フェアウェイウッドの鉛の貼り方【図解】悩み別調整でミス激減

フェアウェイウッドの鉛の貼り方【図解】悩み別調整でミス激減 スキルアップ
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フェアウェイウッドが上手く打てず、「大事なセカンドショットでスライスが止まらない」「ここ一番でトップしてチョロばかり…」といった、スコアに直結する悔しい思いをしていませんか?高価な最新クラブに買い替える前に、数百円でできる「鉛チューニング」を試すだけで、あなたのクラブが驚くほど打ちやすい”魔法の杖”に変わるかもしれません。

この記事では、多くのゴルファーが苦手とするフェアウェイウッドへの鉛の貼り方を徹底的に解説します。さらに、鉛を使ったゴルフクラブの基本的な調整方法、スイングリズムを整えるシャフトへの貼り方、そしてドライバーやアイアンなど他のクラブへの応用術まで、豊富な図解を交えて分かりやすくご紹介します。

信頼できる情報として日本ゴルフ用品協会の指針にも準拠し、ゴルフ規則に関するルールや注意点も網羅。初心者の方でも今日から安心して、自分だけの最適なクラブカスタマイズを始められます。

この記事のポイント
  • 鉛を貼る位置で弾道がどう変わるかの基本原則
  • スライスやトップなど、悩み別のフェアウェイウッドへの鉛の貼り方
  • シャフトに鉛を貼る効果と、適切な重さの目安
  • ドライバーやアイアンなど、クラブ別の鉛活用術とルール

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フェアウェイ ウッド 鉛の貼り方の基本|ヘッド調整で悩み解決

ゴルフコースで、ゴルフクラブのヘッドに貼られた「DH LEAD」と書かれたテープを剥がしている手元のクローズアップ。

このセクションでは、フェアウェイウッドをはじめとする各ゴルフクラブのヘッドに鉛を貼る際の基本的な考え方と、具体的な悩み別の解決策を解説します。

鉛チューニングの核心は、ヘッドの「重心」をコントロールすることにあります。鉛をわずか数グラム貼るだけで重心の位置が変わり、クラブの性能が劇的に変化します。その物理的な原理を理解することが、悩みを解決し、スコアアップを実現するための最短ルートです。

  • 調整の基本|貼る位置と弾道の関係
  • トップが多い悩みは総重量の見直しで解決
  • 球が上がりすぎる場合はフェース寄りに貼って低スピン化
  • ユーティリティは捕まり過ぎの抑制がカギ
  • アイアンのスライス対策における鉛の貼り方はヒール寄りが基本
  • ウェッジはバックフェース上部に貼るとスピンが増える
  • ドライバーは後方貼りで高弾道化し飛距離アップを狙う
  • ゴルフクラブの 鉛の貼り方の基本! パターはソールに貼って安定性向上

調整の基本|貼る位置と弾道の関係

調整の基本|貼る位置と弾道の関係
画像引用:ライト株式会社

フェアウェイウッドでの鉛調整を成功させる鍵は、ヘッドのどこに貼ると、弾道がどう変わるのかという基本原則を理解することです。これは物理法則に基づいているため、一度覚えてしまえばどんなクラブにも応用できます。ヘッドの重心位置を意図的に移動させ、理想の弾道を手に入れましょう。

貼る位置主な効果弾道の変化こんな人におすすめ
ヒール側(シャフト寄り)ヘッドが返りやすくなるスライス抑制、ドロー系にスライスやプッシュアウトに悩む人
トゥ側(ヘッド先端)ヘッドの返りが穏やかになるフック抑制、フェード系にフックやチーピン、引っ掛けに悩む人
ソール後方深・低重心化高弾道になる球が上がりにくく、キャリーを伸ばしたい人
ソール前方(フェース寄り)浅重心化低弾道・低スピンになる球が吹き上がり、飛距離をロスしている人

なぜ弾道が変わるのか?

