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薪ストーブで苦情がきた!正しい使用法で近隣トラブルを回避するために行う3つの方法

薪ストーブの設置で起こるご近所トラブルについて薪ストーブ
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「薪ストーブのにおいでトラブルになることがあるのか」、「近隣の人が気になる薪ストーブのポイントはどこか」と心配している人は多いと思います。

今回は薪ストーブの使用によるトラブルについて紹介していきます。

また薪ストーブのある家の近所に住んでいる人で、においや煙が気になっている人が同のように対処したらいいのかも記事後半では紹介しています。

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 薪ストーブのにおいがくさいと言われたことがある人
  • 薪ストーブの使用上で近隣の人に対して注意することを知りたい人
  • 近所の薪ストーブオーナーによる使用に一言いいたい人

薪ストーブは雰囲気があり、インテリアとしても見栄えがする家具です。

しかし、ただしく使わないと近隣の人に迷惑をあたえ、トラブルになることもあります。

使い方と近隣の人が気になるポイントを事前に把握することで、薪ストーブの使用によるトラブルを減らすことができます。

本日の記事
  • 薪ストーブが苦情になるポイント
  • 薪ストーブがクレームにならないようにできること
  • 薪ストーブに迷惑をしている場合の対処法

この記事をご覧いただければ、近隣トラブルを防ぎ楽しく薪ストーブライフを送る事ができるようになりますよ。是非最後までご覧ください。

それではどうぞ!

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薪ストーブで苦情がきた!その時の苦情のポイントは?

薪ストーブで苦情になる原因の殆どは、煙やにおいによるものです。

煙には揮発性のガスや炭素が蒸発して外部に放出されます。

この煙が洗濯物や民家に流れ込むとにおいがついたりするので気になる場合があるんです。

一時期はダイオキシンの健康被害も報道されていたので、年配の人は特に気になるようです。

ちなみに、ダイオキシンは薪ストーブからはほぼでません。仮に出たとしてもごく微量なので人体に影響がでる事はまずないです。

とはいえ、煙ぽっさが衣類につくのは、気になる人も多いようです。

クレームを抑えるポイントはこちらです。

  • クレームの多くは煙突から出る煙が多い
  • クレームを減らすためには、薪を適切に使用し煙を減らすのがカギ
  • 煙以外にも薪ストーブから出る灰や木くずに気よつけましょう

