食洗機は便利ですよね。家事の大きな時間を占める食器洗い。食洗機があれば食事が終ったら食洗機に入れるだけで、後は自動でピカピカにしてくれます。そんな便利で生活に欠かせない食洗機が突然壊れたら、とっても困ります。
あわてて、修理したら高額の修理費がかかってしまった。そんなことになると困りませんか。
今日は食洗機が万が一壊れたらどうしたらいいか、解説していきます。
- エラーが出た時の対処方法
- 修理費はいくらかかるのか
- どこに連絡をすればいいの
このようなお悩みはないでしょうか。
ビルトイン食洗器を7年以上、3,600回使ってきた私が説明します。
修理費用やどこに連絡すればいいのかを説明していきますので是非記事をご覧になってください。後半では壊れにくくするメンテナンス方法についても解説します。
ビルトイン食洗器は、頻繁に使用するもののため、故障することがあります。そんな時には修理をすることが必要です。
早速ポイントを見ていきましょう!
故障の判断について
ビルトイン食洗器にはエラー表示や音でしらせてくれます。またその際のエラーは以下の内容に分類されます。
溢水異常
ビルトイン食洗器には溢水センサーがついています。これで水漏れを検知して、異常報知するんです。
主な原因はこちらです。
- 無理にドアをしめたためタンクが密閉されていない
- 台所用洗剤を使った
詳しく説明していきます。
台所用洗剤を使用するとビルトイン食洗器のなかで、多量の泡が発生し、その泡が機外にもれてセンサーが動作してしまいます。なので洗剤は専用の物を使う必要があるんですね。
また、給水弁の故障にもかかわらず給水を続けた場合や、タンクと洗浄ポンプや給水弁等の取付け部分より水漏れした場合等、溢水センサー(ボディー底部)が動作して、異常報知ブザー(ピー音)が鳴り、表示ランプが点滅します。
対処方法としては、止水栓安井堂の元栓を閉めることで対処できます。但しこの場合は至急販売店などメンテナンス業者に連絡する事をおすすめします。
排水異常
これは、ビルトイン食洗器で使用した水が上手く排水できない時に起きるエラーです。
そのため残さいフィルターにゴミが詰まっていると上手く排水が出来ずにエラーがでいる事があります。その場合は残さいフィルターを掃除してから再スタートしてください。
それでも異常報知する場合、本体からの排水ホースが折れていて排水ができていない場合や、排水管経路に異物がつまっていることが考えられます。
残さいフィルターを掃除して解決しない場合は販売店に連絡するようにしましょう。
給水異常
ビルトイン食洗器は水を使うのですが、給水自体が上手くできていないときはこのエラーがでます。
安全のため止水栓が閉められているのが原因と考えられます。
よくあるのが食洗機の設置後、すぐにお客様にお引渡ししない時には、万が一の水漏れ等を防止するために食洗機の止水栓または、家屋の水道元栓を閉めている場合があります。
この状態で食洗機をスタートしても、給水されないため、異常が報知されるんですね。
まず、家屋の元栓が開栓されていることを確認してください。確認方法としてキッチンの水栓から水が出れば開栓されています。
次に点検口を開口して、止水栓のハンドルを左に一杯回してください。これで食洗機に通水されるはずです。
溢水異常、残さいフィルターは詰まっていないのに排水エラーがでる、こんな場合は販売点やメンテナンス業者に連絡して修理をお願いするようにしましょう。
修理費用について
さきほどの故障を疑う食洗機の対処法を試してみても解決できなかった場合の修理代は1万〜5万円前後になります。
修理については頼む業者によっても変動があるので、どこに頼むべきかを見ていきましょう。
修理はどこに頼むべきか。最適な選択方法
それではどこに修理依頼をすればいいのかを解説していきます。
修理の依頼先ですが、早さを優先するのか安さを優先するのかで変わってきますので見ていきましょう。
調べたところ、早く修理できる⇒「家電修理専門業者」で、安く修理できる「メーカーか、食洗機の購入店」でした。
この理由を説明するためにそれぞれのケース別に分けて、解説していきます。
メーカーに修理を依頼する場合
食洗機の修理が必要になったとき、保証期間内であれば、メーカー修理を検討してみましょう。
修理代については、概ね5万円以内のところが多いようです。
その他の注意点としては、メーカーの窓口は大変込み合うことが多いので依頼してから修理が完了するまで数日から数週間かかる場合があることです。
家電量販店に依頼する場合
次に購入した家電量販店に頼んだほうが良い場合について解説します。
メーカー保証期間は大体1年であり故障した時に意外と期間が終っていることがあるんですよね。その場合は購入した家電量販店の保証期間がどうなっているか確認すると良いと思います。特に量販店の場合は長期保証サービスが無料でついてくる可能性がありますので是非確認してみましょう。
家電量販店では3~10年の保証期間をつけているところが多くなっています。
特にケーズデンキ・ノジマで購入した場合は無料で保証期間がついていますので、一度確認してみましょう。
ただし、無料修理の内容や保証内容は購入店によって違ってきますので、事前に保証書はしっかり確認してください。
家電修理の業者に依頼する場合
最後に、家電修理業者に頼むことです。
保証期間外で「とにかく早く修理してほしい」というときには、家電修理の業者に依頼すると希望期間に対応してもらえる場合があります。
予定が空いていれば、早ければ当日中に修理してもらうことも可能です。
ただし、急いで修理依頼をしてしまって「ぼったくられた…」と感じることがないように、以下のことに気をつけてみると良いと思います。
故障の症状を把握する
- 修理業者に電話して、概算修理費用を聞く
- 複数の業者で相見積もりをとる
- 費用や修理までの日数を検討し最適な業者に依頼する
以上の流れで検討して、納得のいく金額であれば修理業者に依頼しましょう。
パナソニックビルトイン食洗機の修理概算費用
パナソニック
パナソニックのメーカー修理費用は10,000円〜48,000円になります。
主な故障の修理費用は、以下のとおりです。
症状 | ビルトインタイプ | 据え置きタイプ |
電源系トラブル | 21,000~38,000円 | 33,000~48,000円 |
操作系トラブル | 20,000~23,000円 | 14,000~48,000円 |
給水・排水・乾燥トラブル | 21,000~38,000円 | 16,000~34,000円 |
洗浄トラブル | 11,000~38,000円 | 12,000~33,000円 |
水漏れトラブル | 21,000~38,000円 | 16,000~33,000円 |
異音がする | 17,000~38,000円 | 12,000~34,000円 |
参考元:パナソニック修理診断ナビ
まとめ
最後に、紹介した内容をおさらいしましょう。
ステップ1:エラーを分類する
ステップ2:修理費用について把握する
ステップ3:修理先について検討する
ビルトイン食洗器が壊れた時は、まずは今回のエラー分類を調査してどこの不具合か確認してみましょう。どうしてもダメな場合はメーカーのカスタマーサポートに電話をし、故障の原因を確認してもらうことで対応できると思います。修理には専門技術が必要なので、専門業者に依頼することをおすすめします。
紹介した内容を実践すれば、故障の際にも最適な方法をとることができるようになります。
今回の記事を故障時の対応の参考になれば幸いです。
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