「フェアウェイウッドのロイコレ」という言葉を、ゴルフ好きなら一度は耳にしたことがあるかもしれません。1990年代から2000年代にかけ、国内外のツアーを席巻し、多くのゴルファーを魅了してきた伝説のブランド、ロイヤルコレクション。その卓越した性能、特に地面からの抜けの良さと操作性の高さは、今なお語り草となっています。
しかし、BBDやSFD、RCスターなど数多くのシリーズが存在し、「一体どのモデルが自分に合うんだろう?」「歴代の名器と呼ばれるクラブを一度は使ってみたいけど、中古で探すのは情報が少なくて不安…」といった、具体的な悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。あなたはただ古いクラブのカタログ情報を知りたいのではなく、今の自分のゴルフに本当に役立つのか、コストパフォーマンスはどうなのか、そして何より、最高の打感を味わえる「本物の一本」に出会いたいと願っているはずです。
この記事では、そんなあなたの真摯な探求心に、どこよりも詳しくお答えします。結論から言うと、ロイヤルコレクションの歴代フェアウェイウッドの中からあなたにとって最適な一本を見つけ出すには、伝説と謳われる名器たちの個性と、中古市場で賢く選ぶための正しい知識を持つことが不可欠です。
本記事は、あなたのゴルフを変える「相棒」を見つけるための具体的なロードマップです。今も輝く伝説の名器から、BBDシリーズ、AM-Xシリーズといった人気モデルの評価、そして中古市場で絶対に失敗しないための注意点まで、徹底的に、そして深く解説します。さらに、その卓越した技術はフェアウェイウッドだけに留まらないことを証明するために、ドライバーやアイアン、ユーティリティといった他の歴代クラブや、使用者プロたちが築き上げた輝かしい伝説にも光を当てていきます。
- なぜ名器と呼ばれるのか?その性能とストーリーを深掘り。
- BBD、AM-X、SFD…あなたに合うのはどのシリーズか、明確になります。
- 状態の良いクラブを見極め、最高のコスパを実現するためのチェックリスト。
- ロイコレの真の魅力はFWだけじゃない。ドライバーからアイアンまで網羅。
この記事を最後まで読めば、ロイヤルコレクションのクラブに関するあらゆる疑問が解消され、あなたにぴったりの「最高の相棒」が必ず見つかります。そして、次のラウンドが待ち遠しくなるほどの興奮と期待を手に入れることができるでしょう。
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「ロイヤルコレクションの歴代フェアウェイウッド」名器ランキングと評価

「フェアウェイウッドのロイコレ」という揺るぎない伝説は、決して偶然生まれたものではありません。それは、ゴルファーの厳しい要求に応え続けた、数々の名器によって築き上げられました。このセクションでは、その伝説の核心に迫ります。今なお多くのゴルファーを虜にする伝説のモデルから、現代のテクノロジーが注ぎ込まれた人気シリーズ、そして賢く最高の逸品を手に入れるための実践的な中古選びのポイントまで、ロイヤルコレクションの歴代フェアウェイウッドが持つ抗いがたい魅力のすべてを、余すことなく解説します。
- 今も輝く伝説の名器3選
- BBDシリーズの系譜と特徴
- AM-Xシリーズのやさしさを解説
- モデル別のリアルな評価と口コミ
- 中古市場で探す際の注意点
- 最新モデルの発売日は2025年6月17日
- 日本の神戸で創業したゴルフクラブメーカー
今も輝く伝説の名器5選
ロイヤルコレクションのフェアウェイウッドには、発売から十数年経った今でも、その輝きを失わない不朽の「名器」が存在します。ここでは、性能、ストーリー、そして人気のすべての面で、特に評価の高い伝説のモデルを3つ厳選し、その魅力を深く掘り下げます。
Super CV B.B.D Type-H (2002年/2004年発売)

