グリーン周りでのアプローチ、ザックリやトップのミスが続いてスコアを崩していませんか。「もっと簡単に寄せられたら…」そんな悩みを抱えるゴルファーにとって、PING(ピン)でも有名なチッパーはまさに救世主です。「チッパーは何 度 が いいの?」という疑問は、アプローチ改善の第一歩。結論から言うと、打ちたい球筋に合わせて35度、45度、55度の3つの角度から選ぶのが正解で、特に45度が最初の1本として万能です。
この記事では、チッパーの基本的な知識から、あなたに最適な角度の選び方、パターのように簡単な打ち方、そして最強とも言えるおすすめモデルまで、詳しく解説します。さらに、「ゴルフでチッパーを使うのはずるい?」といった評判の真相や、知っておきたい弱点、フルショット時の飛距離、意外な名手の存在まで網羅。アプローチの苦手意識を克服し、自信を持ってグリーンを狙えるようになります。
- チッパーは目的別に3つの角度(35°・45°・55°)から選ぶのが基本
- 最初の1本には、転がしと上げのバランスが良い45度がおすすめ
- 打ち方はパターと同じ振り子スイングが基本で、初心者でも簡単
- 「ずるい」と言われるがルール適合クラブであり、スコアメイクの強い味方
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チッパーは何度がいい?目的別のおすすめ角度と選び方

チッパー選びで最も重要なのが「角度(ロフト角)」です。この角度によってボールの上がり方と転がり方が決まり、あなたのゴルフを大きく変える力を持っています。このセクションでは、チッパーの基本から、あなたに最適な一本を見つけるための具体的な選び方までを詳しく解説します。
- そもそもゴルフのチッパーとはどんなクラブ?
- 目的別で角度を選ぶ
- 45度は万能で最初の1本におすすめ
- 55度はボールを上げたい時に有効
- パター型なら初心者でも簡単に打てる
- 基本はパターと同じ振り子スイングの打ち方でOK
- 最強・おすすめモデルはスタイルで決まる
- 自分に合うおすすめの1本を見つけよう
そもそもゴルフのチッパーとはどんなクラブ?

このクラブは、パターとウェッジの「いいとこ取り」をした秘密兵器です。形状はパターに似ていますが、ウェッジのようにフェースに角度(ロフト角)がついています。
この構造により、パターと同じような感覚で振るだけで、ボールを少しだけ浮かせて、あとはグリーン上を転がす「ランニングアプローチ」が非常に簡単にできます。アプローチで最も多いミスである「ザックリ(地面を叩きすぎること)」や「トップ(ボールの頭を叩くこと)」を劇的に減らしてくれるため、特にアプローチが苦手なゴルファーや初心者にとって、スコアメイクの強い味方となるクラブです。
目的別で角度を選ぶ

チッパーの角度選びは、あなたが「どんな球を打ちたいか」で決まります。主に3つの角度が主流で、それぞれに得意な状況があります。
角度 | ロフト角の目安 | キャリーとランの比率 | 得意なアプローチ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
35度 | 7番~8番アイアン相当 | 1 : 3~4 | ランニングアプローチ | とにかく転がしたい時に最適。パターの延長で使える。 |
45度 | ピッチングウェッジ相当 | 1 : 1~2 | ピッチエンドラン | 上げたい、転がしたいのバランスが良い。最も万能。 |
55度 | サンドウェッジ相当 | 2 : 1 | ピッチショット | ボールを高く上げて止めたい時に。バンカー越えにも。 |
この表からわかるように、グリーンの花道が広く、障害物がない状況で確実に転がして寄せたいなら「35度」。少しだけボールを浮かせてハザードを越え、あとは転がしたいなら「45度」。バンカー越えなど、高く上げてピンの近くに落としたいなら「55度」が適しています。自分のプレースタイルや、よくプレーするゴルフ場の特性を考えて選ぶことが重要です。
45度は万能で最初の1本におすすめ

もし「どの角度を選べばいいか分からない」と迷ったら、間違いなく45度をおすすめします。45度は、ボールを適度に上げて障害物をクリアしつつ、適度に転がってくれるため、非常に使い勝手が良いのが特徴です。
ピッチングウェッジとほぼ同じロフト角なので、多くのアマチュアゴルファーが普段から慣れ親しんでいる距離感で打つことができます。カラーからのアプローチ、少し芝の長いラフ、さらにはガードバンカーをギリギリ越えたい場面など、グリーン周りの様々な状況に1本で対応できる汎用性の高さが最大の魅力です。まさに「お助けクラブ」の名にふさわしい万能性を持つ45度は、チッパー入門に最適な一本と言えるでしょう。
55度はボールを上げたい時に有効