  • 左右の曲がり(ヒール・トゥ): ヒールに貼ると重心距離(シャフト軸線から重心までの距離)が短くなり、スイング中にヘッドが回転しやすくなります(=捕まる)。逆にトゥに貼ると重心距離が長くなり、回転が緩やかになります(=捕まりすぎない)。
  • 弾道の高さ(前方・後方): 後方に貼るとインパクトでフェースが上を向きやすくなり高弾道に。前方に貼るとスピン量が減り、弾道が低く抑えられます。

この4つの原則をベースに、自分のクラブの症状と目指す弾道を照らし合わせ、最適な貼り付け位置を見つけてください。

トップが多い悩みは総重量の見直しで解決

夕焼けを背にしたゴルフ場で、クラブを手に思案するゴルファー。

フェアウェイウッドで多発する「トップ」のミス。この原因の多くは、実はクラブが軽すぎることによるスイングの不安定さにあります。ドライバーからの流れで軽いフェアウェイウッドを使っていると、無意識に手先だけでクラブを操作する「手打ち」になりがちです。その結果、スイングアークが不安定になり、インパクトで体が浮き上がってボールの頭を叩いてしまうのです。

この問題を解決するには、ヘッドに鉛を貼ってバランスを重くする方法もありますが、振り遅れが気になる場合は、シャフトへの調整が非常に効果的です。具体的には、シャフトのグリップのすぐ下に5g〜10g程度の鉛を巻き付けます。これにより、ヘッドの振り心地(スイングバランス)を大きく変えることなく、クラブ全体の総重量だけを増やすことができます。

クラブにしっかりとした重さが加わることで、手先だけでなく体幹を使った安定したスイングがしやすくなります。クラブの重みを感じながら振ることで、自然とスイングリズムもゆったりとし、ミート率が劇的に向上。結果としてトップのミスが軽減されるのです。まずは手軽に試せるこの方法で、クラブとの一体感を感じてみてください。

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球が上がりすぎる場合はフェース寄りに貼って低スピン化

球が上がりすぎる場合はフェース寄りに貼って低スピン化
画像引用:みんなのゴルフダイジェスト

「ナイスショットだと思ったのに、ボールがホップするように高く上がりすぎて、思ったより飛んでいない…」そんな「吹き上がり」の症状は、スピン量が多すぎることが原因です。特にヘッドスピードが速いゴルファーに見られがちなこの悩みは、ヘッドの重心を浅くすることで解決できます。フェアウェイウッドのソール前方、つまりフェースに近い位置に鉛を貼りましょう。

この位置に鉛を貼ると、ヘッドの重心が前方に移動し「浅重心」の状態になります。重心が浅くなると、インパクト時にボールにかかるバックスピンの量が減少します。スピンが減ることで、ボールは前へ進もうとするエネルギーが強くなり、吹き上がりが抑制されます。結果として、打ち出し角は少し低くなりますが、風に負けない力強い中弾道のボールになり、着弾してからのランも期待できるため、トータル飛距離の向上が見込めます。

ただし、浅重心化はミスヒットへの寛容性が若干低下するデメリットもあります。まずは2g程度から試し、弾道の変化と打感のバランスを見ながら調整するのがおすすめです。

ユーティリティは捕まり過ぎの抑制がカギ

「LEEDAD」と書かれた金色のバンドと、「G」と「B」の刻印があるメタリックなゴルフクラブのヘッドのクローズアップ。

ロングアイアンの代わりとして、多くのゴルファーのセッティングに加わっているユーティリティ。その構造上、重心角が大きくボールが捕まりやすいように設計されているモデルが多いため、意図せず左に曲がってしまうフックや引っ掛けに悩むケースが少なくありません。「楽に打てるはずなのに、左へのミスが怖くて振れない」という方は、鉛を使ってヘッドの挙動を少しだけ穏やかにしてあげましょう。

