【完全版】Qi10 LS ウエイト調整|理想の弾道へ導く方法

テーラーメイド
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「Qi10 LSドライバーを手に入れたけど、どう調整すればいいかわからない…」「自分のスイングに最適なセッティングを見つけて、もっと飛距離を伸ばしたい!」
そんな悩みを抱えていませんか?Qi10 LSのウエイト調整は、一見複雑に思えるかもしれませんが、実はあなたのゴルフを劇的に変える可能性を秘めた強力なツールです。

このクラブの性能を最大限に引き出すには、単にウェイトを動かすだけでなく、ヘッド重量やライ角調整、さらには使用プロのセッティングまで含めた総合的な理解が不可欠です。多くのゴルファーが憧れるテーラーメイドの最新テクノロジーも、正しく理解し、使いこなしてこそ真価を発揮します。

結論から言うと、Qi10 LSのポテンシャルを解放する鍵は、「①ロフト・ライ角で基本弾道を決め、②スライディングウェイトでスピン量とつかまりを微調整し、③全体のバランスを意識する」という3ステップの調整にあります。

この記事を最後まで読めば、Qi10 LSのウェイト調整方法はもちろん、あなたの本当の悩みである「飛距離の最大化」と「方向性の安定」を実現するための具体的なアクションプランが手に入ります。

この記事のポイント
  • 調整の基本から応用までを完全網羅
  • ウェイト位置による弾道の変化が一目でわかる
  • プロのセッティングから自分に合うヒントが見つかる
  • 最適なヘッドスピードやシャフト選びの基準が明確になる

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Qi10 LSのウエイト調整の全て|重さ・バランス・弾道を変える方法

Qi10 LSのウエイト調整の全て|重さ・バランス・弾道を変える方法
画像引用:テーラーメイド

このセクションでは、Qi10 LSドライバーの調整機能の核心に迫ります。Qi10シリーズ共通の基本的なウェイト調整方法から、LSモデル特有のスライディングウェイト、ヘッド重量、ライ角の調整が弾道にどう影響するのかを、ステップバイステップで詳しく解説します。まずはここをマスターし、自分だけのセッティングを見つける第一歩としましょう。

  • まずは確認!Qi10とQi10 LSの決定的な違いとは?
  • Qi10ドライバーのウエイト調整方法の基本手順を解説
  • Qi10 ドライバーの標準ウエイトの重さと役割を理解しよう
  • Qi10の純正ウエイトは何グラム?市販の交換用ウェイトも紹介
  • Qi10 LSのスライディングウェイト調整で弾道を自在に操る
  • Qi10 LS ドライバーのヘッド重量がスイングと飛距離に与える影響
  • ライ角調整でつかまり具合をコントロールする

まずは確認!Qi10とQi10 LSの決定的な違いとは?

まずは確認!Qi10とQi10 LSの決定的な違いとは?

Qi10とQi10 LSは似て非なるモデルです。調整方法を知る前に、まず両者の根本的な違いを理解することが重要です。「LS」とは「Low Spin(ロースピン)」の略であり、その名の通り、Qi10 LSはスピン量を抑えて飛距離を追求する上級者やハードヒッター向けに特化して設計されています。

両者の違いを以下の表にまとめました。

比較項目Qi10 LS (ロースピン)Qi10 (標準モデル)
ターゲットゴルファー上級者、ハードヒッター (HS45m/s〜)幅広いアベレージゴルファー
設計思想低スピン、操作性、強弾道高い寛容性、安定性、直進性
ウェイトシステム18g スライディングウェイト(可動式)後方固定ウェイト
弾道特性低く抑えられた、前に伸びる強い弾道高く上がりやすい、キャリーで飛ばす弾道
寛容性 (MOI)比較的低い(操作性重視)高い(ミスヒットに強い)
分析と考察

この表から分かる最も大きな違いは、ウェイトシステムです。Qi10 LSが持つ「スライディングウェイト」は、ゴルファー自身が重心位置を細かく調整し、弾道を積極的にコントロールするための機能です。一方、標準モデルのQi10はウェイトを後方に固定することで、クラブの慣性モーメント(寛容性)を最大化し、誰が打っても安定した高い弾道が出やすいように設計されています。

つまり、あなたが「自分の技術で弾道を操り、スピンを減らして飛距離を最大化したい」と考えるならQi10 LSが、「難しいことは考えず、とにかくミスを減らして安定して飛ばしたい」と考えるなら標準のQi10が適しています。この記事では、前者の「Qi10 LS」の調整機能に焦点を当てて詳しく解説していきます。

