30度のユーティリティの飛距離はどれくらいか、どんなメリットがあるのか気になっていませんか。ミドルアイアンが苦手で、150ヤード前後の距離を安定してグリーンに乗せたいと考えるゴルファーにとって、ロフト角30度のユーティリティはまさに救世主となり得るクラブです。
結論から言うと、このクラブはアマチュアが苦手としがちな距離を驚くほどやさしく攻略させてくれます。
この記事を読めば、あなたのヘッドスピードに合った正確な飛距離の目安はもちろん、メリットや他の番手との比較、さらには中古市場での賢い選び方まで、すべてが明確になります。ゴルフ用品の適正な使用推進を掲げる日本ゴルフ用品協会が示す安全基準も参考にしつつ、あなたに最適な一本を見つけ、スコアアップを実現しましょう。
この記事のポイントは以下の通りです。
- ヘッドスピード別の30度ユーティリティの正確な飛距離がわかる
- 高弾道でグリーンを狙えるといった具体的なメリットを理解できる
- 6番アイアンや近接ロフトのユーティリティとの飛距離差が明確になる
- 中古市場で最適な一本を見つけるための具体的なチェックポイントが学べる
ちょっと待って!そのレッスン、本当にプロが原因ですか?
実は、上達しない一番の原因は「プロの質」より「あなたとの相性」かもしれません。
遠回りしないために、まずは自分に合う環境を知ることが大切です。
ユーティリティー 30 度の飛 距離はどれくらい?ロフト角別に徹底比較

このセクションでは、30度ユーティリティが持つ飛距離性能の核心に迫ります。ご自身のヘッドスピードでどれくらい飛ぶのかという具体的な目安から、なぜこのクラブがスコアメイクに貢献するのかというメリット、そして他の番手との詳細な飛距離比較まで、あらゆる角度から徹底的に解説します。
- ロフト角 30度のユーティリティのヘッドスピード別飛距離の目安
- メリットは高弾道でグリーンを狙えること
- 6番アイアンとの飛距離とやさしさの違い
- ユーティリティ 27度との飛距離差は約10ヤード以上
- 28度 レスキューとの飛距離差と弾道の違いを比較
- ユーティリティ 29度との飛距離差は約5ヤードが目安
- ユーティリティ 31度との飛距離差と選び分けのポイント
- ユーティリティ 32度は7番アイアンの代わりになるクラブ
- ユーティリティ 33度 との飛距離差とセッティングの考え方
- ユーティリティ 34度 との飛距離差とおすすめゴルファー
- 4番 ユーティリティはHS40m/sで185ヤードが目安
ロフト角 30度のユーティリティのヘッドスピード別飛距離の目安

ロフト角30度のユーティリティがどれくらいの飛距離を生むかは、ゴルファーのヘッドスピード(HS)によって大きく変わります。自分のドライバーのヘッドスピードを基準にすることで、より正確な飛距離を予測することが可能です。
一般的なアマチュアゴルファーのヘッドスピードを基にした飛距離の目安は以下の表の通りです。
番手 (ロフト角目安) | HS 36m/s | HS 38m/s | HS 40m/s | HS 42m/s |
---|---|---|---|---|
6UT (26度前後) | 145ヤード | 155ヤード | 165ヤード | 175ヤード |
7UT (30度前後) | 135ヤード | 145ヤード | 155ヤード | 165ヤード |
この表からわかるように、アマチュア男性ゴルファーの平均的なヘッドスピードである40m/sの場合、30度ユーティリティの飛距離は約155ヤードとなります。これは、多くのコースでパー3や、パー4のセカンドショットで多用する非常に重要な距離です。
女性ゴルファーの場合、平均的なヘッドスピードを考慮すると、飛距離はおおよそ100ヤードから120ヤード前後が目安となります。アイアンでは高さが出しにくいこの距離を、楽にキャリーで運べる点は大きなアドバンテージです。
重要なのは、これらの数値はあくまで目安であるということです。使用するクラブのモデル、ボールの種類、そしてスイングの特性によって飛距離は変動します。しかし、この数値を基準として自身のクラブセッティングを見直すことで、飛距離の階段を整え、クラブ間のギャップをなくすことがスコアメイクの鍵となります。
メリットは高弾道でグリーンを狙えること