このクラブを語らずして、ロイコレは語れません。まさに「名器中の名器」と呼ぶにふさわしい一本です。2013年、井戸木鴻樹プロがこのクラブを武器に全米シニアプロゴルフ選手権を制覇したという事実は、その性能が時代を超えて通用することを証明しました。特徴は、プロ・上級者が好む小ぶりで引き締まったヘッド形状。
このヘッドが可能にする抜群の操作性は、ドロー、フェードを自在に打ち分けたいプレイヤーにとって最高の武器となります。そして、ロイコレの代名詞である馬蹄型ソールによる「抜けの良さ」。少しボールが沈んだライからでも、地面を滑るようにヘッドが走り、力強いライナー系の弾道でボールを前へと運びます。
現代のクラブのようにオートマティックなやさしさはありませんが、芯を捉えた時のソリッドな打感と、風を切り裂くような弾道は、一度味わうと他のクラブでは満足できなくなるほどの快感です。中古市場では1万円以下で見つかることもあり、コストパフォーマンスは最高クラスと言えるでしょう。
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BBD 305V (2010年発売)

BBDシリーズの中でも特に評価が高く、多くの競技ゴルファーから絶大な支持を受けたモデルです。美しい洋ナシ型のヘッド形状は、アドレス時にターゲットに対してスクエアに構えやすく、ゴルファーに絶大な安心感を与えます。
この「顔の良さ」が、シビアな場面でも思い切ったスイングを可能にするのです。性能面では、コントロール性を極限まで高めているのが特徴。重心距離が短めに設計されており、プレイヤーの意図に非常に敏感に反応します。
そのため、ボールを曲げてコースを攻略する楽しみを教えてくれるクラブでもあります。飛距離性能も高く、ロースピンの強弾道でランも稼げるため、トータルでの飛距離は最新モデルにも引けを取りません。ある程度ヘッドスピードがあり、自分でボールを操作したい中〜上級者におすすめの一本です。
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PRO TP (2007年発売)

その名の通り、ツアープロの要求に応えるために開発された、純然たるアスリートモデルです。実際に国内男子ツアーで使用率No.1を獲得した実績が、その性能の高さを物語っています。ややディープなフェースと小ぶりなヘッドは、吹け上がりを抑えた非常に強い中弾道を生み出すために設計されています。
ヘッドスピードが速いプレーヤーが叩きにいっても左に引っかかりにくく、強い信頼関係を築けるクラブです。決してやさしいモデルではありませんが、自分のスイング技術でボールを操りたいと考える本格派のゴルファーにとっては、これ以上ない武器となるでしょう。中古市場で見つけたら、一度は試してみる価値のある名器です。
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BBD 306V (2012年発売)

名器「305V」の正統後継モデルとして、多くのゴルファーの期待を背負って登場しました。基本的な設計思想は305Vを踏襲し、プロが好む操作性と力強い弾道は健在です。
その上で、ヘッド体積をわずかに大きくし、ソールデザインに改良を加えることで、寛容性を向上させているのが最大の特徴です。
305Vのシャープさを少しだけマイルドにし、より多くのゴルファーがBBDシリーズの真髄を味わえるように進化しました。操作性は欲しいけれど、少しだけ安心感も欲しい、という中上級者のわがままな要求に見事に応えてくれるモデルです。
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SFD X7 Titanium (2014年発売)

「ロイコレは難しい」というイメージを払拭し、やさしさと飛距離性能を高い次元で両立させたことで、幅広いゴルファーから支持されたモデルです。最大の特徴は、フェース素材に贅沢なチタンを採用したこと。これにより、ドライバーのような力強い弾き感と爽快な打球音を実現し、圧倒的なボール初速を生み出します。
さらに、シャローフェース設計と深重心化により、誰が打ってもボールが楽に上がる「お助けクラブ」としての側面も持っています。ミスヒットに対する寛容性も高く、打点が多少ブレても飛距離のロスが少ないため、フェアウェイウッドに苦手意識を持つアベレージゴルファーのスコアメイクを劇的に改善する可能性を秘めています。
やさしく飛ばしたい、でも顔の良さやブランドイメージにもこだわりたい、そんな欲張りなゴルファーに最適な選択肢です。
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BBDシリーズの系譜と特徴

