ゴルフクラブ選びで、「スリクソンとゼクシオの明確な違いが分からない…」と悩んでいませんか?どちらも有名な国産ブランド・ダンロップのクラブですが、実はターゲットとするゴルファーが全く異なります。この違いを理解せずに自分に合わないクラブを選ぶと、上達の妨げになったり、ゴルフの楽しさが半減してしまったりするかもしれません。
結論から言うと、難しいことを考えずに楽に飛ばしたいアベレージゴルファーなら「ゼクシオ」、自分の技術でボールを操る喜びを追求したい中~上級者なら「スリクソン」が最適です。
この記事では、スリクソンとゼクシオの根本的な違いを、初心者にも分かりやすく徹底解説します。単なる性能比較だけでなく、それぞれのアイアンやボールが持つ思想、メーカーであるダンロップ内でのブランドの位置づけ、さらにはパーツの互換性といった一歩踏み込んだ情報まで、あらゆる角度から掘り下げていきます。
この記事を最後まで読めば、カタログスペックだけでは分からない両者の本質的な違いが明確になり、「自分にはこっちだったのか!」と納得して、後悔のないクラブ選びができるようになります。
- アベレージ向け「ゼクシオ」とアスリート向け「スリクソン」の設計思想の違いがわかる
- アイアンやボールなど、クラブ種別ごとの具体的な性能差がわかる
- ダンロップグループ内での各ブランドの役割や関係性がわかる
- パーツの互換性を知り、カスタマイズの可能性がわかる
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【基本】スリクソンとゼクシオの根本的な違いを5つの視点で比較

画像引用:ダンロップ
このセクションでは、スリクソンとゼクシオの最も基本的かつ重要な違いを5つの視点から比較し、それぞれのブランドがどのようなゴルファーに向けて作られているのかを解き明かします。この基本を押さえるだけで、クラブ選びの方向性がぐっと明確になります。
- スリクソンとゼクシオのターゲット層と設計思想の明確な違いについて
- アイアン性能の具体的な比較ポイント
- ゼクシオはなぜ人気?多くのゴルファーに選ばれる理由
- プロが求めるスピン性能重視のスリクソンのボール特性
- ゼクシオボールの性能比較と選び方
スリクソンとゼクシオのターゲット層と設計思想の明確な違いについて

スリクソンとゼクシオの最大の違いは、ターゲットとするゴルファーと、それに基づいたクラブの設計思想にあります。この根本的な違いを理解することが、自分に合ったクラブを見つけるための最も重要な鍵となります。
スリクソンは、日々の練習を欠かさず、自分のスイング技術でボールを自在に操りたいと考えるアスリートや上級者を主なターゲットとしています。そのため、クラブはプレーヤーの意図をダイレクトにボールに伝える「操作性」を最優先に設計されています。ヘッドスピードが速いパワーヒッターが思い切り叩きに行っても、ボールが左に曲がってしまう「引っかけ」が出にくいように、重心やフェース角が調整されています。プロがトーナメントという極限の状況で勝利を掴むための、シビアな要求に応える性能が追求された、まさに「挑戦者のためのブランド」です。
一方、ゼクシオは、ゴルフを生涯スポーツとして楽しみながら、気持ちよくスコアアップを目指したいと考える、日本中の多くのアベレージゴルファーをターゲットにしています。仕事が忙しく練習時間が限られるアマチュアでも、クラブのテクノロジーの力でやさしく、そして大きな飛距離を出せるように設計されているのが最大の特徴です。多くのゴルファーが悩むスライスを軽減するための重心設計や、ナイスショットの喜びを増幅させる爽快な打球音など、ゴルフの楽しさを最大限に引き出す工夫が随所に凝らされています。「ゴルフを楽にするためのブランド」と言えるでしょう。
項目 | スリクソン | ゼクシオ |
ターゲット層 | アスリート・上級者 (HS42m/s〜) | アベレージゴルファー (HS38m/s前後) |
設計思想 | 操作性重視、プレーヤーが球筋を作る | やさしさ・飛距離性能重視、クラブが球を上げてくれる |
クラブの特性 | 重めでしっかり、意図通りに操る | 軽量で振りやすい、オートマチックに高弾道 |
キーワード | 挑戦、勝利、操作性、信頼 | 楽しさ、飛距離、爽快感、安心感 |
この表からもわかるように、両者はゴルフに対するアプローチが根本的に異なります。自分のゴルフスタイルや目指す方向性を考え、どちらの哲学に共感できるかが、ブランド選びの大きな指針となります。
アイアン性能の具体的な比較ポイント