30度ユーティリティのメリットは、単に特定の距離を打てることだけではありません。その最大の魅力は、ショットの「質」、つまり高弾道でグリーンを直接狙い、ボールをしっかり止める性能にあります。
多くのアマチュアゴルファーは、ミドルアイアンで十分な高さとスピン量を得られず、グリーンに乗ってもボールが奥にこぼれてしまう経験をしています。これはスコアを崩す大きな原因です。しかし、30度以上のハイロフトユーティリティは、この問題を根本から解決してくれます。
弾道測定器トラックマンによるデータでは、ロフト30度や34度のユーティリティは、グリーンにボールを確実に止められる理想的な数値とされる「着地角50度以上、スピン量5000回転以上」をクリアすることが示されています。これは、アイアンに比べてヘッドの重心が低く深いため、自然とボールが上がりやすく、適度なスピンがかかる設計になっているからです。
この「止まる」性能は、特に砲台グリーンやグリーンのすぐ奥にハザードがあるような難しい状況で真価を発揮します。飛距離を稼ぐだけでなく、「狙った場所に、狙った通りに止める」ことができるため、ゴルフの戦略性が格段に向上し、スコアメイクに直結するのです。近年、永久シード選手の片山晋呉プロが7番アイアンの代わりに31.5度のユーティリティを導入したことは、プロでさえもアイアンよりユーティリティのやさしさと安定性を重視する時代の流れを象徴しています。
6番アイアンとの飛距離とやさしさの違い

30度のユーティリティは、ロフト角だけを見ると6番アイアン(28〜30度)や7番アイアン(30〜34度)に相当します。しかし、実際の飛距離とやさしさには大きな違いがあります。
まず飛距離についてですが、一般的に同じロフト角であってもユーティリティの方がアイアンより10〜15ヤードほど飛びます。これには主に二つの理由があります。一つは、ユーティリティの方がシャフトが少し長く設計されているためヘッドスピードが上がりやすいこと。もう一つは、ウッド型のヘッド構造がインパクト時のエネルギー伝達効率を高め、ボール初速を上げやすいからです。そのため、30度のユーティリティは、飛距離的には5番アイアンや6番アイアンの代替として機能することが多くなります。
次により重要な「やさしさ」の違いです。ユーティリティがアイアンよりも格段にやさしい理由は、そのヘッド構造にあります。
これらの理由から、特にミドルアイアンをクリーンに打つことに苦手意識があるゴルファーにとって、ユーティリティは安定した結果をもたらしてくれる心強い味方となるのです。
ユーティリティ 27度との飛距離差は約10ヤード以上

ユーティリティのセッティングを考える上で、ロフト角3度という差は飛距離に明確な違いを生み出します。一般的に、ロフト角が1度変わると飛距離は約2.5〜3ヤード変化すると言われており、27度と30度のユーティリティでは、約10ヤード以上の飛距離差が出ることが想定されます。
具体的には、ヘッドスピード40m/sのゴルファーが27度のユーティリティ(一般的に5番UTや6番UT)を打った場合、飛距離は165ヤード前後が目安となります。一方、30度のユーティリティでは155ヤード前後です。この10ヤードという差は、ゴルフコースを攻略する上で非常に重要です。
例えば、160ヤードのパー3で、少しアゲンストの風が吹いている状況を想像してみてください。27度ではグリーンオーバーのリスクがあり、30度では少し届かないかもしれません。しかし、クラブセッティングにこの2本があれば、状況に応じて最適なクラブを選択し、自信を持ってグリーンを狙うことができます。
27度のユーティリティは5番アイアンの代わりとして、力強い中弾道で距離を稼ぎたい場面で活躍します。それに対して30度のユーティリティは、より高い弾道でグリーンにボールを止めたい場面、つまり「やさしさ」と「高さ」を重視する状況でその真価を発揮します。自身のアイアンセットとの繋がりを考え、この10ヤードの飛距離の階段をどう作るかが、賢いクラブセッティングのポイントです。
28度 レスキューとの飛距離差と弾道の違いを比較