ひとつず見ていきましょう。

薪ストーブで苦情がきた!その理由は煙突から出る煙を嫌う人が多いから

薪ストーブは煙突があります。よくあるイメージですが煙突からもくもくと白い煙がでると思っている人はいるんじゃないでしょうか。

実際には、殆ど煙は出ないんです。

空気の循環はあるので、温かい風の流れは発生します。なので目で見ると透明な煙が出ているイメージです。

ちなみに煙がでてしまう場合は、薪が原因であることが多いです。

乾燥していない薪をつかったり、そもそも薪に適していない木材を燃やしている場合は白い煙がでてしまいます。

もくもく白い煙が出てしまうと気になるものです。

そのため、必ず燃やす薪は薪ストーブ用に用意した物を使用するようにしましょう。

薪ストーブで苦情がきた!そんな時に周りに迷惑をかけないためにやる3つのこと

ここからは、煙を減らす方法をご紹介していきます。

トラブルにならないようにしっかりと確認してくださいね。

苦情が来ないように燃焼方式がクリーンな機種を選択する

薪ストーブの中には三次燃焼方式と呼ばれる方式を採用している機器があります。

例えばこちらの無煙薪ストーブは800℃という高温で薪を燃焼します。

茂木プレート」と呼ばれる独自の構造により煙が出にくいようになっています。

燃焼している動画があるのでこちらをご紹介します。

茂木プレートについてはこちらをご覧ください。

選ばれる理由 | モキ製作所 | 薪ストーブ・破袋分別機などの製造・販売
参考元:株式会社 モキ製作所

苦情が来ないように薪自体の種類や水分量に注意する

薪はよく乾燥させないと煙が出るといいまいしたが、水分量が非常に重要になってきます。

具体的には18%程度の含水率だと理想的な薪だと言われています。

また薪にする素材には針葉樹と、広葉樹があります。一般的には広葉樹が適しているといわれています。

針葉樹は、松とかですが、燃やすとヤニがでて煙がでてしまうことがあるんです。

松ヤニとかいいますよね。

そのため広葉樹で薪を作ると良いです。

また薪以外の物を燃やすのもNGです。良くやるのは紙類を燃やす方がいます。

新聞紙や段ボールを燃やすと煙が非常に多くでてしまうので絶対にやめてください。

着火する場合も着火剤などを利用してできるだけ煙を出さない工夫をしましょう。

苦情が来ないように着火方法と空気調整に注意する

新聞紙で着火はNGといいましたが、着火の際には必ず着火剤や細かくした薪を利用するようにしましょう。

薪の太さにもよりますが、丸太のような状態では火がつきにくいので細かくするようにするといいです。

また空気がないと燃えづらく、不完全燃焼をおこす可能性があります。

空気調節レバーがついている薪ストーブの場合は、適切な量の空気が入るように何度か練習してコツをつかんでみてください

なれるとスムーズに火つけができるようになります。

薪ストーブで苦情がきた!そうならないために事前にすること

煙は、風向きや煙突の位置により流れる方向が変わります。コントロールすることすることが難しい場合もあります。

そのため、可能であればご近所さんに事前に断りをいれておくとトラブルになりにくいです。

たまにホームパーティをしてみて、薪ストーブで作った料理をふるまってみてはどうでしょう。

お互いに理解が深まり、トラブルを未然に防いでくれるはずです。

薪ストーブで苦情がきた!薪ストーブで煙以外にも気をつける部分

ここまでは、薪ストーブの煙とにおいについてフォーカスをあててきました。

実はそれ以外にも、気になる人は気になるポイントがあります。

例えば、灰があります。薪ストーブに灰はつきものです。ですが、その灰が舞ってしまうと

やはり洗濯物についたり、建物の壁面を汚したりとトラブルになることがあるので気よつけましょう。

また、薪割りをした際の、木片も同様です。木片が風にで散らかってしまうと気になるひともいます。

いずれの場合も、キチンと清掃をしたり、管理をすることで防げるので必ず適切に処理をするように心がけましょう。

薪ストーブをやめてほしい!薪ストーブの煙で迷惑をしている方の解決策

ここまで説明してきたように、薪ストーブを正しく使えば殆ど煙がでる事はありません。

そのため、もしあなたが、迷惑をかけられている場合は、薪ストーブのオーナーに使い方を教えて上げることで解決出来るかもしれません。

また利用する時間を調整することで、あまり気にならなくなる場合もあります。

例えば、日中帯は洗濯物を欲していたり窓を空けていて薪ストーブの煙が気になる場合があります。

そのため、時間を夜だけ使用するように相談してみるのも手です。

夜間であれば、冬は窓も締め切っている場合が殆どなのでそれほど気にならないはずです。

薪ストーブをやめてほしい!どうしても話し合いで解決できない場合

話の分かる薪ストーブオーナーもいると思いますが、中には自分本位な方がいるのも事実です。

そんな時はどこいえばいいのか、悩みますよね。連絡先ごとに見ていきましょう。

警察に連絡する

警察に連絡して見る方もいらっしゃると思いますが、多くの場合は、話し合いを進められます。

というのも、薪ストーブ自体は法律で禁止されている不法行為ではないからです。