ドライバーと同様に、スコアメイクの要となるアイアンにも、スリクソンとゼクシオの設計思想が色濃く反映されています。特にソール形状、ヘッド構造、そして打感という3つのポイントに大きな違いが見られます。
まずソール形状ですが、これは地面との接し方を決める重要な部分です。ゼクシオはソール幅が広く、丸みを帯びた形状をしています。これにより、インパクト時に多少手前からヘッドが入ってしまう「ダフリ」のミスをしても、ソールが地面を滑り、致命的なミスになりにくい設計になっています。
初心者やアベレージゴルファーが最も恐れるミスへの許容度が高く、大きな安心感を与えてくれます。
対するスリクソンは、プロや上級者が好むシャープで抜けの良い薄いソールが特徴です。しかし、ただ薄いだけでなく、2014年モデルから採用されているV字型の「ツアーV.T.ソール」により、芝の抵抗を最小限に抑え、どんなライからでもスムーズにヘッドが抜ける工夫が施されています。この技術により、ダフリのミスにも一定の強さを両立させています。
次にヘッド構造です。ゼクシオは、反発性能が非常に高いチタンなどの素材をフェースに採用し、ボディはより深い重心を実現するステンレスという複合構造が主流です。これにより、スイートエリアが格段に広がり、芯を外したショットでも飛距離のロスを最小限に抑える「寛容性」を極限まで追求しています。
一方、スリクソンは、プロや上級者が打感を重視することから、単一の軟鉄素材を叩いて成型する「軟鉄鍛造」モデルを多くラインナップしています。これにより、ボールがフェースに吸い付くようなソリッドで心地よい打感を実現。また、ボールをコントロールしやすいコンパクトなヘッド形状で、プレーヤーの技術を最大限に引き出します。
どちらのアイアンが合うかは、アイアンに何を求めるかによって明確に分かれます。ミスへの強さと安定した飛距離を最優先するならゼクシオ、繊細なフィーリングと球筋の操作性を重視するならスリクソンがおすすめです。
ゼクシオはなぜ人気?多くのゴルファーに選ばれる理由

ゼクシオが2000年の発売以来、長年にわたり販売数トップクラスを維持し続けるのには、単なる性能だけでは説明できない、明確な理由があります。その人気の秘密は、「絶対的な安心感」「ゴルフを楽しくする演出力」「高い資産価値」の3つに集約されます。
最大の魅力は、やはり「誰が打っても、そこそこ真っ直ぐ大きく飛んでくれる」という絶対的な安心感です。難しいスイング理論を考えなくても、クラブのテクノロジーがプレーヤーのミスをカバーし、理想的な高弾道を生み出してくれます。このオートマチックなやさしさが、「ゼクシオを使えば大丈夫」という絶大な信頼感に繋がり、特に週末にゴルフを楽しむ多くのアベレージゴルファーの強い味方となっています。
次に、ゴルフという体験そのものを楽しくする「演出力」です。その象徴が、ゼクシオ特有の高い金属音。この「キーン!」という爽快な打球音は、多くのゴルファーにとってナイスショットの証であり、プレーの楽しさを何倍にも増幅させてくれます。研究開発では打球音の周波数まで徹底的に分析されており、人間が最も心地よいと感じる音響設計が施されています。ミスヒットしても比較的良い音がするため、プレー中のメンタルをポジティブに保つ効果もあると言われています。
最後に、実用的な側面として「高い資産価値」も無視できません。長年トップブランドとして市場を牽引してきた結果、中古市場でも非常に人気が高く、値崩れしにくい傾向があります。これは、新しいモデルに買い替える際に、下取り価格が期待できるという大きなメリットに繋がります。つまり、初期投資は安くありませんが、長期的に見ればコストパフォーマンスが高いとも言えるのです。この安心感が、購入の後押しとなっています。
プロが求めるスピン性能重視のスリクソンのボール特性