28度のレスキュー(テーラーメイド社のユーティリティの呼称)と30度のユーティリティを比較すると、ロフト角の差はわずか2度ですが、飛距離と弾道には明確なキャラクターの違いが現れます。
飛距離の差は、おおよそ5ヤードから8ヤード程度です。ヘッドスピード40m/sのゴルファーであれば、28度は約160ヤード、30度は約155ヤードが一つの目安となるでしょう。このわずかな差が、グリーン手前のバンカーを越えるか越えないか、といったシビアな状況判断で重要になります。
しかし、より注目すべきは弾道の違いです。ロフトが立っている28度の方が、打ち出し角はやや低くなり、ランを含めたトータル飛距離を稼ぎやすい傾向があります。風の強い日や、前に障害物がなく転がして寄せたい状況では、この力強い弾道が武器になります。
一方、30度はより打ち出し角が高くなり、キャリーで距離を稼ぎ、グリーン上でボールを止めやすいという特性が際立ちます。特にグリーンが硬いコンディションや、ピンが手前に切られている状況では、28度よりも30度の方がピンをデッドに狙っていきやすいと言えます。
どちらを選ぶかは、クラブセッティング全体の流れと、自分がどのような球筋でコースを攻めたいかによります。5番アイアンの代わりとして飛距離性能を重視するなら28度、6番アイアンの代わりとして高さと安定性を求めるなら30度、というように、それぞれの役割を明確にして選ぶことが大切です。
ユーティリティ 29度との飛距離差は約5ヤードが目安

29度のユーティリティと30度のユーティリティ。ロフト角の差は、わずか1度です。この1度の差がもたらす飛距離の違いは、約3ヤードから5ヤード程度と非常に僅かです。この差をシビアに打ち分けるのはプロでも難しいレベルであり、アマチュアゴルファーにとっては、飛距離性能に大きな違いは感じられないかもしれません。
ヘッドスピード40m/sのゴルファーの場合、29度で約155〜160ヤード、30度で約150〜155ヤードが目安となります。ほぼ同じ距離を打つクラブと考えてよいでしょう。
では、なぜメーカーはこのような1度刻みのラインナップを用意しているのでしょうか。それは、ゴルファーのクラブセッティングをより精密にするためです。例えば、あなたの使っている6番アイアンのロフト角が28度で、7番アイアンが32度だとします。この間にクラブを入れる場合、29度や30度のユーティリティが、飛距離のギャップをきれいに埋めるための最適な選択肢となり得るのです。
また、弾道の高さにも僅かな違いが生まれます。やはりロフトが1度寝ている30度の方が、わずかにボールは上がりやすくなります。もしあなたが、あと少しだけボールの高さが欲しい、もう少しだけグリーンで止まってほしい、と感じているのであれば、29度よりも30度を選ぶ価値はあるでしょう。
このレベルの選択になってくると、試打をして自分の感覚に合うものを選ぶことが最も重要になります。飛距離だけでなく、構えた時の顔の良さや打感、弾道の高さといったフィーリングを大切に、最適な一本を見つけてください。
ユーティリティーの28度の必要性についてはこちらの記事「28度ユーティリティーは必要か?【結論】スコアが安定します」が参考になります。
ユーティリティ 31度との飛距離差と選び分けのポイント

30度と31度のユーティリティも、ロフト角の差はわずか1度であり、飛距離差は約3〜5ヤードと僅かです。ヘッドスピード40m/sのゴルファーであれば、どちらも150ヤード前後をカバーするクラブと言えるでしょう。この2本をどのように選び分けるかは、あなたのクラブセッティング全体の流れ、特にアイアンセットのロフト角に大きく依存します。
選び分けの最大のポイントは、「どのアイアンの代わりとして使うか」を明確にすることです。
つまり、30度は「少し飛ばせるミドルアイアンの代替」、31度は「やさしく打てるショートアイアンの始まり」といったキャラクターの違いがあります。自分の苦手な番手、そしてそのロフト角を正確に把握し、その穴をピンポイントで埋めてくれる一本を選ぶことが、スコアメイクへの近道です。
ユーティリティ 32度は7番アイアンの代わりになるクラブ

32度のユーティリティは、まさに「7番アイアンの代わり」として最適なクラブです。伝統的なアイアンセットの7番アイアンのロフト角は32度〜34度であり、飛距離的にも機能的にも、7番アイアンが担う役割をよりやさしくこなすことができます。
ヘッドスピード40m/sのゴルファーが32度のユーティリティを打った場合の飛距離目安は、140ヤードから150ヤードです。これは、アマチュアゴルファーがパー4のセカンドショットや、少し長めのパー3で最も多用する距離帯の一つではないでしょうか。この距離を、プレッシャーなく安定してグリーンに乗せられるかどうかは、スコアに大きく影響します。
7番アイアンは、多くのゴルファーにとって「練習の基準」となるクラブですが、コースで常にナイスショットを打つのは簡単ではありません。特に、少しでもライが悪かったり、傾斜があったりすると、途端にミスヒットの確率が高まります。
その点、32度のユーティリティはソール幅が広く、重心が低いため、多少のライの悪さをものともしません。ラフからでもボールを拾いやすく、高さを出してグリーンを狙うことができます。もしあなたが「7番アイアンだけがどうも苦手だ」「この距離になるとスコアを崩しがちだ」と感じているなら、思い切って7番アイアンを抜き、32度のユーティリティを試してみる価値は十分にあります。ゴルフが驚くほどシンプルでやさしく感じられるはずです。
ユーティリティ 33度 との飛距離差とセッティングの考え方