対策は非常にシンプルで、ヘッドのトゥ側(先端側)に鉛を貼るだけです。トゥ側を重くすることで、ヘッドの重心距離が長くなり、インパクトにかけてのヘッドの急激なターン(フェースローテーション)が抑制されます。これにより、フェースが被ってインパクトするのを防ぎ、左へのミスを軽減。ストレートから、やや右に滑るようなフェード系の球筋に調整することが可能です。

驚くかもしれませんが、わずか1g〜2gの鉛でも効果は絶大です。まずは少量から試し、練習場で弾道がどれくらい変化するかを確認しながら、自分にとって最適な重さを見つけていくのが成功への近道です。

アイアンのスライス対策における鉛の貼り方はヒール寄りが基本

アイアンのスライス対策における鉛の貼り方はヒール寄りが基本
画像引用:Amazon

グリーンを狙う重要なショットであるアイアンで、ボールが右に力なく曲がってしまうスライスは、スコアを大きく崩す原因になります。この悩みも、鉛チューニングで改善が可能です。基本的な対策はフェアウェイウッドと同じく、ヘッドのヒール側(シャフト寄り)に鉛を貼ることです。

なぜヒール側なのか?それは、ヘッドの「重心距離」を短くするためです。ヒール側に重さを加えると重心がシャフト軸に近づき、スイング中にヘッドがスムーズにターンしやすくなります。つまり、インパクトでフェースが開きにくく、スクエアに戻りやすくなるのです。これによりボールの捕まりが劇的に向上し、スライス回転を抑制できます。

特に、ボールが右に真っ直ぐ飛び出してから曲がる「プッシュスライス」に悩んでいる方に効果的です。まずは、アイアンのバックフェースのヒール寄りに2g程度の鉛を貼ることから始めてみてください。弾道がストレートに近づくだけでなく、芯でボールを捉える感覚が向上し、力強いドローボールでピンをデッドに狙えるようになる可能性も秘めています。

ウェッジはバックフェース上部に貼るとスピンが増える

ウェッジはバックフェース上部に貼るとスピンが増える
画像引用:Yahoo!

グリーン周りのアプローチショットでは、ボールを狙った場所に止められるスピン性能がスコアメイクの鍵を握ります。意外に思われるかもしれませんが、ウェッジのバックフェースの上部に鉛を貼ることで、そのスピン性能を高める効果が期待できます。「キュキュッと止まる」プロのようなアプローチを目指してみましょう。

バックフェースの上部を重くすると、ヘッドの重心位置がわずかに高くなります。高重心のヘッドでボールを打つと、インパクト時にフェースがボールを上から抑え込むように動きます。これにより、ボールがフェース面を滑る時間が長くなり、溝がしっかりとボールに食い込むことで、より多くのバックスピンをボールに与えることができるのです。

結果として、ランが少なくなり、キャリーで狙った場所にボールを運んで止められるようになります。また、重心が高くなることでヘッドが地面に刺さりにくくなり、ダフリのミスを軽減する副次的な効果も期待できます。グリーンをオーバーしがちな方や、アプローチに苦手意識がある方はぜひ試してみてください。

ドライバーは後方貼りで高弾道化し飛距離アップを狙う

ドライバーは後方貼りで高弾道化し飛距離アップを狙う
画像引用:Amazon

「もっと飛ばしたい!」というのは全ゴルファー共通の願いです。飛距離を最大限に引き出すためには、「ボール初速」「打ち出し角」「スピン量」の3要素を最適化する必要があります。鉛チューニングは、このうちの「打ち出し角」と「スピン量」を手軽に調整できる強力なツールです。現在の弾道が低すぎてキャリーが不足していると感じるなら、ソールの後方中央に鉛を貼って高弾道化を図り、飛距離アップを狙いましょう。

ソールの最も後ろに鉛を貼ると、ヘッドの重心が後方に下がり、「深重心」になります。重心が深くなることで、インパクト時の有効ロフト角が増え、自然と打ち出し角が高くなります。ボールが空中にいる時間(滞空時間)が長くなることで、キャリーが伸び、トータル飛距離の向上が期待できるのです。

