ユーティリティならフェアウェイウッドはいらない？選び方解説

「フェアウェイウッド（FW）が苦手だから、いっそ抜いてしまいたい」「ユーティリティ（UT）があれば、フェアウェイウッドは本当にいらないの？」といった悩みを抱えるゴルファーは少なくありません。

特に、スコア100切りや90切りを目指すアマチュアゴルファーにとって、クラブセッティングはスコアメイクを左右する重要な要素です。ゴルフクラブの様々な情報を提供する日本ゴルフ用品協会のデータを見ても、クラブの進化は多様化しており、選択肢は増え続けています。

中には、フェアウェイウッドを使わないプロや、ユーティリティを入れないセッティングを選択する上級者も存在します。

この記事では、「初心者はFWとUTどっちが扱いやすい？」という基本的な疑問から、5番ウッドの代わりになるユーティリティの選び方、プロがユーティリティを使わない理由、そしてユーティリティの欠点まで、具体的な疑問に答えていきます。

あなたのレベルやスタイルに合わせて、フェアウェイウッドやユーティリティが「いらない」のか、それとも「必要」なのかを判断するための明確な基準を解説します。

スコアに悩むのは、もう終わりにしませんか？

たった2ヶ月のマンツーマン指導で

100切り達成

を目指せる科学的メソッド！

＼ まずは自分の「伸びしろ」を知る ／
>> 無料でゴルフ力診断を試してみる

し・か・も

【安心の全額返金保証付き】
どんなに素晴らしいクラブも、使いこなせなければ意味がありません。
本気で結果を出したいなら、自己流に時間とお金を浪費するのはやめましょう。
※保証の適用には条件があります。詳細はRIZAP GOLF公式サイトをご確認ください。

スコアで判断！ユーティリティとフェアウェイウッドのいらない基準

フェアウェイウッドやユーティリティが必要かどうかは、ゴルファーのスキルレベルによって大きく変わります。ここでは、目指すスコア別に「いらない」と判断できる基準を具体的に解説します。

• 一目でわかる！7つの違い徹底比較表
• 初心者はフェアウェイウッドは不要でまずユーティリティを選ぶのが正解
• 得意クラブで選ぶのが最適解
• スイングの違いは？払い打つFW・打ち込むUT
• 初心者は無理に入れる必要なし
• 100切りにはむしろ武器になる
• 90切りの壁はフェアウェイウッド不要で越えられる
• プロが使わないケースとその理由
• アイアンが得意なプロはUTを使わないことも

一目でわかる！7つの違い徹底比較表

フェアウェイウッドとユーティリティ、どちらを選ぶべきか考える前に、まずは両者の根本的な違いを理解することが重要です。以下の表で7つの主要な違いを比較してみましょう。

この表からわかるように、FWは飛距離性能に特化した「攻めのクラブ」である一方、UTは様々な状況に対応できる安定性重視の「守りのクラブ」と言えます。FWはシャフトが長くヘッドが大きいため、しっかり当たればUTよりも遠くに飛ばせますが、その分ミートするのが難しくなります。対照的にUTは、シャフトが短く操作しやすいため、ラフなどの悪いライからでも振り抜きやすく、安定した結果を期待できるのが最大の強みです。

初心者はフェアウェイウッドは不要でまずユーティリティを選ぶのが正解

ゴルフを始めたばかりの初心者にとって、フェアウェイウッドは最も難しいクラブの一つです。結論から言うと、最初はフェアウェイウッドは不要で、代わりにやさしいユーティリティを選ぶのが正解です。

フェアウェイウッドはシャフトが長く、地面にあるボールを正確にミートするには高い技術が求められます。空振りやトップ、ダフリなどのミスが出やすく、スコアを崩す原因になりがちです。

一方、ユーティリティはアイアンのような感覚で振れるように設計されており、ミスヒットに強いのが最大の特徴です。「お助けクラブ」とも呼ばれる通り、初心者でも安定してボールを前に運びやすく、ゴルフを簡単にしてくれます。まずはユーティリティで長い距離を打つ感覚を掴むことが、上達への近道と言えるでしょう。