30度のユーティリティと33度のユーティリティを比較すると、ロフト差は3度。これは、おおよそ10ヤード前後の飛距離差に相当します。ヘッドスピード40m/sのゴルファーであれば、30度が約155ヤード、33度が約145ヤードとなり、明確な一番手分の飛距離の階段を作ることができます。
この2本をセッティングにどう組み込むかは、あなたのゴルフスタイルとアイアンセットの構成によって決まります。
33度というハイロフトのユーティリティは、7番アイアン、あるいは8番アイアンの領域までカバーするクラブです。ボールが非常に上がりやすく、スピンもかかるため、短い距離でもしっかりとグリーンに止めたい場面で非常に有効です。アイアンに苦手意識があるなら、ユーティリティ中心のセッティングを検討する価値は大きいでしょう。
ユーティリティ 34度 との飛距離差とおすすめゴルファー

34度というロフト角を持つユーティリティは、いわゆる「ハイロフトユーティリティ」の代表格です。30度のユーティリティと比較すると、ロフト差は4度あり、飛距離の差は約10〜15ヤードと明確になります。ヘッドスピード40m/sのゴルファーなら約140ヤード、女性やシニアゴルファーなら100ヤード前後を、非常にやさしく打つことができます。
この34度ユーティリティは、特に以下のようなゴルファーに強くおすすめできます。
34度のユーティリティは、もはや「ロングアイアンの代わり」ではなく、「ミドル〜ショートアイアンの代わり」として、ゴルフを根本的にやさしくしてくれるクラブなのです。
4番 ユーティリティはHS40m/sで185ヤードが目安

4番ユーティリティの飛距離について解説します。一般的に4番ユーティリティのロフト角は22度前後で設計されており、これは3番アイアンや4番アイアン、あるいは5番ウッドに近い役割を担うクラブです。
ヘッドスピード40m/sのアマチュアゴルファーが4番ユーティリティを打った場合、飛距離の目安は約185ヤードとなります。これは、長いパー4のセカンドショットや、距離のあるパー5の2打目、そして200ヤード近いパー3などで非常に頼りになる飛距離です。
ヘッドスピード別の飛距離目安は以下の通りです。
番手 (ロフト角目安) | HS 38m/s | HS 40m/s | HS 42m/s |
---|---|---|---|
4UT (22度前後) | 170ヤード | 185ヤード | 195ヤード |
30度のユーティリティが約155ヤード(HS40m/s)であることと比較すると、その差は約30ヤード。ユーティリティだけでセッティングを組む場合、4番(22度)、5番(26度)、6番(30度)といったように、約4度刻みでロフト角を揃えることで、15〜20ヤードずつのきれいな飛距離の階段を作ることができます。
4番ユーティリティは、ロングアイアンに比べて圧倒的にボールが上がりやすく、ミスヒットにも強いため、多くのアマチュアゴルファーにとってスコアメイクの強力な武器となります。ただし、ロフトが立っている分、ある程度のヘッドスピードがないとボールが上がりきらず、性能を最大限に引き出すのが難しい場合もあります。フェアウェイウッドの方が得意な方は、無理にユーティリティにこだわる必要はありません。自分のスイングに合ったクラブを選択することが最も重要です。

「あるある…」と頷いているあなたへ。
実は問題の本質は、プロ個人よりも「あなたの目的」と「レッスンのスタイル」が合っていないことかもしれません。
ユーティリティー 30 度の飛 距離を活かす!賢い選び方と人気モデル

30度ユーティリティの飛距離性能を理解したら、次は自分に最適な一本を見つけるステップです。ここでは、賢いクラブ選びのポイントから、市場で評価の高い人気モデル、そして女性ゴルファー向けの選び方まで、具体的な情報をお届けします。後悔しないクラブ選びのために、ぜひ参考にしてください。
- ユーティリティ 30度を中古で探す際の3つのチェックポイント
- ピン ユーティリティ 30度のクラブのG430など人気モデルの特徴
- ユーティリティ 30度以上のレディースモデルはやさしさが魅力
ユーティリティ 30度を中古で探す際の3つのチェックポイント