また、深重心化はヘッドの慣性モーメントを大きくする効果もあり、オフセンターヒット時(芯を外した時)の飛距離ロスや方向性のブレを抑える、つまり「ミスに強くなる」というメリットもあります。まずは2g〜4gを目安に貼り、自分のヘッドスピードに合った理想的な高さの弾道を探してみましょう。

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ゴルフクラブの 鉛の貼り方の基本! パターはソールに貼って安定性向上

ゴルフクラブの 鉛の貼り方の基本! パターはソールに貼って安定性向上
画像引用:Amazon

スコアの約4割を占めると言われるパッティング。その成否を分けるのは、なんといってもストロークの安定性です。鉛チューニングは、このパッティングの安定性を向上させるための非常に簡単で効果的な方法です。

最も一般的なのは、パターのソール(底面)に鉛を貼ってヘッド重量を増やす方法です。ヘッドが重くなることで、クラブの「慣性モーモーメント」が増大します。慣性モーメントが大きいと、ヘッドが外部の力(例えば、インパクトの小さなズレ)の影響を受けにくくなるため、ストローク中にヘッドがブレにくくなります。

これにより、テークバックからフォローまで、パターヘッドが一定の軌道を描きやすくなり、方向性のブレや距離感のばらつきを抑える効果が期待できます。特に、ショートパットでインパクトが緩んでしまう「パンチ」や、逆に力が入りすぎてしまう癖がある方におすすめです。ヘッドの重みを利用して、振り子のイメージでスムーズにストロークする感覚を養うことができます。

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シャフトにも使えるフェアウェイウッドの鉛の貼り方と注意点

暗い背景の中、両手が金属製の棒に白いグリップテープを巻きつけている。

鉛はヘッドだけに貼るものだと思っていませんか?実は、シャフトに貼ることでもクラブの性能を大きく変えることができます。ヘッド調整が「弾道」を直接コントロールするのに対し、シャフト調整は「振り心地」や「タイミング」を整えるのが主な目的です。

特に、地面から直接打つ繊細さが求められるフェアウェイウッドでは、このシャフト調整がスイング全体の安定に直結します。ここではシャフトへの鉛の貼り方と、知っておくべきルールや注意点を詳しく解説します。

  • シャフトへの調整で振り心地が激変する
  • バランスを重くする調整で安定感アップ
  • バランスを軽くするカウンターバランスの効果
  • シャフトへの鉛の貼り方でルール違反にならないための3つの注意点
  • シャフトに貼る鉛は5g前後までを目安に調整しよう

シャフトへの調整で振り心地が激変する

シャフトへの調整で振り心地が激変する
画像引用:Amazon

フェアウェイウッドのシャフトに鉛を貼る最大の目的は、クラブの総重量を増やし、スイングリズムを安定させることにあります。ヘッドに鉛を貼るとスイングバランス(振った時のヘッドの重さ)も同時に重くなってしまいますが、シャフト、特にグリップのすぐ下に貼ることで、そのバランスの変化を最小限に抑えながら総重量だけを効果的に増やすことができます。

クラブが軽すぎると感じると、スイングが手先だけの動きになったり、トップからの切り返しで力んでタイミングがずれたりする大きな原因になります。シャフトに鉛を貼って適度な重さを加えることで、クラブ全体の存在を感じながら、体幹を使ったゆったりとしたスイングが可能になります。これにより、スイングテンポが自然と安定し、ミート率が向上。結果として、方向性や飛距離の安定につながるのです。