スリクソンのゴルフボールは、クラブと同様に、世界のトッププロがトーナメントで勝利するために求めるシビアな要求に応える「スピンコントロール性能」を最大の特徴としています。特にフラッグシップモデルである「Z-STAR」シリーズがその思想を最も強く体現しています。
Z-STARシリーズのボールは、表面に非常にソフトで摩擦係数の高い「ウレタンカバー」を採用しています。この特殊なカバーが、ウェッジやショートアイアンの溝にインパクトの瞬間にしっかりと食いつきます。これにより、アプローチショットなどで強烈なバックスピンを生み出し、硬い高速グリーン上でもボールを狙った位置にピタリと止めることを可能にします。ドライバーショットではスピンを抑えて飛距離を稼ぎ、グリーン周りではスピンをかけて止める、という理想的な性能を高次元で両立させているのです。
また、シリーズ内でもゴルファーのタイプに合わせて選択肢が用意されています。最もソフトな打感でスピン性能を極めた「Z-STAR」、しっかりとした打感で飛距離性能も重視した「Z-STAR XV」、そしてその中間的な性能を持つ「Z-STAR ◆(ダイヤモンド)」など、ヘッドスピードや求める打感、理想の弾道によって最適な選択が可能です。
飛距離性能ももちろんトップクラスですが、スコアメイクの鍵を握る100ヤード以内のショートゲームでのパフォーマンスを最優先に考える、向上心の高いゴルファーに最適なボールです。
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ゼクシオボールの性能比較と選び方

ゼクシオのゴルフボールは、「もっと楽に、もっと遠くへ、もっと気持ちよく」というクラブと同じコンセプトを共有し、アマチュアゴルファーのゴルフ体験を豊かにするために開発されています。心地よいソフトな打感と、大きな飛距離性能が最大の魅力です。
主力モデルである「ゼクシオ リバウンドドライブⅡ」は、従来の「飛距離追求型(ディスタンス系)」と「スピン性能追求型(スピン系)」の垣根を取り払った「第3のボール」とも呼ばれる万能タイプです。ドライバーショットでは高初速・低スピンで大きく飛び、アプローチショットでは適度にスピンがかかってくれるため、ボールに多くの性能を求める現代のゴルファーのニーズに応えます。非常にソフトな打感も特徴で、幅広いレベルのゴルファーにマッチします。
一方、「ゼクシオ プレミアム」は、その名の通り、最上級のフィーリングと贅沢な飛びを追求したモデルです。ゴールドの上品なパッケージが象徴するように、インパクト時の非常にソフトな打感と、高弾道でどこまでも飛んでいくような大きな飛距離が魅力です。特に、ヘッドスピードが比較的ゆっくりなゴルファーや、打球感に強いこだわりを持つゴルファーから絶大な支持を得ています。大切なコンペやプレゼントにも最適なボールです。
モデル | 構造 | 特徴 | こんな人におすすめ |
リバウンドドライブⅡ | 3ピース | 飛距離とスピンを両立した万能タイプ | 幅広いゴルファー、ボール選びに迷ったらコレ |
プレミアム | 3ピース | 最上級のソフトな打感と大きな飛距離 | 打感重視派、ヘッドスピードがゆっくりなゴルファー |
自分のプレースタイルや、ゴルフに何を求めるか(飛距離か、打感か)を基準に選ぶことで、ゼクシオのクラブが持つ性能をさらに引き出し、より楽しいラウンドを実現することができます。
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【深掘り】知って得するスリクソンとゼクシオの違いと関係性

