッドスピードは「42m/s〜47m/s」程度と言われています。
重量がカット前で129gとかなり重いため、これくらいのパワーがないと、ラウンド後半で疲れて振り切れなくなったり、ダフリのミスが増えたりする原因になります。
しかし、ヘッドスピードだけで判断するのは危険です。
重要なのは「振れる範囲で最も重いものを選ぶ」というセオリーと、「切り返しのテンポ」です。
ヘッドスピードが40m/s程度でも、体重があってスイングテンポがゆったりしている人なら、シャフトの重さを利用して安定したショットが打てる場合があります。
逆に、ヘッドスピードが速くても、リストターンを多用して払い打つタイプの人には、S200の手元側の柔らかさがタイミングのズレを生むこともあります。
「重い=難しい」と単純に決めつけず、自分のスイングテンポとの相性を確認することが重要です。
もしS200が重すぎると感じるなら、軽量版の「DG 105」や「DG 95」も選択肢に入りますが、プロジェクトXへの移行を考えるなら、重量よりも「硬さのフィーリング」の違いに注目すべきでしょう。
最適なシャフトの選び方

ヘッドスピード40m/s前後は、多くのアマチュアゴルファーが該当するボリュームゾーンです。
この層にとって、プロジェクトXなどのハードなシャフトは選択肢に入らないのでしょうか?
結論から言えば、スペックさえ間違わなければ十分に使いこなせます。
HS40m/sのゴルファーにおすすめなのは、以下のモデルです。
- プロジェクトX IO (5.5 / 6.0):105g〜110g前後の重量帯で、振りやすさを重視した設計。高弾道も打ちやすい。
- プロジェクトX 5.0:無印モデルでも、5.0(R+相当)なら重量も110g程度と重すぎず、硬さも適度になります。
- N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S):プロジェクトXではありませんが、軽硬(カルカタ)の代表格。シャープに振れる。
このクラスのゴルファーが最も避けるべきは、「重すぎて硬すぎる」シャフトを選んで無理をしてしまうことです。
無理なスペックはスイングを壊す原因になります。
「憧れのプロが使っているから」という理由だけで6.0や6.5を選ぶのは危険です。
まずは100g〜110g台のシャフトを中心に試打を行い、18ホール回っても疲れずに振り切れるものを選びましょう。
プロジェクトXのラインナップには、軽量モデルやフレックスのバリエーションが豊富にあるため、「自分には無理」と諦める前に、適正なスペックを探してみる価値は十分にあります。
プロジェクトXシャフトが合う人が知るべき評価やドライバー

ここでは、実際のユーザーの声やプロのセッティング、そしてアイアンだけでなくドライバーやウェッジへの導入について深掘りしていきます。プロジェクトXの世界をさらに広げ、あなたのゴルフライフをより充実させるための情報をお届けします。
- ユーザーのリアルな評価
- 使用プロのセッティング
- ドライバーへのリシャフト
- ドライバーで250ヤードを出すのに必要なヘッドスピードは?
- カーボンのHZRDUS(ハザーダス)
- 注目の新作レッドの特徴
- 値段とリシャフトの相場
ユーザーのリアルな評価

実際にプロジェクトXを使用している一般ゴルファーからは、どのような評価が寄せられているのでしょうか。
ネット上の口コミやレビューサイトを集計すると、以下のような意見が多く見られます。
ポジティブな評価
ネガティブな評価
総じて、「方向性と安定性」に関しては絶賛する声が多い一方で、その「ハードさ」に苦戦する声も一定数存在します。
特に、DGから移行したユーザーの中には、「粘り感がないのでタイミングが取りづらい」と感じる人もいるようです。
しかし、一度その特性に慣れてしまい、自分のスイングでボールをコントロールする感覚を掴んだ人からは、「もう他のシャフトには戻れない」という熱烈な支持を得ています。
「合う人には最高、合わない人には修行」という、非常に分かりやすい評価が定着していると言えるでしょう。
使用プロのセッティング

世界最高峰のPGAツアーでも、プロジェクトXは長年にわたり高い使用率を誇っています。
代表的な使用プロと言えば、やはりローリー・マキロイでしょう。
彼はキャリアの大部分でプロジェクトX(現在は7.0)を使用しており、その圧倒的な飛距離と精度の高いアイアンショットを支えています。
彼のスイングは非常にスピーディーでパワフルなため、シャフトの挙動を最小限に抑え、フェースコントロールを自身の感覚で行えるプロジェクトXが最適なのです。
また、ジョン・ラームもプロジェクトX 6.5を使用していることで知られています。
彼もコンパクトなトップから強烈なパワーで叩きに行くタイプであり、シャフトの剛性が不可欠です。
国内に目を向けると、中島啓太プロなどが「Project X LS」を使用しています。
彼はスピン量をコントロールし、より直進性の高い弾道を求めてLSモデルを選んだと言われています。
これらのトッププロに共通するのは、「自分でボールを操りたい」という強い意志と、それを実現するためのパワーと技術を持っていることです。
彼らのセッティングは、アマチュアにとっても「目指すべきスタイル」の参考になりますが、スペック(硬さや重さ)をそのまま真似するのは危険です。
プロが選ぶ「モデル」や「特性」を参考にしつつ、自分に合ったスペックに落とし込むことが、成功への近道です。
ドライバーへのリシャフト