ボールを高く上げて、ピンポイントでグリーンに止めたい。そんな技術が求められる場面で真価を発揮するのが55度のチッパーです。サンドウェッジに近いロフト角を持つこのクラブは、特にアゴの高いバンカー越えや、グリーンエッジからピンまでの距離が短い「砲台グリーン」などで活躍します。
通常のウェッジで同じようなショットを打とうとすると、フェースを開いたり、難しいスイング技術が必要になり、大きなミスの原因にもなりかねません。しかし55度のチッパーなら、特別な技術は不要。パターのように振るだけで、簡単にボールが高く上がり、ランを抑えたアプローチが可能になります。アプローチの選択肢を増やし、難しい状況を打開したいゴルファーにとって心強い武器となるでしょう。
パター型なら初心者でも簡単に打てる

チッパーには、大きく分けて「パター型」と「ウェッジ型」の2種類があり、特に初心者には「パター型」が圧倒的におすすめです。
タイプ | 形状 | ライ角 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|
パター型 | パターに似たマレット型など | パターに近い(70度前後) | ・パターと同じ感覚で構え、打てる ・ミスヒットに強い ・方向性を出しやすい | ・ボールを上げるのが苦手 ・ラフに弱い | ・アプローチがとにかく苦手な人 ・パターが得意な人 ・初心者 |
ウェッジ型 | アイアン(ウェッジ)に似た形状 | アイアンに近い(64度前後) | ・ラフなど悪いライにも対応可能 ・ボールを上げやすい ・操作性がある | ・パター感覚では打ちにくい ・ある程度の技術が必要 | ・アイアンが得意な人 ・色々な球筋を打ちたい中級者 |
パター型は、見ての通りパターと非常によく似た形状とライ角(クラブの角度)をしています。これにより、普段パッティングで培った距離感やストロークをそのままアプローチに活かすことができます。難しいことを考えずに、ただパターのように振るだけでミスなく寄せられる。このシンプルさが、アプローチに悩むゴルファーを救う最大の理由です。
基本はパターと同じ振り子スイングの打ち方でOK

チッパーの打ち方は驚くほどシンプルで、特別な技術は一切必要ありません。基本は、パターと同じように肩を支点にした「振り子運動」でストロークするだけです。
- スタンスとボール位置: パターのようにスタンスを狭め、ボールをスタンスの中央か、やや右足寄りに置きます。これにより、クラブが最下点を過ぎてからボールに当たるため、トップのミスを防げます。
- グリップと構え: パターと同じように握っても良いですが、アイアンのように握るのが一般的です。手首を使いすぎないように、両肩とグリップでできる三角形を崩さない意識で構えましょう。少しだけハンドファースト(手がボールより目標方向に出る形)にすると、ボールをクリーンに捉えやすくなります。
- ストローク: 手や腕だけで打つのではなく、肩の回転を使って、振り子のようにクラブを振ります。テークバックとフォローの大きさを同じにすることで、距離感が安定します。インパクトで緩めず、打ちたい方向へヘッドを送り出すようにフォローを出しましょう。
この3ステップを意識するだけで、誰でも簡単にランニングアプローチが打てるようになります。
最強・おすすめモデルはスタイルで決まる

「最強のチッパーはどれ?」という問いに対する答えは、残念ながら一つではありません。なぜなら、ゴルファーのスキルや、どんなアプローチをしたいかによって「最強」の定義が変わるからです。
このように、「最強」とは自分にとって最もスコアメイクに貢献してくれるクラブのこと。次のセクションで紹介するおすすめモデルの中から、あなたのプレースタイルに合う「最強」の一本を探してみてください。
自分に合うおすすめの1本を見つけよう

ここでは、数あるチッパーの中から、特に評価が高く人気のあるモデルを厳選してご紹介します。あなたのプレースタイルや悩みに合わせて、最適な一本を見つける手助けになれば幸いです。
初心者・アプローチが苦手な人向け(パター型)
- オデッセイ X-ACT チッパー
- パターブランドならではの構えやすさと、ポリマーインサートによるソフトな打感が特徴。ワイドソールが滑るように動き、ザックリのミスを徹底的に防ぎます。まさに王道の一本。
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- プロギア R35 / R45 ウェッジ
- 「R」は「RUN(転がす)」の意。35度と45度のラインナップで、転がしに特化した設計です。長年愛されるベストセラーで、その性能は折り紙付き。
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中級者・操作性も求める人向け(ウェッジ型)
- PING ChipR (ピン チッパー)
- アイアンのようなシャープな見た目ながら、ワイドソールと重心設計でやさしさを両立。キャビティバック構造でミスヒットにも強く、様々なライに対応できるのが魅力です。
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- キャスコ ドルフィン ランニングウェッジ DRW-119
- イルカのヒレを模した「ドルフィンソール」が、どんなライでも滑るように抜けてくれます。まさに名前の通り、ザックリ知らずのウェッジです。
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これらのモデルはほんの一例です。実際にショップで試打してみて、構えた時の安心感や打感などを確かめ、あなたの感覚にフィットする最高のパートナーを見つけてください。
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チッパーが何度がいいか分かっても注意!弱点と賢い使い方