ここでは、両ブランドの表面的な違いだけでなく、メーカーであるダンロップ内での戦略的な位置づけやブランド間の関係性、さらにはパーツの互換性といった、一歩踏み込んだ情報について解説します。これを知ることで、なぜこれほど違うクラブが同じメーカーから生まれるのかが理解できます。
- ゼクシオはどこの国?製造・開発は日本のメーカー
- どこのメーカー?ゼクシオは国産ブランド・ダンロップが製造
- ゼクシオとダンロップは国内主力ブランドとしての関係性
- スリクソンとダンロップの世界戦略ブランドとしての役割の違い
- スリクソンとダンロップはどんな関係?開発思想とターゲットの違い
- クリーブランドとスリクソンはウェッジを補完し合う関係性
- グループ内での専門的な役割分担
- スリクソンとゼクシオのスリーブの互換性で広がるカスタムの可能性
ゼクシオはどこの国?製造・開発は日本のメーカー

「ゼクシオはどこの国のブランド?」という疑問を持つ方もいますが、ゼクシオは企画、開発、製造の拠点を日本に置く、紛れもない日本のブランドです。海外ブランドが人気を集める中でも、一貫して日本のゴルファーの体力、スイング特性、さらには感性までを徹底的に研究し、日本のゴルファーのために開発されています。
例えば、軽量でありながらも当たり負けしないシャフトや、日本人が心地よいと感じる打球音の設計などは、まさに日本のゴルファーを知り尽くしているからこそできる技術です。その高い品質と性能は、世界に誇る日本の優れたものづくり技術の結晶と言えるでしょう。国内で圧倒的なシェアを誇るだけでなく、同じアジア圏のゴルファーからも高い支持を得ています。
どこのメーカー?ゼクシオは国産ブランド・ダンロップが製造

ゼクシオを製造しているメーカーは、高性能なタイヤでも世界的に有名な日本の企業、ダンロップ(住友ゴム工業)です。ダンロップは100年以上にわたるゴム製品の研究開発で培った技術力を背景に、ゴルフ用品メーカーとしても長い歴史と高い実績を誇り、日本のゴルフ界を常にリードしてきました。
2000年に「21世紀の王者(XXI O = 21st ON)」となるべく誕生したゼクシオは、その名の通り、ダンロップのゴルフ事業の中核を担う大ヒットブランドとなりました。素材科学から人間工学まで、多岐にわたる分野の専門家たちが結集し、日本のゴルファーを徹底的に研究した成果が、ゼクシオというクラブに凝縮されているのです。
ゼクシオとダンロップは国内主力ブランドとしての関係性

ダンロップのゴルフ事業におけるブランドポートフォリオの中で、ゼクシオは「国内市場の圧倒的No.1ブランド」という明確な位置づけにあります。その役割は、ゴルフ人口の大多数を占める国内のアベレージゴルファーにゴルフの楽しさを提供し、市場の大部分を支えることです。
ゼクシオの絶大な人気と売上は、ダンロップのブランドイメージを向上させるだけでなく、企業全体の収益にも大きく貢献しています。2年ごとに行われるモデルチェンジはゴルフ業界全体の大きなイベントとなり、常に市場を活性化させ、牽引する存在であり続けること。それが、ダンロップグループにおけるゼクシオの最も重要なミッションであり、その期待に応え続けてきた実績が、現在の地位を築いています。
スリクソンとダンロップの世界戦略ブランドとしての役割の違い

ゼクシオが国内市場を最重要視しているのに対し、スリクソンとダンロップの関係は「世界で戦うためのグローバル戦略ブランド」という位置づけになります。スリクソンの主な戦場は、世界の強豪がひしめくPGAツアーやDPワールドツアーです。そこで勝利を重ね、ブランドの卓越した技術力と性能をグローバル市場に証明することが最大の役割です。
松山英樹プロをはじめとする世界のトッププレーヤーが、マスターズや全米オープンといったメジャー大会でスリクソンのクラブを使って活躍することこそが、何物にも代えがたい最高の広告となります。これにより、競技志向の強い世界のゴルファーからの信頼を獲得し、ゴルフの本場である北米や欧州といった巨大市場でのシェア拡大を目指しています。ゼクシオとは全く異なる市場とターゲットに、異なるアプローチで挑むのがスリクソンの使命です。
スリクソンとダンロップはどんな関係?開発思想とターゲットの違い