ヘッドを調整しても今ひとつしっくりこない、という方は、ぜひこのシャフトチューニングを試してみてください。これまでとは全く違う振り心地に、きっと驚くはずです。

バランスを重くする調整で安定感アップ

左の皿に「77」の物体が載って下がっている不均衡な天秤で、右の皿には分銅と「BLEAD」と書かれた紙を置く手が見え、台座には「75LG」と表示されている。

ゴルフクラブの「スイングバランス」とは、クラブを振った時に感じるヘッドの重さのことで、「D1」「D2」といったアルファベットと数字の組み合わせで示されます。ヘッド側に鉛を約2g貼るごとに、このバランスは約1ポイント重くなります(例:D1→D2)。このバランスを重くする調整は、ヘッドの重みを感じながら、ゆったりとしたリズムでスイングしたいゴルファーに特に有効です。

フェアウェイウッドのヘッドに鉛を貼ってバランスを重くすると、ダウンスイングでヘッドが自然に落下してくる感覚(ヘッドが仕事をしてくれる感覚)が得やすくなります。これにより、力みに頼らずとも、クラブの重さを利用してスムーズにスイングプレーンに乗せることができ、スイングリズムが安定します。

特に、スイングテンポが速くなりがちな方や、手先でクラブをこねてしまう癖がある方には、ヘッドの重みを感じることで、体を使った大きなアークのスイングを身につける助けとなります。ただし、重くしすぎるとヘッドが返りきらずに振り遅れ、スライスの原因にもなります。体力やスイングタイプに合わせて、少しずつ試しながら自分にとって心地よいバランスを見つけることが重要です。

バランスを軽くするカウンターバランスの効果

バランスを軽くするカウンターバランスの効果
画像引用:Amazon

フェアウェイウッドのバランスをあえて軽くし、振り抜きやすさや操作性を向上させたい場合には、「カウンターバランス」というチューニング手法が非常に有効です。これは、その名の通り、ヘッドとは反対側のグリップエンド部分に重さを加えることで、全体のバランスを取る技術です。具体的には、グリップのすぐ下やグリップエンドの内部に鉛や専用のウェイトを装着します。

手元側が重くなると、シーソーの原理で相対的にヘッドが軽く感じられるようになります。これにより、クラブ全体の操作性が向上し、自分の意図通りにクラブをコントロールしやすくなるため、よりシャープに振り抜けるようになります。ヘッドが重すぎて振り遅れてしまうゴルファーや、フェースコントロールを積極的に行いたい上級者におすすめの調整法です。

また、カウンターバランスはクラブの総重量自体は増えるため、クラブが軽すぎることによるスイングの不安定さを解消しつつ、振り抜きやすさも両立できるという大きなメリットがあります。ヘッドの重さを少し消したい、と感じる方は試す価値のあるチューニングです。

シャフトへの鉛の貼り方でルール違反にならないための3つの注意点

ランプの光の下、ゴルフウェアの男性が「GOLLF」というタイトルの本を集中して読んでいます。

シャフトへの鉛の貼り方は手軽で効果的な一方、ゴルフ規則(R&A/USGA)に抵触しないよう、いくつかの重要な注意点を守る必要があります。ルールを知らずに違反してしまうと、競技ではペナルティの対象となります。安心してプレーを楽しむために、以下の3つのポイントを必ず覚えておきましょう。

  1. ラウンド中は調整禁止: プレーが始まった後(最初のホールでティーショットを打った後)に、鉛を貼ったり、剥がしたり、位置を変更したりすることはルールで認められていません。すべての調整は、ラウンドが始まる前に完了させておく必要があります。
  2. 偶然剥がれた場合はOK: プレー中に鉛が偶然剥がれてしまった場合に限り、元の位置に貼り直すことは認められています。ただし、意図的に剥がすことはできません。
  3. フェース面には貼らない: これはヘッドに関するルールですが、クラブのフェース面にいかなるものも付着させることは禁止されています。鉛を貼る際は、フェース面にかからないように注意してください。