ロイヤルコレクションのフェアウェイウッドの歴史において、BBDシリーズはブランドの魂とも言える存在です。アスリートゴルファーや上級者の厳しい要求に応え続け、ツアーシーンで数々の伝説を築き上げてきました。「BBD」とは「Brass Balata Distance」の略。かつて高級ボールの素材であったバラタのように、ボールがフェースに食いつくような打感と、ブラス(真鍮)ウェイトによる最適重心設計で圧倒的な飛距離を実現するという開発思想が込められています。
BBDシリーズの系譜を語る上で欠かせないのが、その一貫した設計思想です。どのモデルにも共通しているのは、プロや上級者が求める、構えやすく集中力を高めるコンパクトでシャープなヘッド形状です。これにより、ゴルファーの繊細な感覚をクラブがダイレクトにボールに伝え、ドローやフェードといった球筋を意のままに操ることを可能にします。
モデル名 | 発売年 | 主な特徴 |
---|---|---|
Super CV B.B.D | 2002年 | 伝説の始まり。小ぶりなヘッドと抜群の操作性で一世を風靡。 |
BBD 304T | 2008年 | チタンフェースを採用し、飛距離性能をさらに強化したモデル。 |
BBD 305V | 2010年 | シリーズの中でも特に「顔の良さ」で評価が高く、コントロール性能に優れる。 |
BBD 306V | 2012年 | 305Vの正常進化版。ソールの抜けをさらに改良し、操作性を維持しつつ寛容性を向上。 |
BBD V7 | 2016年 | BBDシリーズの集大成とも言えるモデル。伝統の形状に最新技術を融合。 |
この表からもわかるように、BBDシリーズは常に時代の最先端を行くアスリートゴルファーの要求に応える形で進化を遂げてきました。中古市場では、これらの歴代モデルが手頃な価格で手に入ります。自分のスイングや求める弾道を考えながら、歴史に名を刻んだ名器の中から最適な一本を探し出すのは、ゴルファーにとって至福の時間と言えるでしょう。スキルアップを目指す熱心なゴルファーにとって、BBDシリーズは最高の教科書であり、最高のパートナーとなり得るのです。
AM-Xシリーズのやさしさを解説

ロイヤルコレクションのフェアウェイウッドと言えば、上級者向けのシャープなモデルを想像する方が多いかもしれません。しかし、2022年に登場した「AM-X」シリーズは、そのイメージを心地よく裏切る「究極のやさしさ」をコンセプトに開発されたモデルです。ゴルフを愛するすべてのアベレージゴルファーが、もっと楽に、もっと楽しくラウンドできるようにという願いが込められています。
AM-Xシリーズの「やさしさ」を構成する技術的な要素は明確です。まず、安心感のあるやや大きめのヘッドサイズと、ボールを包み込むようなラウンド形状。これにより、アドレス時に自然とボールがつかまるイメージが湧き、スライスに悩むゴルファーの不安を解消します。次に、徹底した低重心・深重心設計。
これにより、インパクト時にヘッドがボールの下に潜り込みやすく、意識しなくても自然と高弾道のボールが打てるのです。フェアウェイウッドでボールが上がらず、ゴロばかり出てしまうという悩みを持つゴルファーにとっては、まさに救世主のような存在と言えるでしょう。
さらに、ミスヒットへの強さも特筆すべき点です。フェースの反発エリアが広く設計されており、芯を多少外しても飛距離のロスが最小限に抑えられます。難しいことを考えずに、ただシンプルにボールの方向を向いてスイングするだけで、クラブが仕事をしてくれる。
そんなオートマティックな性能がAM-Xシリーズの真骨頂です。競技志向の上級者向けモデルである「TM-X」シリーズとは対極に位置するモデルであり、自分のゴルフスタイルに合わせて選べるラインナップの幅広さも、新生ロイコレの魅力と言えるでしょう。
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モデル別のリアルな評価と口コミ