得意クラブで選ぶのが最適解

フェアウェイウッドとユーティリティのどちらを選ぶか迷ったときは、自分の得意なクラブを基準に考えるのが最適解です。ドライバーが得意なゴルファーと、アイアンが得意なゴルファーでは、適したクラブが異なります。

ドライバーショットが得意な人は、ボールを払い打つ（レベルブロー）スイング軌道が身についていることが多いです。このスイングは、フェアウェイウッドの打ち方と非常に近いため、比較的スムーズに使いこなせる可能性があります。

逆に、アイアンショットが得意な人は、ボールを上から打ち込む（ダウンブロー）意識が強い傾向にあります。この感覚は、ユーティリティのスイングと共通点が多く、アイアンの延長線上で自然に振ることができます。

自分のスイングタイプや、どちらのクラブに安心感を覚えるかを基準に選ぶことで、ミスの確率を減らすことができます。

スイングの違いは？払い打つFW・打ち込むUT

フェアウェイウッドとユーティリティでは、クラブの特性に合わせて推奨されるスイングの仕方が異なります。この違いを理解することが、両方のクラブをうまく使いこなす鍵となります。

フェアウェイウッドは「払い打ち」

フェアウェイウッドは、ソール（クラブの底）が広く滑りやすい形状をしています。この特性を活かすため、ボールを横から掃くように打つ「払い打ち（レベルブロー）」が基本です。ボールの位置は左足寄りに置き、スイングの最下点がボールの少し先に来るイメージで、大きなアークを描いて緩やかに振り抜きましょう。ボールを無理に上げようとせず、低く長くボールを運ぶ意識を持つと、クラブが自然にボールを上げてくれます。

ユーティリティは「やや打ち込む」

一方、ユーティリティはアイアンに近い性能を持つため、アイアンと同じように少し上からヘッドを入れる「ややダウンブロー」が基本となります。ボールの位置はスタンスの中央か、それより少し左側に置きます。アイアンほど鋭角に打ち込む必要はありませんが、払い打つ意識よりも、しっかりとボールにコンタクトする意識を持つことが大切です。これにより、適度なスピンがかかり、コントロールされた強い弾道を生み出すことができます。

初心者は無理に入れる必要なし

結論として、ゴルフ初心者はフェアウェイウッドを無理にクラブセッティングに入れる必要は全くありません。むしろ、最初はバッグから抜いておく方が、スコアメイクの観点からは賢明な判断と言えます。

フェアウェイウッドは、当たれば飛距離を稼げる魅力的なクラブですが、その難易度の高さから、アマチュアゴルファーにとっては「諸刃の剣」です。ナイスショットの確率よりも、OBやチョロといった大叩きに繋がるミスショットの確率の方が圧倒的に高くなりがちです。

コースで「どのクラブを使えばいいか分からない」という迷いは、プレーのリズムを崩す原因になります。苦手意識のあるフェアウェイウッドを抜くことで、クラブ選択がシンプルになり、よりプレーに集中できるようになるという精神的なメリットも大きいのです。

100切りにはむしろ武器になる

スコア100切りを目指すゴルファーにとって、ユーティリティがいらない、ということはまずありません。むしろ、スコアアップのための強力な武器になります。

100切りを達成するための鍵は、大叩きをしないことです。特に、150ヤード以上の長い距離が残ったパー4の2打目や、パー3のティーショットで、いかにミスをせずグリーンに近づけられるかが重要になります。

多くの初心者が苦手とするロングアイアン（5番や6番アイアン）が要求される場面で、ユーティリティはその真価を発揮します。アイアンよりもはるかにボールが上がりやすく、ミスヒットにも強いため、確実にボールを前へ進めることができます。この安心感が、力みをなくし、結果的にナイスショットの確率を高めてくれるのです。

90切りの壁はフェアウェイウッド不要で越えられる

スコア90切りという次のステップを目指す際にも、フェアウェイウッドがいらないという選択は非常に有効です。事実、多くのシングルプレーヤーが「90切りを目指すならフェアウェイウッドは不要」と断言します。