アイアンでプロジェクトXの良さを知ると、「ドライバーも同じフィーリングで打ちたい」と考えるのは自然な流れです。
しかし、スチールシャフトをドライバーに入れるわけにはいきません。
そこで重要になるのが、「重量フロー」と「キックポイント」を合わせたカーボンシャフト選びです。
プロジェクトXのアイアンシャフト(元調子・高剛性)と相性が良いドライバー用シャフトには、以下のような特徴があります。
- 元調子(手元調子)であること
- 先端剛性が高く、暴れないこと
- 低スピン設計であること
具体的なおすすめモデルとしては、以下のようなシャフトが挙げられます。
- 三菱ケミカル TENSEI CK Pro Orange:手元重心の元調子で、振り抜きが良く、左に行かない安心感がある。
- フジクラ VENTUS BLACK:先端剛性が極めて高く、ハードヒッター御用達。「絶対に左に行かせない」性能はプロジェクトXに通じる。
- グラファイトデザイン Tour AD XC / UB:フェースのコントロールがしやすく、強い弾道が打てる。
また、プロジェクトXブランド自体からも、ウッド用カーボンシャフト「HZRDUS(ハザーダス)」シリーズが発売されています。
これらはアイアンのプロジェクトXのフィーリングをそのままカーボンに移植したような設計になっており、ブランドを統一したい人には最高の選択肢となります。
アイアンに重量のあるプロジェクトXを入れる場合、ドライバーとの「重量フロー」を整えることがスイング安定の鍵です。あわせて読みたい:『300gドライバー基準の重量フロー!振り心地を揃える調整術』
ドライバーからアイアンまで、「振り心地」を統一することが、スコアアップへの近道です。
しかし、ここで見落としがちなのが、ドライバーとアイアンの間を埋める「ユーティリティ」の存在です。
アイアンを重量級のプロジェクトXにしたのに、UTが軽すぎるカーボンのままだと、そこだけタイミングが早くなり左へのミスを誘発してしまいます。
アイアンとの繋がりをスムーズにし、縦距離を安定させるための『ユーティリティ スチールシャフトの失敗しない選び方ガイド』も合わせて確認し、完璧なセッティングを目指しましょう。
ドライバーで250ヤードを出すのに必要なヘッドスピードは?

多くのアマチュアゴルファーが目標とする「ドライバーでの飛距離250ヤード」。
これを達成し、かつプロジェクトXのようなハードなシャフトを使いこなすには、どれくらいのヘッドスピードが必要なのでしょうか?
一般的に、飛距離は「ヘッドスピード × 5.5(ミート率などの係数)」で計算できると言われています。
逆算すると、250ヤード ÷ 5.5 = 約45.5m/s となります。
つまり、安定して250ヤードを飛ばすには、ヘッドスピード45m/s〜46m/sが必要ということです。
これは、先ほど述べた「プロジェクトX(特に6.0以上)の適正ヘッドスピード」とほぼ一致します。
ヘッドスピードが42m/s〜43m/s程度の場合、ナイスショットでランを含めてなんとか240ヤードに届くかどうか、というのが現実的なラインです。
もしあなたのヘッドスピードが45m/sを超えており、かつスピン量が多くて飛距離をロスしているなら、プロジェクトXのような低スピンシャフトに変えることで、キャリーが伸び、250ヤードの壁を越えられる可能性が高いです。
逆に、ヘッドスピードが足りないのに低スピンシャフトを使うと、ボールがドロップしてしまい、かえって飛距離が落ちてしまいます。
「自分のパワーを効率よく飛距離に変える」ために、現状のヘッドスピードとスピン量を正確に把握することが大切です。
カーボンのHZRDUS(ハザーダス)