30度以上のハイロフトユーティリティは、比較的新しいカテゴリーのため、新品市場よりも多様なモデルから選べる中古市場が狙い目です。コストを抑えつつ最適な一本を見つけるために、中古で探す際は以下の3つのポイントを必ずチェックしましょう。
ポイント①:ロフト角の表記を必ず確認する
重要度:
中古クラブは番手(U6, U7など)だけで判断してはいけません。同じ「U6」でも、メーカーやモデルによってロフト角が27度だったり30度だったりします。必ずヘッドのソール部分やネック部分に刻印されている実際のロフト角(例:「30°」)を確認し、自分のクラブセッティングの隙間を埋めるものかを見極めましょう。
ポイント②:シャフトのスペックが自分に合っているか
重要度:
シャフトはクラブの性能を大きく左右します。特にチェックすべきは「硬さ(フレックス)」と「重量」です。フレックスはR, SR, Sなどがあり、自分のヘッドスピードに合わせるのが基本です。より重要なのが重量で、今使っているアイアンセットのシャフトより少し軽く、フェアウェイウッドより少し重いものを選ぶと、スイングのタイミングが合いやすくなります。
スライスしないでシャフトでスコア改善したい方はこちらの「スライスしないシャフトでOB激減 選び方とおすすめ人気モデル」も参考になります。
ポイント③:ヘッドとグリップの状態を細かく見る
重要度:
性能に直結する部分の状態を確認します。フェース面に大きな傷や凹みがないか、ソールに過度な擦り傷がないかをチェックしましょう。多少の塗装欠けは性能に影響ありません。また、グリップがツルツルに消耗している場合は、購入後に交換が必要です。グリップ交換費用(1本1,500円〜)も考慮に入れて価格を判断しましょう。
これらのポイントを押さえることで、中古でも満足度の高い買い物ができるはずです。
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ピン ユーティリティ 30度のクラブのG430など人気モデルの特徴

数あるメーカーの中でも、アマチュアゴルファーから絶大な支持を得ているのがPING(ピン)のユーティリティです。特に30度前後のハイロフトモデルのラインナップが充実しており、多くのゴルファーの悩みを解決しています。
代表的な人気モデルである「G430ハイブリッド」やその前モデル「G425ハイブリッド」には、以下のような特徴があります。
もしあなたが30度のユーティリティ選びで迷ったら、まずPINGのモデルを試してみることをおすすめします。多くのアマチュアに支持される理由を、きっと体感できるはずです。
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ユーティリティ 30度以上のレディースモデルはやさしさが魅力

30度以上のハイロフトユーティリティは、特に女性ゴルファー(レディース)にとって、スコアメイクを劇的に変える可能性を秘めたクラブです。その理由は、女性ゴルファーが抱えがちな悩みをピンポイントで解決してくれる「やさしさ」に満ちた設計にあります。
魅力①:圧倒的にボールが上がる
多くの女性ゴルファーは、アイアンで十分な高さが出せずに、キャリー飛距離を損しています。30度、33度、34度といったロフトが寝たユーティリティは、非力な方でも驚くほど簡単に高弾道のボールを打つことができます。ボールが上がることで、キャリーが伸びるだけでなく、グリーンでボールが止まりやすくなるという大きなメリットも生まれます。
魅力②:振り抜きやすい軽量設計
レディースモデルのユーティリティは、クラブ全体が女性の体力に合わせて軽量に設計されています。シャフトもボールが上がりやすく、つかまりやすいように専用設計されているものがほとんどです。これにより、無理なくスムーズに振り抜くことができ、ミート率の向上とヘッドスピードのアップが期待できます。
魅力③:アイアンセットからのスムーズな移行
最近のレディース用のアイアンセットは、7番からPW、SWまでといった構成が多く、それより長い番手はユーティリティで揃えるのが主流です。例えば、7番アイアンの代わりに33度、6番アイアンの代わりに30度のユーティリティを入れることで、苦手な距離がなくなります。
ゼクシオやキャロウェイ、テーラーメイドなど、多くの人気ブランドが魅力的なレディースモデルのハイロフトユーティリティをラインナップしています。デザインも華やかなものが多く、ゴルフをより楽しむためのアイテムとしても最適です。
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総括:ユーティリティー 30 度の飛 距離を知りスコアアップへ

この記事では、30度ユーティリティの飛距離性能から選び方までを詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。
ユーティリティ 30 度の飛 距離を正しく理解し、あなたのセッティングに加えることで、これまで攻めあぐねていた距離が得意になるはずです。この記事を参考に、ぜひあなたに合った最高のパートナーを見つけてください。
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