「スリクソンとダンロップはどんな関係?」という問いへの答えを分かりやすくまとめると、「同じ親(ダンロップ)から生まれた、性格も得意なことも全く違う兄弟」というイメージがぴったりです。ゼクシオが、国内の多くの人々に愛される、親しみやすい長男だとすれば、スリクソンは、世界を舞台に己の力で道を切り拓く、ストイックな次男のような存在です。
この明確な役割分担があるからこそ、ダンロップは初心者からプロまで、非常に幅広いゴルファー層のニーズに高いレベルで応えることができます。開発思想もターゲットも異なるため、クラブの重量、形状、打感といった性能が全く違うのは当然と言えます。両者は社内で競合するのではなく、それぞれの得意分野で市場をカバーし合いながら、ダンロップのゴルフ事業全体を支える、強力な両輪となっているのです。
クリーブランドとスリクソンはウェッジを補完し合う関係性

クリーブランドゴルフも、実は2007年からダンロップグループの一員となっています。特にグリーン周りのスコアメイクの鍵を握る「ウェッジ」の分野で世界的に高い評価と歴史を持つブランドであり、スリクソンとは「ショートゲームのパフォーマンスを最大化するために補完し合う関係」にあります。
多くのスリクソン契約プロが、アイアンセットはスリクソン、しかしウェッジ(特に52度以降)はクリーブランドのモデル、という組み合わせで使用しています。これは、それぞれのブランドが持つ得意分野を最大限に活かすための戦略的な選択です。スリクソンがカバーしきれない、より専門的で多様なソール形状やスピン性能が求められるウェッジの領域を、ウェッジ専門ブランドとも言えるクリーブランドが担うことで、グループ全体としてプレーヤーに最高のパフォーマンスを提供しているのです。
グループ内での専門的な役割分担

クリーブランドとスリクソンの関係は、ダンロップグループ全体で展開される、巧みな「専門的な役割分担」戦略の好例です。ゴルファーのバッグの中にある14本のクラブ、その一本一本に対して最高の選択肢を提供するため、各ブランドがそれぞれの得意分野に特化し、専門性を高めています。
このように、各ブランドがそれぞれの領域で専門性を高めることで、ゴルファーは自分の目的やレベルに応じて、ブランドの垣根を越えて最適なクラブを組み合わせることができます。例えば、ドライバーはゼクシオ、アイアンはスリクソン、ウェッジはクリーブランド、といった自由で最適なセッティングが、グループ内で完結できるのです。
スリクソンとゼクシオのスリーブの互換性で広がるカスタムの可能性

これまで明確にターゲットを分けてきたスリクソンとゼクシオですが、近年、その垣根を越える興味深い動きがあります。それが、2019年に登場した「ゼクシオ エックス」シリーズによってもたらされた、パーツの互換性です。
具体的には、「スリクソン」のドライバーと、「ゼクシオ」の中でもアスリート寄りのモデルである「ゼクシオ エックス」のドライバーは、同じ規格の調整機能付きスリーブ(通称カチャカチャ)を採用しています。このスリーブは、シャフトとヘッドを繋ぐ部品で、ロフト角やフェース角を調整できる機能を持っています。これが同じ規格であるということは、両ブランドのヘッドとシャフトを自由に入れ替えることが可能になったことを意味します。
例えば、「スリクソンの小ぶりなヘッド形状は好きだけど、純正シャフトは少しハードに感じる」というゴルファーが、より軽量でしなやかなゼクシオ エックスの純正シャフトを装着してみる、といったカスタマイズが手軽にできます。逆もまた然りです。これにより、自分だけの最適な一本を見つけ出すためのフィッティングの可能性が、メーカーの垣根を越えて大きく広がりました。ただし、スタンダードモデルのゼクシオ(レギュラーモデル)にはこの調整機能がないため、互換性はありませんので注意が必要です。
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本気で、上手くなりたくありませんか?
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「もし上手くならなかったら…」という不安は不要です。
結果に絶対の自信があるからこそ、この保証があります。
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総括:スリクソンとゼクシオの違いを理解して最適なクラブを選ぼう

この記事で解説してきた、スリクソンとゼクシオの重要な違いをまとめます。
この記事が、あなたのゴルフライフをより豊かにする、最適なクラブ選びの一助となれば幸いです。