先ほど少し触れた、プロジェクトXブランドのウッド用カーボンシャフト「HZRDUS(ハザーダス)」。
PGAツアーでの使用率も非常に高く、「ハードヒッターのためのカーボン」として確固たる地位を築いています。
主なラインナップと特徴は以下の通りです。
- HZRDUS Black (Smoke Black RDX):シリーズで最もハード。低スピン・低弾道で、左へのミスを徹底排除。プロジェクトX 6.0以上を使っている人に最適。
- HZRDUS Smoke Blue RDX:カウンターバランス設計。手元と先端の剛性を高めつつ、中間部のしなりでタイミングを取りやすくしたモデル。
- HZRDUS Smoke Yellow:カウンターバランス設計で、低スピンながらも少し球を上げやすい。
- HZRDUS Red:シリーズの中では比較的ボールが上がりやすく、つかまりも良いモデル。
特に「Smoke Black RDX」は、アイアンでプロジェクトXを使っているユーザーにとって、違和感なく移行できる「本命」と言えます。
全体的に剛性が高く、思い切り叩いてもヘッドが遅れずについてくる感覚は、まさにプロジェクトXそのものです。
「アイアンは調子が良いのに、ドライバーだけ頼りなく感じる…」
そんな悩みを持っているなら、ドライバーにもこの「ハザーダス」を挿してみることで、セッティング全体の統一感が劇的に向上するはずです。
>>ドライバー用「HZRDUS(ハザーダス)」シリーズの最安値をチェックする
注目の新作レッドの特徴

プロジェクトXシリーズに新たに加わった「Project X RED(レッド)」。
従来の「硬い・低い・止まらない(アマチュアには)」というイメージを覆す、画期的なモデルとして注目を集めています。
これまでのプロジェクトXは「元調子」でしたが、このREDは「中元調子」を採用し、さらに先端側の剛性を少し落としています。
これにより、以下のような特徴が生まれました。
- 打ち出し角が高くなる:ボールが上がりやすくなり、キャリーでグリーンを狙いやすくなった。
- スピン量が適度に入る:グリーンでしっかりとボールを止められる。
- 振り心地がマイルド:ガチガチの硬さが和らぎ、少ししなりを感じやすくなった。
つまり、「プロジェクトXのカッコいい見た目や安定性は欲しいけど、もう少し球を上げて楽に打ちたい」というゴルファーの願いを叶えるシャフトなのです。
これは、近年の飛び系アイアン(ストロングロフト)との相性も抜群です。
ロフトが立っているアイアンは球が上がりにくい傾向がありますが、このREDを組み合わせることで、高弾道かつ低スピンの「現代的な飛び」を実現できます。
「自分にはまだ早いかな…」と敬遠していた中級者ゴルファーにとっても、このREDはプロジェクトXデビューに最適な一本となるでしょう。
「高いクラブを買う前に、これだけは読んでください」
この記事を読んでいるあなたは、きっと道具選びに熱心な方だと思います。
しかし正直に言います。どんな名器を使っても、それを扱う「スイングの土台」がグラグラでは、100切りは達成できません。
私が道具沼から脱出し、「ナイスクラブ!」ではなく「ナイスショット!」と褒められるようになった「100切りのロードマップ(基礎練習の記録)」を別記事にまとめました。
次のコンペでライバルを驚かせたい方だけ、続きをご覧ください。
※会員登録などは一切不要です
値段とリシャフトの相場

最後に、気になる価格についてです。
プロジェクトXシャフトは、ダイナミックゴールドなどの一般的なスチールシャフトに比べて、少し高価な設定になっています。
- シャフト単体価格:1本あたり約6,000円〜10,000円程度(モデルや店舗による)
- アイアン6本セット(#5-PW)のリシャフト工賃込み総額:約50,000円〜80,000円程度
新品のアイアンセットで購入する場合、メーカーカスタムとしてプロジェクトXを選ぶと、標準シャフト(DGやMODUS)に比べて追加料金(アップチャージ)が発生することが多いです(1本あたり数千円プラスなど)。
「高いな…」と感じるかもしれませんが、自分に合ったシャフトを使うことによるスコアアップ効果や、買い替えの頻度が減ることを考えれば、決して無駄な投資ではありません。
また、リシャフトを検討する場合は、シャフト代だけでなく、工賃(1本2,000円〜3,000円程度)やグリップ代も計算に入れる必要があります。
少しでも安く抑えたいなら、信頼できる中古ショップで「最初からプロジェクトXが入っている中古アイアンセット」を探すのも賢い方法です。
あるいは、ネット通販でシャフトを安く購入し、持ち込みOKな工房でリシャフトしてもらうという手もあります(持ち込み工賃は割高になる場合があるので注意)。
リシャフトを工房やショップに依頼する場合の工賃相場や、持ち込みの可否については以下の記事で詳しく解説しています。詳細記事:『アイアンシャフト交換の費用比較!ショップ別料金徹底解説!』
自分への投資として、最高の一本を手に入れる準備はできましたか?
予算と相談しながら、ベストな方法でプロジェクトXを手に入れましょう。
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まとめ:プロジェクトXシャフトが合う人はハードヒッター

記事のポイントをまとめます。
理想の弾道を手に入れて、ライバルに差をつけよう!

記事の内容はわかったけど...。
新しいギアを買う「お金」も、スクールに通う「勇気」も、正直ちょっとハードルが高いなぁ...。

迷う気持ち、わかります。
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賢いゴルファーは、いきなりお金を使わず、まずは下の「2つの裏ワザ」から始めていますよ👇
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