これらの公式ルールを守り、すべてのプレーヤーが公平な条件で競い合えるよう、フェアなプレーを心がけましょう。

シャフトに貼る鉛は5g前後までを目安に調整しよう

暗い木製のテーブルの上で、手が穴の開いた金属製のロールをデジタルスケールに乗せており、ディスプレイには8.9gと表示されている。

シャフトに鉛を貼る際、「いったい何グラム貼ればいいのか?」と迷うかもしれません。明確な規定はありませんが、闇雲に貼るのは禁物です。まずは2g程度の少量から始め、一般的には5g前後を目安に調整するのが最も効果的かつ安全と言えます。多くても10gを超えない範囲で、自分にとって最も心地よく振れる重さを見つけましょう。

なぜなら、シャフトは単なる棒ではなく、スイング中にしなることでエネルギーを蓄積・解放し、ヘッドを走らせる重要な役割を担っているからです。あまりに多くの鉛(例えば10g以上)を貼ると、その部分だけが硬くなり、シャフト本来のしなり方や特性を阻害してしまう可能性があります。結果として、シャフト全体のバランスが崩れ、かえってタイミングが取りにくくなったり、飛距離をロスしたりする原因にもなりかねません。

10gや20gといった大幅な重量アップが必要だと感じる場合は、鉛チューニングの範囲を超えており、そもそもシャフトの硬さや重さ自体が合っていない可能性が高いです。その場合は、リシャフト(シャフト交換)を検討するのが根本的な解決策となります。鉛チューニングは、あくまで「微調整」と捉え、少量から試すのが成功の鍵です。

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総括:フェアウェイウッドの鉛の貼り方をマスターしよう

夕日に照らされたゴルフコースのグリーン上で、ゴルフクラブを持った笑顔の男性ゴルファーが穏やかに立つ様子。

この記事では、フェアウェイウッドの鉛の貼り方を中心に、ゴルフクラブの性能を自分仕様に引き出すための調整方法を解説しました。最後に、重要なポイントをまとめます。

  • 鉛はヘッドのヒール側に貼るとスライス防止、トゥ側に貼るとフック防止に効果的です。
  • 弾道を高くしたい場合はソール後方、低くしたい場合はソール前方に鉛を貼ります。
  • フェアウェイウッドのトップが多い悩みは、ヘッドではなくシャフトのグリップ直下に5g〜10gの鉛を貼って総重量を増やすと改善しやすいです。
  • ユーティリティの捕まり過ぎは、ヘッドのトゥ側に鉛を貼ることで抑制できます。
  • アイアンのスライス対策も、基本はヘッドのヒール寄りに貼ることでヘッドの返りを促します。
  • ウェッジはバックフェース上部に鉛を貼ることで重心が上がり、スピン性能が向上します。
  • ドライバーはソールの後方に鉛を貼ると高弾道になり、キャリーを伸ばして飛距離アップが期待できます。
  • パターはソールに鉛を貼ってヘッドを重くすると、ストロークが安定しやすくなります。
  • シャフトに鉛を貼ることで、バランスを大きく変えずに総重量を増やし、スイングリズムを安定させることができます。
  • 手元を重くしてヘッドを軽く感じさせる「カウンターバランス」も有効な調整方法です。
  • ラウンドが始まってからの鉛の貼り替えや移動はルール違反となるため、調整は必ずラウンド前に行いましょう。
  • 偶然剥がれた場合のみ、元の位置に貼り直すことが許されています。
  • シャフトに貼る鉛の量は、5g前後を目安とし、多くても10g程度に留めるのが賢明です。
  • 調整は一度に大量に貼るのではなく、少量から試して、実際の弾道や感覚を確認しながら微調整を繰り返すことが成功の秘訣です。
  • 鉛チューニングは、クラブを買い替えることなく、低コストで自分のスイングや悩みにクラブを合わせられる非常に有効な手段です。

この記事を参考に、まずは自分のミスの傾向を分析し、鉛テープを一つ用意して練習場へ足を運んでみませんか?あなたも鉛チューニングをマスターして、苦手なフェアウェイウッドを最強の武器に変えましょう!

参考

スキルアップ
この記事を書いた人
フェアウェイ伯爵

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