カタログスペックだけではわからないクラブの真の価値は、実際にそれを使ったゴルファーの声にこそあります。WEB上に存在するロイヤルコレクションのフェアウェイウッドに関する膨大な口コミやレビューを分析すると、このブランドが長年にわたって愛され続ける理由と、選ぶ上での重要なヒントが浮かび上がってきます。ここでは、ユーザーから寄せられたリアルな声を基に、その評価を項目別に深掘りしていきます。
絶賛される「顔の良さ」と「構えやすさ」
多くの口コミで共通して見られるのが、ヘッド形状、いわゆる「顔」に対する絶賛の声です。あるユーザーは「この顔にひと目ぼれして購入させて頂きました」とコメントしており、性能以前に、その美しい形状が購入の決め手になったことがわかります。
これは、ロイヤルコレクションが一貫してこだわり続ける設計思想の表れです。特にBBDシリーズなどのアスリート向けモデルに見られる、小ぶりで引き締まった洋ナシ型のヘッドは、アドレス時にターゲットに対してスクエアに構えやすく、ゴルファーに絶大な安心感と集中力を与えます。
多くのユーザーが「小振りのヘッドで振り抜けが良い」と評価しているように、見た目のシャープさが実際の振りやすさにも直結しているのです。この「構えた瞬間に良い球を打てるイメージが湧く」感覚こそ、ロイコレがトッププロからアベレージゴルファーまでを魅了する、感性に訴える大きな要因と言えるでしょう。
プロ・上級者が求める「操作性」と「強い弾道」
ロイヤルコレクションのフェアウェイウッドがツアーで伝説を築いた最大の理由は、その卓越した操作性にあります。この点も、多くのユーザーレビューが裏付けています。
「引っかからないから安心して振れる」「ひっぱたいても吹け上がらず、引っかからず非常に気持ちよい」といった声は、左へのミスを恐れずに思い切り叩いていける性能を示しています。これは、重心設計が巧みで、ゴルファーが意図しないヘッドの返りすぎを抑制してくれるためです。
また、弾道については「中弾道で、風に強い直進性の高い力強い玉が打てます」という評価が象徴的です。高弾道でキャリーを稼ぐ現代のクラブとは一線を画し、風の影響を受けにくいライナー性の強いボールで、着弾してからのランも期待できる実践的な弾道が持ち味です。この「自分でボールを操り、風を計算してコースを攻略する」というゴルフの醍醐味を味あわせてくれる性能が、向上心の高いゴルファーの心を掴んで離さないのです。
「意外とやさしい?」その言葉の裏にある真実
口コミの中には「意外と簡単」「思ったよりやさしいクラブだと思います」といった、一見すると前述の「操作性の高さ」と矛盾するような評価も見受けられます。しかし、これらの声には注意深く耳を傾ける必要があります。
これらのレビューを投稿しているユーザーの多くは、平均スコア70台〜90台、ヘッドスピード43m/s以上の中〜上級者です。彼らにとっての「やさしさ」とは、オートマティックにミスをカバーしてくれる寛容性ではなく、「癖がなく素直で、自分のスイング通りに打てば、良い結果が返ってくる」という意味合いが強いのです。
あるユーザーが「当りが薄くても、そこそこ飛んでくれる」とコメントしているように、最低限の飛距離を保証してくれる寛容さは備えていますが、それはあくまで一定以上のスキルを持つゴルファーが感じられるものです。「しっかり振ればいいカンジに飛んでいきます」**というコメントが示す通り、クラブの性能を最大限に引き出すには、相応のスイングが求められることを理解しておく必要があります。
クラブがゴルファーを育てる「スイング矯正効果」
最も興味深い評価の一つが、近年の口コミに見られた「これを使えるようになること🟰全体的にスイングが良くなるように感じます」というものです。これは、ロイヤルコレクションのクラブが持つ、単なる道具以上の価値を示唆しています。
このユーザーは、「決して優しいモデルではありません。腕っぷしだけで打とうとすると言うことを聞きませんし、飛びません」と断言した上で、「ヘッドの重みを感じながら大きく、ダウンスイングにかけて徐々に加速させるようにスイングすると乾いた良い音を鳴らして飛びます」と続けています。
これはまさに、手先でこねるのではなく、体の回転を使って大きなアークで振るという、正しいスイングの本質をクラブが教えてくれることを意味します。安易なやさしさを謳うクラブに頼るのではなく、良いクラブと対話しながら自分のスイングを作り上げていきたいと考える、向上心のあるゴルファーにとって、ロイヤルコレクションのフェアウェイウッドは最高のコーチになり得るのです。この「クラブがゴルファーを育てる」という側面こそ、他のブランドにはない、ロイコレならではの奥深い魅力と言えるでしょう。
中古市場で探す際の注意点

