ガレージの内装には、OSB合板を使うのが最近人気です。ただ、そのメンテナンスには注意が必要だって知ってました?
ガレージは、車を止めるだけでなくDIYをするスペースとしても便利ですが、内装には何を使うかで悩む人も多いでしょう。そこで、最近人気が高まっているOSB合板に注目してみました。
- ガレージの壁にOSB合板を貼る前に何を確認するか?
- OSB合板の汚れを落とす方法は?
- OSB合板を長持ちさせるためには何に注意するればよい?
しかし、長期間使用するためには、メンテナンスが必要です。この記事では、OSB合板の貼る前に確認すべきことや、メンテナンス方法について詳しく解説します。
- ガレージの壁にOSB合板を貼る前に確認すべきこと
- OSB合板のメンテナンス方法
- OSB合板を長持ちさせるための注意点
OSB合板を使う人は必読の内容です。本記事を読むことで、ガレージ内のOSB合板を長持ちさせるためのコツを知ることができるます。
せっかく作った理想のガレージを、長くきれいなまま使用できるようになりますよ。
それではどうぞ!
ガレージの壁にOSB合板を貼る前に確認すべきこと
OSB合板は木片を熱圧着した合板材料で、アメリカンガレージにはピッタリの材料です。なんとなく、殺風景だったガレージもOSB合板を貼ることで見た目や機能性がグンとアップするので、DIYで壁に貼る人も多くなっています。
ガレージの壁にOSB合板を貼るならここに注意
OSB合板を貼る場合、ガレージの壁に直接貼っていくことも可能です。ただし、ガレージで壁でよく使われる素材のガルバリウム鋼板であっても穴をあけるとそこから錆びる可能性も高くなります。
トタンであれば、すぐにさびが発生してしまう…なんてことも。できれば貼る場合は、内側に2×4材などをかまして、そこにOSB合板を打ち付けると錆びが発生しづらくおすすめですよ。
またOSB合板は水分に弱いため、湿気や水滴に注意する必要があります。OSB合板は木片の隙間や接着剤の部分が水分を吸収しやすく、湿気のあるところ、常時水がかかるような場所や水周りには施工しないようにしましょう。
膨張や変形を起こしてしまい最悪の場合可能性があります木が腐ったりやシロアリの発生してしまいます。何より強度や耐久性が著しく低下してしますので安全面からもNGです。
OSB合板は水に弱いといいました。そのため油性ペンなどで書き込んだりすると汚れやすく、汚れを落とすことが難しい特徴もあります。
お子様が小さいご家庭はいたずら書きにはご注意を。それも味といえば味になるとは思います。気になる方は表面を保護するために塗装やワックスを施すことをおすすめします。
- 貼り付ける場合はガレージの壁に直接ビス打ちをしない
- 水分に弱いので、水回りには使用しない。
以上のようにOSB合板をガレージの壁に貼る前に確認すべきことは、水分や汚れへの対策や表面処理です。ご参考になれば幸いです。
OSB合板のメンテナンス方法
つづいてOSB合板のメンテナンス方法について解説していきますね。
- 汚れを落とす方法
- 傷を修復する方法
それぞれ見ていきましょう。
OSB合板の汚れを落とす方法
OSB合板の油汚れを落とすには、重曹にお湯を少量かけて混ぜて粘性がある状態にして、汚れた部分に塗布してしばらく待った後にブラッシングして洗浄すると木を傷めず汚れをおとすことができます。
OSB合板は木片の隙間や接着剤の部分が汚れを吸収しやすいため、油汚れなどが付着すると正直落としにくいです。そのためできるだけ水分や油がつかないようにするのがおすすめです。
間違っても水と洗剤を大量に使った、方法で洗浄することは止めておきましょう。もしくは張替え自体は、簡単にできるので数年に一度気になるようであれば、張り替えてみるのも良いと思います。
OSB合板の傷を修復する方法
OSB合板は面内せん断性能が高く、構造用合板の2~3倍の値を示します。難しい言葉がでてきましたが、要は頑丈ってことです。なので、傷が付いても強度や耐久性に大きな影響はないでご安心を。
ただ傷が気になる場合もあると思います。その場合は、塗装やワックスなどで目立たなくすることができますよ。
まず、合板の表面を紙ペーパーで均一に研磨し、ホコリやゴミを取り除きます。次に、ウッドパテを塗布し、十分に乾かします。その後、耐水ペーパーで軽く研磨してからペンキやニスや塗布すれば完成です。
やすりで研磨することで滑らかな表面に仕上げることができます。キズが気になる方はぜひお試しあれ。
OSB合板のクリーニング方法
これまでお伝えしてきたように、OSB合板は水に弱いので、クリーニング方法は、ほこりや軽い汚れは乾いた布や掃除機で拭き取るようにしましょう。
油性の汚れやしつこい汚れは中性洗剤を水で薄めた液体を柔らかい布やスポンジに含ませてかるく拭き取るようにしてください。拭き取った後は乾いた布で水分をふき取ることが重要です。