Qi10ドライバーのウエイト調整方法の基本手順を解説

画像引用:テーラーメイド

Qi10ドライバーのウェイト調整方法は、驚くほどシンプルです。基本的には、専用のトルクレンチを使ってソールのネジを緩め、ウェイトを任意の位置に動かしてから、再び「カチッ」と音がするまで締め込むだけです。

この簡単な手順で、クラブの重心位置を変え、弾道を意図的にコントロールすることが可能になります。調整を行う際は、以下の3ステップを意識してください。

  1. ネジを緩める: クラブに付属、または別途購入した専用のトルクレンチをウェイトのネジ穴に差し込み、反時計回りに回して緩めます。完全に外す必要はありません。
  2. ウェイトをスライド: ネジが緩んだ状態で、ウェイトをソール上のトラックに沿って希望の位置までスライドさせます。
  3. ネジを締める: 位置が決まったら、レンチを時計回りに回して締めます。レンチから「カチッ」という音がしたら、適正な力で締まった合図です。締めすぎは破損の原因になるため注意しましょう。

この一連の作業は数分で完了します。練習場の打席でも手軽に行えるので、色々なセッティングを試しながら、自分に合った弾道を探求することができます。

Qi10 ドライバーの標準ウエイトの重さと役割を理解しよう

Qi10 ドライバーの標準ウエイトの重さと役割を理解しよう

Qi10 ドライバーの標準ウェイトの重さは、クラブの基本的な性能を決定づける重要な役割を担っています。特にQi10 LSモデルでは、2種類のウェイトが巧妙に配置されています。

  • スライディングウェイト(18g): ソール前方にある可動式のウェイトです。このウェイトを動かすことで、重心深度を変化させ、スピン量や弾道の高さを直接的にコントロールします。これが弾道調整の主役です。
  • MOIバックウェイト(17g): ヘッド後方に固定されたウェイトです。このウェイトは、クラブの慣性モーメント(MOI)を高める役割があります。慣性モーメントが大きいほど、オフセンターヒット時(芯を外した時)のヘッドのブレが少なくなり、飛距離のロスや方向性の悪化を軽減します。

つまり、固定されたバックウェイトが「安定性と寛容性」という土台を築き、その上で可動式のスライディングウェイトを使って「低スピンや操作性」といった味付けをゴルファー自身が行う、というのがQi10 LSの設計思想です。この二重構造により、上級者向けの低スピンモデルでありながら、過度にピーキーになりすぎない絶妙なバランスを実現しています。

Qi10の純正ウエイトは何グラム?市販の交換用ウェイトも紹介

市販ウェイトAmazon
画像引用:Amazon
市販ウェイトYhaooショッピング
画像引用:Yahoo!ショッピング

この画像は、調整の選択肢の豊富さを象徴しています。まず、標準モデルのQi10ドライバーに搭載されている純正ウェイトは、約10gのものが1つです。このウェイトは、ソールに配置されています。

しかし、Qi10シリーズの魅力は、モデルごとに異なるウェイト設計と、市販品によるカスタマイズの幅広さにあります。

モデル名純正ウェイトの仕様主な目的
Qi10 (標準モデル)約10gの固定ウェイト基本的な重心設計。別売りウェイトで調整可能。
Qi10 Max (高寛容性モデル)後方に30gの固定ウェイト寛容性を最大化し、安定した高弾道を実現。
Qi10 LS (低スピンモデル)18gのスライディングウェイト(可動式)ドロー/フェードの弾道コントロール。

標準のQi10シリーズドライバーの場合、この約10gのウェイトを、別売りの交換用ウェイト(5g~20g程度)に付け替えることで、クラブ全体のバランスや振り心地を微調整することが可能です。

標準のQi10ドライバーで、この約10gのウェイトを別売りの交換用ウェイト(例:5gや20g)に付け替えると、クラブの「スイングウェイト(バランス)」、つまり振り心地が大きく変わります。これは、ヘッドの効き具合を調整する非常に有効な手段です。

【補足】スイングウェイトとは?