ロイヤルコレクションの歴代名器を手頃な価格で体験できる中古市場は、ゴルファーにとって宝の山です。しかし、価値ある一本を確実に手に入れるためには、単に価格だけで選ぶのではなく、プロの視点でクラブの状態を見極めることが重要です。ここでは、失敗しないための中古選びの具体的なチェックポイントを詳しく解説します。
- ポイント1:ソールの状態を最優先で確認する
ロイコレFWの心臓部である「キャビティソール(馬蹄型ソール)」。ここの状態がクラブの性能を左右します。- 良い状態: 芝との摩擦による薄い擦り傷程度。メッキが剥がれていない。
- 避けるべき状態: 砂利や石でついた深いガリ傷、凹み、大きなメッキ剥がれ。これらは抜けの良さを損なう可能性があります。ソール全体を光にかざし、凹凸がないか指でなぞって確認しましょう。
- ポイント2:フェースの「溝」と「打痕」を読む
フェースはエンジン部分です。ここでボールのパフォーマンスが決まります。- 溝の確認: 溝がくっきりと残っているかを確認します。爪で軽くひっかけて、しっかりと角が立っているものが理想です。溝が摩耗してツルツルになっていると、スピン量が減少し、特にウェットな状況で性能が大きく落ちます。
- 打痕の分析: フェース中央部に打球痕が集中しているクラブは、前の所有者が上級者であった可能性が高く、大切に、そして正しく使われていた証拠です。逆に、トゥ側やヒール側に傷が集中しているものは、扱いに注意が必要かもしれません。
- ポイント3:シャフトの正体を見極める
シャフトはクラブの性格を決める重要な要素です。- リシャフトの有無: シャフトとヘッドの付け根(ホーゼル)部分を見て、接着剤のはみ出しや、セル(黒いプラスチック部品)が純正品と違う場合はリシャフトされている可能性が高いです。
- リシャフト品のメリット・デメリット: 高価なカスタムシャフトが装着されていれば、非常にお買い得な場合があります。しかし、自分には硬すぎる、重すぎるといったオーバースペックの可能性も。シャフトに印字されたモデル名、フレックス(S, Rなど)、重量(g)を必ず確認し、自分のスイングに合うか判断しましょう。不明な場合は店員に相談するのが賢明です。
- ポイント4:信頼できる購入先を選ぶ
名器には残念ながら偽物が存在することもあります。安心して購入するためには、購入先が重要です。- 推奨: ゴルフパートナーのような大手中古専門店、メーカー公式サイトのアウトレット、評価の高いオンラインストア。これらの店舗は査定のプロが在籍しており、品質がある程度保証されています。
- 注意: 個人間の取引(フリマアプリなど)は価格が魅力的な反面、商品の状態確認が難しく、偽物のリスクも伴います。購入する場合は、出品者の評価をよく確認し、少しでも不安があれば避けるのが無難です。
>> ゴルフパートナーでロイヤルコレクションの中古フェアウェイウッドを見てみる
最新モデルの発売日は2025年6月17日