その理由は、90切りには飛距離の魅力よりも、徹底したリスク管理とコースマネジメントが求められるからです。難しいフェアウェイウッドで一発逆転の2オンを狙うよりも、得意なユーティリティやミドルアイアンで確実にフェアウェイを刻んでいく方が、結果的に大叩きを防ぎ、パーやボギーを拾える確率が高まります。

例えば、難しい3番ウッドや5番ウッドを抜き、代わりに安定性の高いユーティリティや、ロフトの多い7番ウッドなどを1本入れるセッティングがおすすめです。苦手なクラブを克服するよりも、得意なクラブで勝負する方が、90切りの壁を越える近道となります。

プロが使わないケースとその理由

テレビで見るプロゴルファーは、いとも簡単にフェアウェイウッドを使いこなしているように見えますが、彼らでさえコースや自身のコンディションによってはフェアウェイウッドを使わない（セッティングから抜く）ことがあります。

プロがフェアウェイウッドを抜く主な理由は、飛距離よりもボールコントロールと正確性を優先したい場合です。例えば、コースが狭く、ティーショットでOBのリスクを絶対に避けたいホールが続く場合、3番ウッドの代わりに、より操作性の高いユーティリティやドライビングアイアンを選択します。

また、風が強い日には、高く上がりすぎるフェアウェイウッドよりも、低く抑えた強い弾道が打てるクラブを優先します。プロの世界では、飛距離のアドバンテージよりも、1打のミスを防ぐことの方がはるかに重要になる場面が多いのです。

アイアンが得意なプロはUTを使わないことも

一方で、プロやトップアマチュアの中には、ユーティリティを一本もセッティングに入れない選手もいます。これは、彼らがロングアイアンを自在に操る高い技術を持っているからです。

ユーティリティはミスに寛容でやさしいクラブですが、その構造上、ボールが左に捕まりやすい（フックしやすい）特性を持つモデルもあります。また、繊細な球筋のコントロール（高い球、低い球、ドロー、フェード）においては、アイアンの方に分があると感じるプレーヤーもいます。

特に、自分のスイングでしっかりとスピンをかけてグリーンにボールを止めたい、意図した球筋でコースを攻略したいと考える上級者にとって、ロングアイアンは代えがたい武器となります。そのため、ユーティリティのやさしさよりも、アイアンの操作性を取ってセッティングを組むのです。

そのクラブにかけた情熱を、スコアに繋げませんか？

ゴルフ人生で、最高の自己投資。

結果を出す

と決めたあなたを、本気でサポートします。

＼ 失うものは、今のスコアの悩みだけ ／
>> あなたの可能性を無料診断で見てみる

し・か・も

【安心の全額返金保証付き】
費用や時間、これまでの練習…あなたの「投資」を絶対に無駄にはさせません。
結果にコミットする、その意味をぜひ体験してください。
※保証の適用には条件があります。詳細はRIZAP GOLF公式サイトをご確認ください。

フェアウェイウッドがいらない時のユーティリティ選びと疑問解決

フェアウェイウッドをセッティングから抜くと決めたとき、その代わりとなるユーティリティをどう選べばいいのか、具体的な疑問が湧いてきます。ここでは、ユーティリティ選びでよくある質問に、専門的な視点からお答えします。

• ライの状況で使い分けるのがスコアアップの鍵
• 両方入れるなら？おすすめの組み合わせ例
• 飛距離は5Wだが安定性は4UT
• 5番ウッドの代わりはのユーティリティはロフト角22度が目安
• 19度はヘッドスピードが必要で難しい
• 欠点は飛距離の限界と弾道の低さ
• ユーティリティを入れないセッティングの具体例
• セッティングの基本！重量フローの考え方