スイングウェイトとは、クラブを振った時に感じるヘッドの重さ(ヘッドの効き具合)を数値化したものです。「D2」や「C9」のようにアルファベットと数字で表され、A0(最も軽い)からE9(最も重い)へと段階的に重くなっていきます。一般的なドライバーはD0〜D3あたりに設定されており、このバランスが振りやすさに直結します。

具体的にどのように変わるのかを、以下の表にまとめました。

交換の方向クラブの変化期待される効果とフィーリングこんなゴルファーにおすすめ
軽いウェイトに交換 (例: 10g → 5g)スイングウェイトが軽くなる (例: D2→C9)・クラブをシャープに、速く振りやすくなる
・操作性が向上し、自分でクラブをコントロールしたい感覚が強まる
・ヘッドの重みを感じにくくなる
・シャフトを重いものに替えたら、ヘッドが効きすぎて振りづらくなった
・とにかくヘッドスピードを上げて飛距離を追求したい
・持ち球がドロー系で、少し捕まりを抑えたい
重いウェイトに交換 (例: 10g → 15g)スイングウェイトが重くなる (例: D2→D5)・ヘッドの重みを感じやすくなり、スイング軌道が安定する
・手打ちを防ぎ、体を使ったゆったりしたスイングを促す
・インパクトで当たり負けしにくくなり、ボール初速が安定する
・クラブが軽く感じてしまい、スイングが安定しない
・スイングテンポがゆっくりで、ヘッドの重みでタイミングを取りたい
・もう少しボールを捕まえたい、スライスを軽減したい
分析と考察:

このように、ウェイト交換は単に重くしたり軽くしたりするだけでなく、あなたのスイングタイプや悩みに合わせてクラブの性格を微調整するための重要なカスタマイズです。例えば、シャフト交換でバランスが大きく変わってしまった際の修正や、「もう少しだけヘッドを効かせたい」といった微妙なフィーリングの調整に絶大な効果を発揮します。

【ここからQi10 LSの解説へ】

ここまでは、Qi10シリーズに共通する基本的な情報や、標準モデルのウェイトについて解説してきました。

ここから先は、いよいよ本題である「Qi10 LS」に焦点を当て、その最大の特徴である「スライディングウェイト」がもたらす弾道コントロールの真髄に迫ります。標準モデルとは一線を画す、この可動式ウェイトを使いこなし、あなただけの理想の弾道を手に入れましょう。

Qi10 LSのスライディングウェイト調整で弾道を自在に操る

Qi10 LSのスライディングウェイト調整で弾道を自在に操る
画像引用:テーラーメイド

Qi10 LSに搭載された「エアロトラック・スライディングウェイト」は、あなたの弾道を左右にコントロールするための強力な武器です。この18gのウェイトを動かすことで、主にボールのつかまり具合を調整し、ドローやフェードといった持ち球を意図的に作り出すことができます。

従来モデル(Stealth Plus:10g、Stealth2 Plus:15g)からさらに重量が増したこの18gのウェイトは、より明確な弾道変化をもたらします。基本的な3つのセッティングと、それによって得られる弾道の傾向を理解しましょう。

ウェイト位置弾道の傾向こんな人におすすめ
ヒール側 (ネック寄り)ドローバイアス (球がつかまりやすくなる)スライスに悩んでいる、もっとボールを捕まえたい
ニュートラル (中央)ストレートバイアス (標準設定)自分のスイングの癖を確認したい、基準となるポジション
トゥ側 (ヘッド先端寄り)フェードバイアス (球のつかまりを抑える)フックやチーピンに悩んでいる、左へのミスを防ぎたい

調整方法は、専用のトルクレンチでソールのネジを緩め、このトラックに沿ってウェイトを左右にスライドさせ、再び締め込むだけです。

【最重要ポイント:役割分担の理解】

ここで非常に重要なのは、このスライディングウェイトの調整は「横方向(ドロー/フェード)の弾道コントロールが主目的」であるという点です。

「スピン量」や「打ち出し角(弾道の高さ)」を調整したい場合は、このウェイトではなく、ネック部分の「可変スリーブ」で行います。Qi10 LSの低スピン性能は、この18gのウェイトがソール前方の低い位置に配置されていること自体によって実現されており、スライド機能は左右の微調整を担います。

この役割分担を理解し、「まずスリーブで高さとスピン量を決め、次にスライディングウェイトで左右の曲がり幅を調整する」という順番でセッティングを行うことで、Qi10 LSの性能を最大限に引き出すことができます。