ロイヤルコレクションの輝かしい歴史は、過去のものではありません。ブランドの「本気の再起動」を力強く宣言する、革新的な最新ラインナップ「VTシリーズ」と「VXシリーズ」が、ゴルファーの前にその姿を現しました。
これらの待望の最新モデルの発売日は、2025年6月17日です。
この二つのシリーズは、ターゲットとなるゴルファー層を明確に分け、それぞれに最適なテクノロジーを搭載しています。
ロイヤルコレクションは、歴代の名器が持つ伝統の「魂」を受け継ぎながらも、決して過去に安住することなく、最新のテクノロジーを駆使してすべてのゴルファーに最高のパフォーマンスを提供するために進化を続けています。この最新モデルの登場により、クラブ選びの選択肢はさらに豊かになりました。
日本の神戸で創業したゴルフクラブメーカー

ロイヤルコレクションのフェアウェイウッドが持つ独特のオーラと、プロをも唸らせる性能は、その誕生の地に深く根差しています。株式会社ロイヤルコレクションは、1992年、日本のゴルフ文化発祥の地として知られる港町・神戸で産声を上げました。
創業者の賢見良成氏と小山英嗣氏が抱いたのは、「本当に性能の良いクラブを、自分たちの手で作り上げたい」という純粋かつ熱烈な想いでした。彼らが最初に世に送り出したクラブから、一切の妥協はありませんでした。その情熱の結晶が、今やブランドの象徴となった「キャビティソール(馬蹄型ソール)」です。
当時、フェアウェイウッドのソールを大胆にくり抜くという発想は非常に画期的であり、これを実現するには日本の精密な鋳造技術が不可欠でした。この独創的なアイデアと世界に誇る日本のものづくり技術が見事に融合し、どんなライからでも驚くほどヘッドが滑る、抜群の「抜けの良さ」が生まれたのです。
その性能は瞬く間に日本のトップアマチュアたちの間で評判となり、やがてプロツアーへと広がっていきます。2000年代には、契約外の多くのプロ選手が自費でロイヤルコレクションのクラブをバッグに入れるという異例の事態が起こり、国内男子ツアーで使用率No.1を何度も獲得するに至りました。
その名は海を渡り、米国では「Sonartec」ブランドとして展開。ニック・プライスをはじめとする世界のトッププロがその性能を認め、メジャートーナメントの栄冠を手にしたことで、「日本の神戸から来た小さなメーカー」の名は、世界標準となったのです。
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ロイヤルコレクション歴代クラブ|フェアウェイウッド以外の名器

ロイヤルコレクションの卓越したクラブ作りの哲学は、決してフェアウェイウッドだけに限定されるものではありません。「地面からボールを打つ」というゴルフの根源的な行為に対する深い洞察とこだわりは、ドライバー、ユーティリティ、アイアンといった他のクラブにも色濃く反映されています。それぞれのカテゴリーで、ゴルファーの記憶に深く刻まれる名器が生み出されてきました。ここでは、フェアウェイウッド以外の歴代クラブが持つ独自の魅力と、ブランド全体を支えてきた輝かしい伝説について、さらに深く掘り下げていきます。
- ドライバーの系譜と特徴
- ユーティリティの人気モデルを紹介
- アイアンの名器とモデル一覧
- 使用者プロとツアーでの伝説
- ブランド全体の評価と今後の展望
ドライバーの系譜と特徴