ライの状況で使い分けるのがスコアアップの鍵

スコアを安定させるためには、ボールが置かれている「ライ」の状況に応じて、フェアウェイウッドとユーティリティを的確に使い分けることが非常に重要です。

フェアウェイウッドが活躍するライ

• 平らなフェアウェイ: FWの性能を最大限に発揮できる最高の状況です。特に長い距離が残っていて、グリーンを狙いたい場面では積極的に使っていきましょう。
• 短く刈られたラフ: ボールが沈んでおらず、少し浮いているような状態であれば、FWでも問題なく打つことができます。

ユーティリティが活躍するライ

• 深いラフ: ボールが芝に沈んでいる状況では、ヘッドが大きく芝の抵抗を受けやすいFWは不向きです。ヘッドが小ぶりで上から打ち込めるUTなら、芝の抵抗に負けずに振り抜きやすく、脱出の確率が格段に上がります。
• フェアウェイバンカー: アゴの高さにもよりますが、ボールをクリーンに拾いやすいUTは、FWよりもバンカーショットに適しています。
• つま先上がり・下がりなどの傾斜地: シャフトが短く、アイアンのようにコントロールしやすいUTは、傾斜地でも体のバランスを保ちやすく、安定したショットが期待できます。

ライが悪い状況で無理にFWを使うのは大叩きの元です。迷ったときは、よりミスの確率が低いユーティリティを選択するのが賢明な判断です。

両方入れるなら？おすすめの組み合わせ例

「フェアウェイウッドもユーティリティも、両方ともセッティングに入れたい」と考えるゴルファーも多いでしょう。両方の長所を活かすことで、コース戦略の幅は大きく広がります。重要なのは、飛距離が重複せず、きれいな階段を作ることです。

以下に、おすすめの組み合わせ例をいくつか紹介します。

• 例1：FW1本、UT2本の安定重視型
  • 5番ウッド（18度前後）： 飛距離が欲しい場面での最大飛距離を担当。
  • 4番ユーティリティ（22度前後）： 5Wとアイアンの中間を安定して埋める。
  • 5番ユーティリティ（25度前後）： 長めのパー3や、難しいライからのショットを担当。
  • → アマチュアゴルファーに最も人気があり、バランスの取れたセッティングです。
• 例2：FW2本、UT1本の飛距離重視型
  • 3番ウッド（15度前後）： ドライバーの代わりや、パー5での2オン狙い。
  • 5番ウッド（18度前後）： 3Wよりも安定して飛距離を稼ぎたい時に。
  • 4番ユーティリティ（22度前後）： FWとアイアンのつなぎ役。
  • → 飛距離に自信があり、攻撃的なゴルフをしたい方向けのセッティングです。

自分のアイアンセットの一番長い番手（多くは5番または6番アイアン）から、スムーズに飛距離が繋がるように、ロフト角の間隔を4〜5度程度に保つのが理想です。

飛距離は5Wだが安定性は4UT

同じくらいのロフト角である5番ウッド（5W）と4番ユーティリティ（4UT）、どちらが飛ぶのかは多くのゴルファーが抱く疑問です。結論から言うと、芯で捉えた場合の最大飛距離は5Wの方が出やすいですが、平均飛距離の安定性は4UTに軍配が上がります。

5Wは4UTよりもシャフトが長いため、ヘッドスピードが上がりやすく、飛距離を伸ばすポテンシャルがあります。しかし、その長さがミート率の低下を招き、少し芯を外しただけで飛距離が大きく落ち込んでしまうのが弱点です。

一方、4UTはシャフトが短く、アイアンに近い感覚で振れるため、安定してボールの芯を捉えやすいのが特徴です。そのため、一発の飛びは5Wに劣るかもしれませんが、ミスヒットした時の飛距離のロスが少なく、結果的に平均飛距離が安定し、計算できるゴルフがしやすくなります。

5番ウッドの代わりはのユーティリティはロフト角22度が目安

これまで使っていた5番ウッド（ロフト角18度前後）の代わりにユーティリティを入れる場合、どの番手を選べばいいのでしょうか。一般的には、ロフト角22度前後の4番ユーティリティがその目安となります。