Qi10 LS ドライバーのヘッド重量がスイングと飛距離に与える影響

Qi10 LS ドライバーのヘッド重量がスイングと飛距離に与える影響

天秤が示すように、クラブのバランスは重要です。Qi10 LS ドライバーのヘッド重量は、スリーブを含めて約201g前後と、やや重めに設計されています。このヘッド重量は、単体で存在するのではなく、シャフトやグリップと組み合わさることで「スイングウェイト(スイングバランス)」という振り心地の指標を決定づけます。

ヘッド重量がスイングと飛距離に与える主な影響は以下の通りです。

  • 安定性の向上: 適度なヘッドの重さは、スイング軌道を安定させ、インパクト時の当たり負けを防ぎます。これにより、エネルギー伝達効率が高まり、ボール初速の向上に繋がります。
  • 振り心地の変化: ゴルファーによっては、ヘッドが重いと感じると振り遅れの原因になったり、逆に軽いと手打ちになったりします。自分にとって「振りやすい」と感じるバランスを見つけることが、再現性の高いスイングの基本です。
  • カスタマイズの基点: この標準ヘッド重量を基準に、前述の交換用ウェイトを使って総重量やスイングバランスを調整します。例えば、ヘッド重量を軽くすればヘッドスピードが上がる可能性がありますが、安定性を損なうこともあります。このトレードオフを理解し、自分にとっての最適解を見つけることが重要です。

ヘッド重量は、クラブを自分仕様にカスタマイズする際の出発点です。この数値を理解することが、より深いレベルでのクラブ調整への第一歩となります。

ライ角調整でつかまり具合をコントロールする

ライ角調整でつかまり具合をコントロールする

アドレス時のわずかな角度の違いが、球筋に大きな影響を与えます。Qi10 LSには、ウェイト調整に加えて、ロフトスリーブによるライ角調整機能が搭載されています。これにより、ボールのつかまり具合をさらに細かくコントロールすることが可能です。

ライ角とは、地面とシャフトが作る角度のことで、この角度を変えることでフェースの向きに影響を与えます。

  • アップライト (UPRT) 設定: 標準よりもライ角が大きくなります。これにより、インパクト時にフェースが左を向きやすくなり、ボールのつかまりが良くなります。スライスに悩むゴルファーや、ボールを捕まえたい場合に非常に有効な設定です。
  • スタンダード (STD) 設定: 標準のライ角です。まずはこのポジションで自分の球筋を確認しましょう。
  • フラット設定 (LOWER/HIGHERの組み合わせ): 標準よりもライ角が小さくなります。フェースが開きやすくなるため、フックやチーピンなど、左へのミスを軽減したいゴルファーにおすすめです。

調整の順番としては、「まずスリーブでライ角やロフト角といった大きな方向性を決め、次にスライディングウェイトでスピン量などの微調整を行う」のがセオリーです。この順番で調整することで、変更点が分かりやすく、効率的に最適なセッティングにたどり着くことができます。

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【応用編】Qi10 LSのウエイトと性能|プロの評価と最適なヘッドスピード

【応用編】Qi10 Lsのウエイトと性能|プロの評価と最適なヘッドスピード

このセクションでは、Qi10 LSをさらに深く理解するための応用情報をお届けします。実際の試打データに基づくリアルな評価、世界のトッププロたちがどのようなセッティングで戦っているのか、そして、このドライバーの性能を最大限に引き出すための推奨ヘッドスピードや、マニアックな8度モデルの特性、ヘッド単体での購入に至るまで、一歩踏み込んだ知識であなたのクラブ選びとセッティングをサポートします。

  • Qi10 LS ドライバーの評価は?試打データから見るリアルな飛距離と方向性
  • 使用プロのセッティングから学ぶ調整のヒント
  • あなたに合う推奨ヘッドスピードとシャフト選びのコツ
  • 8度モデルはどんなゴルファーに最適なのか?
  • ドライバーのヘッドのみ購入する際の注意点と価格相場

Qi10 LS ドライバーの評価は?試打データから見るリアルな飛距離と方向性

Qi10 LS ドライバーの評価は?試打データから見るリアルな飛距離と方向性

データは嘘をつきません。Qi10 LS ドライバーの評価は、多くの試打データによって裏付けられており、特に「低スピン性能による圧倒的な飛距離」と「安定した方向性」が高く評価されています。

試打者HS (m/s)ボール初速 (m/s)バックスピン量 (rpm)平均トータル (y)評価のポイント
52.575.52050328驚異的なボール初速と、前に突き進む強弾道。
51.777.22361326適度なスピン量でキャリーとランのバランスが良い。
45.766.61827ロースピン性能が最大限に発揮され、吹け上がりを抑制。
45.665.62062ミスヒットしてもサイドスピンが少なく、OBになりにくい。
分析と考察