警察は民事不介入という言葉があるように、住民間の争いには基本的には介入しません。

そのため違法性がなければ、特に動くことはないので問合せ先としては期待しないでください。

消防署に連絡する

火事になりそうだ!と連絡すれば、確かに動いてくれます。但しこちらも火災になっていなければ、止めさせることはないので対応してくれる訳ではありません。

むしろ何度も連絡することで、薪オーナー側から訴えられることさえあるかもしれません。

火災の危険性がないのにいやがらせのように連絡してしまうと、逆に不利になることがるので注意してください。

市役所に連絡する

こちらは、行政側が注意してくれる場合があります。但し、違法性がないと、一過性の注意で終ってしまう場合が殆どです。

法規制上に抵触しているかどうかが基準になるので、一度調べてから依頼をしないと門前払いになってしまうこともあります。

弁護士に相談する

弁護士に相談する場合は、依頼主の希望に則し法的に対処をどうすればよいか教えてくれる場合があります。

手続き的には、著しく被害が出ている証拠を集めるように言われるようです。

例えば、洗濯物がすすで汚れた、空気が煙で汚れた数値などです。

著しく健康被害に影響が出ている、などの状況証拠があれば裁判を行うことで薪ストーブの使用を制限できる可能性があります。

但し、こちらも著しく、なので通常の使用上では難しいかもしれません。

  • ご近所トラブルの解決は、話し合いが基本。トラブルにならないためにも事前に近隣住民から許可をとろう
  • どうしても解決できない場合は、弁護士に頼むのがおすすめ
  • 裁判にかつためには受忍限度を超えているかどうかがカギ

薪ストーブの苦情を言いたい!解決まで手順

弁護士に相談した場合の、解決までの流れについて紹介します。

悪臭や灰の証拠化

裁判で勝つためには証拠が必要です。

  • 煙突から出てくる煙の動画
  • 灰が舞っている動画
  • 専門家による臭気判定(悪臭の証拠)
  • その他実害を写真や動画に残す

このような証拠を残し、受忍限度を超えているかどうかを争点として裁判をする事になります。

受忍限度とは、騒音や悪臭などの生活妨害を受ける側の人が、社会共同生活上この程度までは我慢すべきだと評価される範囲のことです。 

ちょっと難しいですが、要するに第三者がみて著しく我慢できない状況かどうかということです。

この受忍限度を超えていない被害については、損害賠償や差止が認められませんので多少灰が舞っている程度では裁判で勝つことは難しいと思います。

話し合いをする

裁判で勝つには受忍限度が超えているかどうか、が争点になります。

実際には被害がでるまでの状況はなかなか無いと思いますので、主な手段としては話し合いが適切な手段になります。

近隣の方とも円滑なコミュニケーションを続けるためにも、話し合い、お互いに譲歩することで解決できる場合があります。

使用時間をずらすなど、打診をしてみるのもよいでしょう。

薪ストーブの苦情が来た!薪ストーブの使用が嫌な思いにならないように

折角設置した薪ストーブが、近隣の方から迷惑と思われてしまうと使用するのをためらってしまい、薪ストーブライフが楽しいものでなくなってしまいます。

そうならないためにも、住宅が密集している場所で薪ストーブを設置する場合は事前に

近隣の方に相談してみるのをオススメします。

また、使い始めたら適切な使い方をし、煙やにおいが出にくいような対策をとるようにしましょう。

そうすることで薪ストーブをより楽しむことができるようになりますよ。

まとめ

まとめ
  • 薪ストーブで苦情になる原因の殆どは、煙やにおいによるもの
  • 薪ストーブの設置前には近隣の方と話し合い、コミュニケーションをとることでトラブルを防ぐ
  • 薪ストーブのにおいで困っている場合は弁護士に相談する。受忍限度を超えているかがカギ

特に煙には揮発性のガスや炭素が蒸発して外部に放出されるため、気になると思う人が一定数います。一時期はダイオキシンの健康被害も報道されていたので、年配の人は特に気になるそうです。

そのため、薪ストーブの設置前には近隣の方と話あい、コミュニケーションをとるようにしましょう。

正しく使うことで、煙は抑えることができます。トラブルにならないためにも、キチンと使い方を学んでおきましょう。

また弁護士に相談した場合の、解決までの流れを紹介しました。

煙突から出てくる煙の動画灰が舞っている動画専門家による臭気判定など証拠に残すことで、裁判になった際に有利に話を進めることができます。

但し、話し合い裁判で勝つには受忍限度が超えているかどうかが争点になるので、事前に弁護士に相談することをおすすめします。

薪ストーブのメリットデメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる人はご覧ください。

本記事で、薪ストーブの魅力が伝わればうれしいです。

また薪ストーブに興味を持っていただいた方は一括で見積するのがオススメです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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