「同じロフト角じゃないの？」と疑問に思うかもしれませんが、クラブの飛距離はロフト角だけで決まるわけではありません。前述の通り、フェアウェイウッドはユーティリティよりもシャフトが長いため、同じロフト角でも飛距離が出やすくなっています。

そのため、5Wと同じ飛距離をユーティリティで打つためには、少しロフト角が大きい（寝ている）番手を選ぶ必要があります。多くのメーカーで、5Wの代替クラブとして4UT（22度）や5UT（25度）が設計されています。

自分にぴったりの一本を見つけるために、試打をして飛距離の階段がうまく作れるか確認することをおすすめします。

テーラーメイド ステルス2 レスキュー（4U/22度）をAmazonで探す

テーラーメイド(TAYLOR MADE) レスキュー Stealth2 TENSEI RED TM60('22) メンズ N8513509 RH ロフト角:22 番手:#4 フレックス:S

Amazonで探す

楽天市場で探す

Yahooショッピングで探す

メルカリで探す

ポチップ

楽天市場で人気の4番ユーティリティを見てみる

【全品ポイント10倍！要エントリー！】【期間限定セール】プロギア PRGR 【並品】右用4番ユーティリティ 22 FLEX：R RS 【中古】

ワットマン楽天市場店

¥8,811 （2025/09/08 19:31時点 | 楽天市場調べ）

Amazonで探す

楽天市場で探す

Yahooショッピングで探す

メルカリで探す

ポチップ

19度はヘッドスピードが必要で難しい

ユーティリティの中でも、ロフト角が19度や20度といった、いわゆる「立った」番手は扱いが難しいと言われています。その理由は、ボールを高く上げるために、ある程度のヘッドスピードが必要になるからです。

ロフト角が小さいクラブほど、ボールは低く、強く前に飛んでいく性質があります。ヘッドスピードが不足しているゴルファーがロフトの立ったユーティリティを使うと、ボールが十分に上がらず、キャリーが出ないために思ったような飛距離を稼げません。これは「ロフト20度の壁」とも呼ばれています。

一般的に、ドライバーのヘッドスピードが42m/s以上あるゴルファーでないと、19度のユーティリティを使いこなすのは難しいとされています。自分のヘッドスピードに合わないクラブは、やさしいはずのユーティリティを難しいクラブに変えてしまうので注意が必要です。

欠点は飛距離の限界と弾道の低さ

万能に見えるユーティリティですが、もちろん欠点も存在します。その主な欠点は、フェアウェイウッドほどの最大飛距離は期待できないこと、そして弾道が低めになりがちなことです。

ユーティリティはあくまでロングアイアンの代替という設計思想から始まっているため、飛距離性能ではフェアウェイウッドに及びません。パー5の2打目で、果敢に2オンを狙うような飛距離を稼ぎたい場面では、物足りなさを感じるかもしれません。

また、フェアウェイウッドに比べて重心が浅めに設計されているモデルが多いため、弾道が中弾道になりやすい傾向があります。これにより、グリーンを直接狙った際にボールが止まりにくく、ランが出てしまうことがあります。高い球でピンをデッドに狙いたい、といった戦略にはフェアウェイウッドの方が適していると言えるでしょう。

ユーティリティを入れないセッティングの具体例

ユーティリティを使わずに、フェアウェイウッドとアイアンでセッティングを組むことも、もちろん一つの選択肢です。特に、パワーに自信があり、アイアンの操作性を重視する上級者に見られるセッティングです。

具体的なセッティング例としては、以下のような組み合わせが考えられます。

• ドライバー (1W)
• 3番ウッド (3W)
• 5番ウッド (5W)
• 4番アイアン〜9番アイアン
• ピッチングウェッジ (PW)
• アプローチウェッジ (AW)
• サンドウェッジ (SW)
• パター

このセッティングのメリットは、フェアウェイウッドでしっかりと飛距離の階段を作りつつ、グリーンを狙うショットは全てアイアンで行うことで、距離感やスピンコントロールの統一性を図れる点にあります。ラフからの対応など、ユーティリティの万能性は失われますが、自分の得意なクラブで勝負するという強い意志が感じられるセッティングです。