これらのデータから、Qi10 LSは特にヘッドスピードが速いゴルファーが、その恩恵を最大限に受けられることが明確に分かります。平均2000rpm前後の理想的な低スピンを実現し、吹け上がりを抑えて力強く前に進む弾道を生み出しています。
また、注目すべきは「打感が柔らかくなった」「ミスヒットへの寛容性が高い」という声が多い点です。これは、前作までの課題を克服し、低スピン性能と安定性、フィーリングを高次元で両立させた結果と言えるでしょう。ただし、操作性が高い反面、スイングのミスが弾道に反映されやすいシビアさも併せ持つため、使い手を選ぶ側面もあります。

使用プロのセッティングから学ぶ調整のヒント

使用プロのセッティングから学ぶ調整のヒント

トッププロたちが証明するように、Qi10 LSは世界の第一線で戦うための武器として選ばれています。彼らのセッティングは、このクラブのポテンシャルを最大限に引き出すためのヒントに満ちています。

  • タイガー・ウッズ: チーム・テーラーメイドの中心選手として、Qi10 LSを好んで使用。彼のセッティングは、究極の操作性と安定性を両立させるための指標となります。
  • ダスティン・ジョンソン: 12°というハイロフトのQi10 LSを使用。これは、高い打ち出し角を確保しつつ、スピンを抑えてキャリーとランを最大化する、パワーヒッターならではのセッティングです。
  • トミー・フリートウッド / カート・キタヤマ: 彼らもQi10 LSを愛用しており、ツアーの厳しいセッティングでも戦える高い性能を証明しています。

一方で興味深いのは、ローリー・マキロイの事例です。彼はシーズン当初にQi10 LSを使用していましたが、その後、より寛容性の高い標準モデルのQi10に切り替えました。これは、「ヘッドスピードが速い=LSモデルが最適」とは限らないことを示す好例です。コースコンディションや求める弾道によっては、標準モデルの方が安定して高いパフォーマンスを発揮できる場合があります。この事実は、我々アマチュアがクラブを選ぶ上で、見栄やスペックだけでなく、自分自身のスイングや目的に正直になることの重要性を示唆しています。

あなたに合う推奨ヘッドスピードとシャフト選びのコツ

あなたに合う推奨ヘッドスピードとシャフト選びのコツ

スピードはこのクラブを使いこなす鍵です。Qi10 LSの性能を最大限に引き出すための推奨ヘッドスピードは、一般的に「45m/s以上」とされています。最低でも43m/sはないと、低スピン設計の恩恵を受けにくく、逆にボールが上がらず飛距離をロスしてしまう可能性があります。

しかし、ヘッドスピードだけで判断するのは早計です。シャフトとの組み合わせ次第で、より幅広いゴルファーに対応可能です。

シャフト選びのポイント
  • 重要度:5.0
  • シャフトはクラブの「エンジン」です。自分のスイングテンポや切り返しの強さに合ったシャフトを選ぶことが、ヘッドの性能を引き出す上で最も重要です。
シャフトタイプ特徴こんな人におすすめ
純正シャフト
(Diamana Silver TM50等)
比較的しっかりしており、クセが少ない。HS45m/s前後で、まずは標準仕様を試したい人。
カスタムシャフト
(Tour AD VF, Diamana WB等)
より spezifische な特性を持つ(例:手元調子、先調子)。特定の弾道を打ちたい、自分のスイングに完璧に合わせたい人。

フィッティング専門家への相談を強く推奨します。弾道計測器でデータを分析しながら、様々なシャフトを試すことで、あなたにとっての「黄金スペック」が必ず見つかります。ヘッドスピードに自信がなくても、適切なシャフトを選べばQi10 LSを武器にできる可能性は十分にあります。

8度モデルはどんなゴルファーに最適なのか?

8度モデルはどんなゴルファーに最適なのか?