ロイヤルコレクションの歴代ドライバーは、フェアウェイウッドで確立された「操作性の高さ」と「美しい形状」というブランドDNAを色濃く受け継いでいます。歴代モデルには、強弾道が魅力の「BBD 105V」や、やさしさと飛距離を両立した「SFD X7」など、それぞれに個性的なモデルが存在し、ゴルファーの多様なニーズに応えてきました。
その系譜の最新進化形として特に注目されるのが、2022年に発売された「TM-X ドライバー」です。このドライバーは、まさに「ロイコレらしさ」の塊と言えるモデルです。ヘッド形状は、多くのツアープロや上級者が最も好むとされる、伝統的で美しい洋ナシ型を採用。この形状は、アドレス時にターゲットに対してスクエアに構えやすく、弾道をイメージしやすいというメリットがあります。
性能面で最大の特長は、近年の「つかまり重視」のトレンドとは一線を画す、左へのミスを徹底的に排除した設計にあります。重心位置を巧みにコントロールすることで、ゴルファーが思い切り叩きにいっても、ボールが左に巻き込むチーピンやフックが出にくくなっています。
これにより、ヘッドスピードの速いプレイヤーや、左へのミスを恐れて思い切り振れないでいるプレイヤーは、安心してフィニッシュまで振り抜くことができ、ポテンシャルを最大限に引き出した強弾道を得ることが可能です。フェアウェイウッドで培われた「ゴルファーの意のままに操る」という哲学が、ドライバーでも見事に具現化されているのです。
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ユーティリティの人気モデルを紹介

ロイヤルコレクションのユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの「良いとこ取り」をした、戦略的なクラブとして非常に完成度が高いのが特徴です。フェアウェイウッドで培った「ソールの抜けの良さ」と、アイアンに求められる「ターゲットを狙う精度」。この二つの要素を高いレベルで融合させています。
人気モデルには、明確な設計思想の違いがあります。
シリーズ | ターゲットゴルファー | 主な特徴 |
---|---|---|
BBDシリーズ | 中〜上級者 | アイアンのようなシャープな形状。ボールを拾いやすく、操作性が高い。ラフからの脱出にも強い。 |
AM-Xシリーズ | アベレージゴルファー | ウッドに近い形状で安心感がある。ボールが上がりやすく、寛容性が高い。 |
VT/VXシリーズ | 全ゴルファー | VTは操作性重視、VXは直進性・寛容性重視と、最新技術でターゲットを明確化。 |
このように、BBDシリーズのユーティリティは、ヘッドが小ぶりでアイアンの流れで構えやすく、ボールをラインに出していく感覚でグリーンをデッドに狙えます。一方、AM-Xシリーズや最新のVXシリーズは、ヘッドがやや大きく、フェアウェイウッドのように払い打つイメージで楽に飛距離と高さを出すことができます。
特に、距離の長いパー3のティーショットや、200ヤード前後のセカンドショットなど、多くのゴルファーが苦手とする場面でこそ、ロイヤルコレクションのユーティリティはその真価を発揮します。フェアウェイウッドとアイアンの間の「苦手な距離」を「得意な距離」に変えてくれる、スコアメイクに欠かせない頼れる存在です。
アイアンの名器とモデル一覧

ロイヤルコレクションの歴代アイアンは、決して派手なラインナップではありませんが、その分、一つ一つのモデルが職人のこだわりと情熱を持って作られています。「打つ者の感性を刺激するクラブ」という哲学が、アイアン作りにも貫かれています。
その哲学を最も色濃く体現しているのが、名器として名高い「BBD V7 フォージドアイアン」です。このアイアンの最大の魅力は、なんといってもその打感。素材に軟鉄(FORGED)を採用し、精密な鍛造製法で作られることで、ボールがフェースに吸い付くような、柔らかく厚いインパクトフィールを実現しています。この心地よい打感は、多くのゴルファーを虜にし、練習することさえも楽しくさせてくれます。
デザイン面では、機能美が追求されています。バックフェースにはアンダーカットキャビティ構造を採用。これにより、ヘッド下部に重量を配分し、深重心化と低重心化を達成。ミスヒットに強く、ボールが上がりやすいという「やさしさ」を確保しています。
それでいて、トップブレードは薄く、オフセットも少ないシャープな「顔」を持っており、上級者が求める操作性のイメージも損ないません。「やさしさ」と「操作性」という、相反する要素を見事なバランスで両立させているのです。フェアウェイウッドで培われた「機能と美しさへのこだわり」は、アイアンにおいても一切の妥協なく注ぎ込まれており、所有する喜びを深く感じさせてくれる逸品と言えるでしょう。
使用者プロとツアーでの伝説