セッティングの基本！重量フローの考え方

クラブセッティングを考える上で、上級者が特にこだわるのが「重量フロー」です。これは、クラブが短くなるにつれて、総重量が少しずつ重くなっていくように設定することを指します。

この重量フローが整っていると、ドライバーからウェッジまで、どのクラブを手にしても同じような振り心地でスイングできるため、ショットの再現性が高まります。

フェアウェイウッドやユーティリティを選ぶ際も、この考え方は非常に重要です。例えば、ドライバーのシャフトが50g台なら、フェアウェイウッドは60g台、ユーティリティは70g台、そしてアイアンは90g台…といったように、スムーズな流れを作ることが理想です。

特に、後から単品で購入することが多いFWやUTは、この重量フローが崩れる原因になりがちです。軽いドライバーの後に重すぎるUTを入れたり、逆に重いアイアンの前に軽すぎるFWを入れたりすると、スイングのタイミングが取りづらくなり、ミスの原因となります。クラブを選ぶ際は、ロフト角や飛距離だけでなく、シャフト重量にも注目することで、より自分に合ったセッティングを構築できます。

本気で、上手くなりたくありませんか？

次のコンペ、主役はあなたです。

見る目が変わる

ゴルフ仲間を、圧倒的な成長で驚かせましょう。

＼ その答えが、ここにあります ／
>> 2ヶ月後の自分の姿を見てみる

し・か・も

【安心の全額返金保証付き】
「もし上手くならなかったら…」という不安は不要です。
結果に絶対の自信があるからこそ、この保証があります。
※保証の適用には条件があります。詳細はRIZAP GOLF公式サイトをご確認ください。

総括：ユーティリティとフェアウェイウッドがいらない時の判断基準

この記事のポイントをまとめます。

• 初心者は、難しいフェアウェイウッドは不要で、まずはやさしいユーティリティから始めるのが上達の近道です。
• クラブ選択に迷ったら、ドライバーが得意ならフェアウェイウッド、アイアンが得意ならユーティリティという基準で選ぶのがおすすめです。
• 初心者のうちは、スコアを崩す原因になりやすいフェアウェイウッドを無理にセッティングに入れる必要はありません。
• スコア100切りを目指すレベルでは、ユーティリティはミスを減らしスコアをまとめるための強力な武器となります。
• 90切りを目指すには、飛距離よりもリスク管理が重要。難しいフェアウェイウッドを抜く選択も有効です。
• プロゴルファーでさえ、コース戦略や正確性を重視してフェアウェイウッドを使わないことがあります。
• ロングアイアンを自在に操れるプロや上級者は、操作性を重視してユーティリティを入れないセッティングを選ぶことがあります。
• 最大飛距離では5番ウッドが優位ですが、平均飛距離の安定性では4番ユーティリティの方が優れています。
• 5番ウッドの代わりには、シャフト長を考慮してロフト角22度前後のユーティリティが目安となります。
• ロフト角19度などの立ったユーティリティは、ヘッドスピードがないとボールが上がらず、難易度が高くなります。
• ユーティリティの主な欠点は、フェアウェイウッドほどの飛距離は出ないことと、弾道が低めになりやすいことです。
• 上級者はユーティリティを入れず、フェアウェイウッドとアイアンで飛距離の階段と操作性を両立させるセッティングを組むことがあります。
• 最終的には、自分のスキルレベル、スイングタイプ、そして目指すゴルフスタイルによって最適なセッティングは異なります。
• 苦手なクラブを無理に使うより、得意なクラブで自信を持ってプレーすることがスコアアップに繋がります。
• 常識にとらわれず、試打などを通じて自分だけの最適な14本を見つけることが重要です。

フェアウェイウッドやユーティリティに関する悩みは解決したでしょうか。クラブセッティングに絶対の正解はありません。この記事を参考に、ご自身のゴルフを見つめ直し、スコアアップに繋がる自分だけの最適なクラブセッティングを探求してみてはいかがでしょうか。まずは練習場で、気になるクラブを試してみることから始めましょう。