Qi10 LSの8度モデルは、ラインナップの中で最も尖った性能を持つ、まさに「超上級者・ハードヒッター向け」のスペックです。

このモデルが最適なゴルファーは、非常に限定されます。

8度モデルが適合するゴルファーの条件
  • ヘッドスピードが常時50m/sを超えるパワーを持つ。
  • スピン量が多すぎて、吹け上がりに悩んでいる。
  • ボールを低く抑え、風に負けない強烈な弾道でランを稼ぎたい。
  • インパクトを正確にコントロールできる高い技術力を持つ。

一般的なアマチュアゴルファーが8度モデルを使用すると、ボールが全く上がらず、ドロップしてしまい、かえって飛距離を大きくロスする可能性が高いです。また、操作性が非常にシビアなため、わずかなミスが大きな曲がりにつながります。

もしあなたがロースピンモデルに興味があるなら、まずは9度や10.5度から試すことを強く推奨します。その上で、さらなる低スピンを求める場合にのみ、8度は選択肢に入れるべきでしょう。これは、プロの中でも限られた選手しか使わない、特別なクラブなのです。

ドライバーのヘッドのみ購入する際の注意点と価格相場

ドライバーのヘッドのみ購入する際の注意点と価格相場

Qi10 LSのドライバーヘッドのみを入手し、自分のお気に入りのシャフトと組み合わせる「リシャフト」は、クラブにこだわるゴルファーにとって究極のカスタマイズです。ヘッド単体は、中古市場やゴルフパーツ専門店、オンラインストアなどで購入可能です。

価格相場:約30,000円~50,000円
(ヘッドの状態やロフト角によって変動します)

しかし、ヘッド単体で購入する際には、いくつか重要な注意点があります。

  • 付属品の有無: 通常、ヘッドカバーや調整用のトルクレンチは付属しません。これらは別途用意する必要があります。
  • スリーブの互換性: テーラーメイドの旧モデル(R11シリーズや初代GLOIREなど)のスリーブとは互換性がありません。シャフトを流用する場合は、現行モデルに対応したスリーブに交換する必要があります。
  • 保証の問題: 非正規ルートでの購入や、自分で組み立てた場合、メーカー保証の対象外となる可能性があります。
  • 組み立ての技術: 非純正のウェイトやスリーブを使用する場合、締め付けトルクが異なったり、精度に問題があったりすることがあります。交換や組み立ては、信頼できるゴルフ工房に依頼することを強く推奨します。

これらの注意点を理解した上で、ヘッド単体での購入を検討しましょう。正しく行えば、市販のクラブでは到達できない、あなただけの完璧な一本を手にすることができます。

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総括:Qi10 LSのウエイト調整をマスターして理想の弾道を手に入れる

総括:Qi10 LSのウエイト調整をマスターして理想の弾道を手に入れる

この記事のポイントをまとめます。

  • Qi10 LSのウェイト調整は、レンチでネジを緩めて動かすだけの簡単な手順で可能。
  • クラブには弾道調整用の「スライディングウェイト」と安定性確保のための「MOIバックウェイト」がある。
  • 市販の交換用ウェイトを使えば、クラブ全体のバランス調整もできる。
  • スライディングウェイトを前方に動かすと低スピン、後方で高弾道、ヒール側でドロー、トゥ側でフェードの傾向になる。
  • ヘッド重量は約201gとやや重めで、スイングの安定性に寄与する。
  • ロフトスリーブによるライ角調整で、ボールのつかまり(スライス/フック)を補正できる。
  • 調整は「スリーブで大枠を決め、ウェイトで微調整する」のが効率的。
  • 試打評価では、特にHS45m/s以上で低スピンによる高い飛距離性能が確認されている。
  • ミスヒットへの寛容性も向上しているが、操作性が高い分、ある程度のシビアさも併せ持つ。
  • タイガー・ウッズなど多くのトッププロが使用しており、そのセッティングは参考になる。
  • ローリー・マキロイの例から、必ずしもLSが最適とは限らず、自分に合うモデル選びが重要だとわかる。
  • 推奨ヘッドスピードは45m/s以上が目安だが、シャフト次第で調整可能。
  • 8度モデルは、非常に高い技術とパワーを持つ限られたゴルファー向けの特殊なスペック。
  • ヘッド単体での購入も可能だが、スリーブの互換性や組み立てには専門知識が必要。
  • 複数の調整機能を組み合わせ、試行錯誤することで、自分だけの最強セッティングを見つけられる。

Qi10 LSのウェイト調整は、あなたのゴルフを新たなレベルへと引き上げる可能性を秘めています。この記事を参考に、様々なセッティングを試し、あなただけの理想の弾道を見つけて、ゴルフをさらに楽しんでください。


テーラーメイド
この記事を書いた人
フェアウェイ伯爵

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