2000年代初頭のプロゴルフツアーには、用具契約に関するひとつの「伝説」がありました。それは、契約しているメーカーが別にあるにもかかわらず、多くのトッププロが自費でロイヤルコレクションのフェアウェイウッドを購入し、試合で使い続けたという事実です。プロにとってクラブは生活を懸けた商売道具。契約金を犠牲にしてでも使いたいと思わせるほどの圧倒的な性能と信頼性が、そこにはありました。「フェアウェイウッドはロイコレ一択」という言葉は、この現象から生まれたのです。
この伝説を世界規模に押し上げた立役者が、殿堂入りプレーヤーである南アフリカのニック・プライスです。彼は、米国で「Sonartec」というブランド名で展開されていたロイヤルコレクションのクラブを早くから評価し、メジャータイトルを含む数々の勝利をそのクラブと共に手にしました。彼の活躍は、日本の小さなメーカーが作るクラブの性能が、世界最高峰の舞台で通用することを雄弁に物語っていました。
そして、日本のゴルフファンに最も鮮烈な記憶を刻んだのが、2013年の井戸木鴻樹プロによる全米シニアプロゴルフ選手権の制覇です。この時、彼のキャディバッグに収まっていたのが、発売から10年近く経っていた「Super CV B.B.D」でした。最新モデルが次々と登場する中、長年連れ添った相棒への信頼を貫き、日本人男子初の海外メジャー制覇という歴史的快挙を成し遂げたのです。この勝利は、ロイヤルコレクションのクラブが持つ、時代を超越した性能と価値を、何よりも雄弁に証明する出来事となりました。
ブランド全体の評価と今後の展望

ロイヤルコレクションは、フェアウェイウッドの名門としてゴルフ史にその名を刻みましたが、ブランド全体としては、常に挑戦と変革の道を歩んできました。伝統的に評価されるのは、他の追随を許さない「抜けの良さ」、感性に訴える「打感と形状」、そしてゴルファーの技術に応える「操作性の高さ」です。しかしその一方で、その専門性の高さから「上級者向けのブランド」というイメージが定着し、幅広いゴルファー層にリーチしきれていなかった時期もありました。
その状況を打破すべく、ブランドは大きな変革に乗り出します。2021年、「ReBORN(再生)」をスローガンに掲げ、ブランドロゴを刷新。このスローガンは、単なるイメージチェンジではありませんでした。
アベレージゴルファーに究極のやさしさをもたらす「AM-X」シリーズや、最新の弾道調整機能を搭載した競技者向けモデル「TM-X」シリーズを立て続けに発表。これにより、「ロイコレは難しい」という固定観念を覆し、あらゆるレベルのゴルファーに最高の選択肢を提供する総合ゴルフクラブメーカーとしての新たなアイデンティティを確立したのです。
そして2025年、ブランドの「本気の再起動」を告げる「VT/VX」シリーズの発売は、その決意の表れです。これは、かつてツアーを席巻した栄光を取り戻し、再びゴルフギアシーンの中心に立つという力強い宣言に他なりません。伝統の「魂」である卓越した抜けの良さと打感は、決して失うことなく磨き上げられています。
その上で、最新の素材科学と空力設計を取り入れた新生ロイヤルコレクション。日本のものづくりへの誇りを胸に、伝統と革新を両輪として進むこのブランドの今後の展開は、すべてのゴルファーにとって注目すべきものとなるでしょう。
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総括:ロイヤルコレクションの歴代フェアウェイウッド選び

この記事のポイントをまとめます。
さあ、この記事で得た知識を元に、あなたにとって最高の相棒となるロイヤルコレクションの歴代フェアウェイウッドを探す旅に出てみませんか?まずは信頼できる中古ショップのサイトを訪れて、どんな名器があなたを待っているか、その目で確かめてみてください。
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