チッパーはアプローチの救世主ですが、万能ではありません。その特性を正しく理解し、メリットとデメリットを知ることで、さらに賢くスコアメイクに活かすことができます。ここでは、チッパーにまつわる評判の真相から、その弱点、そして限界まで、一歩踏み込んだ情報をお届けします。
- ゴルフでチッパーを使用すると「ずるい」と言われるがルール上は全く問題なし
- 苦手な状況や弱点も知っておこう
- 何ヤードまで使える?得意な距離は30Y以内
- フルショットは可能?飛距離と注意点
- 意外なチッパーの名手の存在とプロが使わない理由
ゴルフでチッパーを使用すると「ずるい」と言われるがルール上は全く問題なし

「チッパーはずるい」という声を聞いたことがあるかもしれません。これは、チッパーがあまりにも簡単にアプローチを成功させてしまうため、技術を道具で補っているという、一種のやっかみから生まれる言葉です。
しかし、安心してください。市販されているほとんどのチッパーは、R&A(英国ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)が定めるゴルフ規則に完全に適合した、正真正銘のゴルフクラブです。プロのトーナメントを含む、すべての公式競技で使用することが認められています。
「ずるい」と言われるのは、それだけ効果が高いことの裏返し。スコアを1打でも良くするために最善のクラブを選ぶのは、ゴルフというスポーツにおける立派な戦略です。周りの声を気にすることなく、自信を持ってあなたのスコアメイクに役立ててください。
苦手な状況や弱点も知っておこう

チッパーは魔法の杖ではありません。その構造上、どうしても苦手な状況や弱点が存在します。これを知っておくことで、無理な使い方をしてミスを重ねるのを防げます。
これらの状況では、無理にチッパーを使わず、サンドウェッジなど他のクラブを選択するのが賢明です。チッパーはあくまで「ランニングアプローチ」の専門家と割り切り、得意な場面で最大限に活用しましょう。
何ヤードまで使える?得意な距離は30Y以内

チッパーが最もその性能を発揮できるのは、グリーンエッジから30ヤード以内の距離です。この距離であれば、パターと同じような振り子のストロークで、安定してピンに寄せることができます。
50ヤードくらいまでなら使えないこともありませんが、距離が長くなるにつれて振り幅も大きくなるため、ストロークが不安定になり、方向性や距離感のミスが出やすくなります。また、ランの距離が長くなるため、グリーンの傾斜や速さを正確に読む必要があり、難易度が上がります。
チッパーはロングパットの延長線上にあるクラブと考え、「短い距離を、より安全に、確実に寄せる」ための専門家として使うのが、スコアアップへの一番の近道です。
フルショットは可能?飛距離と注意点

「チッパーでフルショットしたら、どれくらい飛ぶの?」という好奇心はゴルファーなら誰でも持つかもしれません。結論から言うと、フルショットは可能ですが、実戦での使用は全くおすすめできません。
※飛距離はヘッドスピードやモデルによって大きく異なります。
なぜおすすめできないかというと、チッパーはアプローチ用に設計されており、フルショットを想定していないため、方向性が極めて不安定になるからです。また、重心が低く、ソールが広いため、ダフリやトップといったミスも出やすくなります。あくまで練習場でのお遊び程度に留め、コースではその距離に合った適切なアイアンやウェッジを使いましょう。
意外なチッパーの名手の存在とプロが使わない理由

チッパーはアマチュア専用と思われがちですが、実は過去には男子プロゴルフ界にも「チッパーの名手」が存在しました。特に有名なのが、ツアー通算48勝を誇る片山晋呉プロです。彼はキャリアの中で、アプローチイップスに悩んだ時期にチッパーを実戦投入し、見事に復活を遂げたことで知られています。
では、なぜ多くのプロはチッパーを使わないのでしょうか。理由は主に2つあります。
- クラブセッティングの制限: ゴルフで使えるクラブは14本まで。プロは、様々な状況に対応するために、多彩なショットが打てるウェッジを複数本入れることを優先します。用途が限られるチッパーを入れるスペースがないのです。
- 技術の多様性: プロは、1本のウェッジでフェースを開いたり、閉じたりして、ボールを高く上げたり、低く転がしたり、スピンをかけたりと、状況に応じて多彩な球を打ち分ける技術を持っています。チッパーではそれができないため、戦略の幅が狭まってしまいます。
プロが使わないのは、チッパーが劣っているからではなく、彼らの高い技術と戦略の前では、その専門性よりもウェッジの多様性が勝るというだけの話なのです。
本気で、上手くなりたくありませんか?
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「もし上手くならなかったら…」という不安は不要です。
結果に絶対の自信があるからこそ、この保証があります。
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総括:チッパーは何度がいいかを知りスコアアップを目指そう

この記事では、チッパーを最大限に活用するための知識を解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。
この記事を参考に、あなたにぴったりのチッパーを見つけて、これまで悩みの種だったアプローチを得意な武器に変えてみませんか?グリーン周りから楽々寄せられるようになれば、ゴルフはもっと楽しく、スコアも劇的に改善するはずです。
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