此処から先はより細かく説明していきます。
掃除の頻度と方法
OBS合板は水に弱いので、経年劣化により黒ずんできたり、もろくなることがあります。そうならないために、水がついたらすぐに拭くようにしましょう。
適切な湿度が保たれている場合は、そこまで気にする必要はないですが、湿っぽい状態であればガレージに換気扇をつけたり、週に一度はガレージを開けて風通しをよくすることでOSB合板の寿命を長く保つことができます。
掃除の方法は、至ってシンプルです。ほこりや軽い汚れは乾いた布や掃除機で拭き取るようにすることで、水によるダメージをできるだけ少なくしましょう。月に1度くらいにホコリを取ったりするれば大丈夫です。
逆に毎日水拭きをしているのは良くないので注意してください。水や油がつきそうなところは、例えば入り口付近など、はOSB合板の上に石膏ボードをはって更にその上にクロスをはるとうまくいきますよ。
間違ってもOSB合板の上に直接クロスははらないでくださいね。というか、絶対無理だと思います。でこぼこした表面にはるとぐちゃぐちゃになりそうです…
掃除に使う道具と洗剤の種類
OSB合板の汚れにあわせて、それぞれ紹介します。
埃や軽い汚れの場合は、柔らかい布やほうきで拭き取ります。水や油などの液体の汚れの場合は、速やかに乾いた布で吸い取ります。その後、中性または弱酸性の合成洗剤を水で薄めたものを柔らかい布に含ませて拭き取ります。
シミやカビなどの頑固な汚れの場合は、漂白剤を水で薄めたものを柔らかい布に含ませて拭き取ります。ただし、漂白剤は色落ちや変色を引き起こす可能性があるため、目立たない部分で試してから使用してから実施すると安心です。
表にまとめるとこんな感じです。
汚れの種類 | 対処方法 |
埃・軽い汚れ | 柔らかい布・ほうきで拭く |
水シミ・油シミ | 乾いた布で吸い取り、中性・弱酸性洗剤で拭く |
頑固な汚れ(シミ・カビ) | 試してから漂白剤で拭く |
OSB合板の長持ちさせるための注意点
SB合板は湿気に弱いので、DIYによる使用場所に注意して使用するようにしましょう。水濡れを避け、通気性の良い場所で保管することが大切です。
注意点を守って、使用することでOSB合板を長持ちさせることができますよ。できるだけ長持ちさせる取り扱い方法に説明しますので、ひとつづみていきましょう!
湿気や水濡れに注意すること
OSB合板は、湿気や水濡れに弱い材料です。湿気の浸入によってパネル全体に対する内部応力が発生し、反りや剥離が起こりやすくなりるので水濡れには注意しましょう。
また水分を吸収したままにすると膨張した部分が乾燥するときに戻るため、でこぼこして見た目にも美しくなくなります。
そうならないためにOSB合板を長持ちさせるために、こちらの注意点を気をつけましょう。
- 湿気の多い場所では使用しない
- 雨や水滴などの直接的な水濡れを避ける
- 通気性の良い場所で保管する
- 防水シートや塗装などで表面を保護する
ガレージの出入り口は屋外からの雨や結露が発生しやすい場所なのであらかじめ防水シートを張っておくと対策になります。より簡単にDIYするならプラダンボードを貼るのもおすすめです。
太陽光や熱による劣化を防ぐ方法
OSB合板は、水に弱いとこれまでお伝えしてきました。そもそも屋外での使用を想定していないので、こちらは参考までにご注意を。太陽光や熱によっても劣化する可能性があります。
いわゆる光劣化です。光劣化とは主に紫外線が原因で起こる症状です。光劣化が起こると色が白っぽく変色したり、強度が落ちるのであまり直射日光があたるような場所に使用するのは避けるようにしようしょう。
対策方法はこちら
- 屋外で使用する場合は、耐候性のある塗装や防水シートなどで表面を保護する
- 屋内で使用する場合は、直射日光や高温多湿な場所を避ける
- 通気性の良い場所で保管する
以上がOSB合板の太陽光や熱による劣化を防ぐ方法です。ご参考になれば幸いです。
まとめ
OSB合板を使ってガレージの壁をDIYする前に、以下の点を確認しましょう。
OSB合板を使ってガレージの壁をDIYする際には、ポイントを抑えてることで見た目が良いまま長く使用できますよ。
今回紹介したOSB合板のメンテナンス方法に注意すれば、DIYで施工した、ガレージの壁を長いあいただきれいなまま使用ができます。
一生懸命作った理想のガレージをより長い間きれいに保ちましょう!
ガレージを作るための費用を知りたい方はこちらが参考になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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