「薪ストーブっていくらかかるの」、「薪ストーブを設置すると近所迷惑になるの」と心配している人は多いと思います。
今回は気になる薪ストーブの悩みを解説していきます。
この記事は以下のような人におすすめ!
- 薪ストーブを設置したいけど、後悔したくないのでメリット・デメリットを知りたい
- 薪ストーブにかかる費用を知りたい
- 薪ストーブのリノベーションで気をつけることを知りたい
薪ストーブをただの暖房器具だと思っていませんか。
薪ストーブは電気ストーブとは違い炎をがあるからこそ、気をつけるポイントとがあります。後悔しないためにも本記事で、しっかりとポイントを抑えておきましょう。
- 薪ストーブのメリット・デメリット
- 薪ストーブにかかる価格
- 薪ストーブはマンションで使えるのか
本記事をご覧いただければ薪ストーブについて詳しくなり、設置までのイメージが湧くはずです。
ポイントがわかればリフォーム会社に的確に希望を伝えることができるようになりますよ。
それではどうぞ!
薪ストーブのメリットとデメリット
薪ストーブは、薪を燃やして暖かさを得る暖房器具です。薪ストーブのメリットとデメリットについて見てみましょう。
- 火力が強く、遠赤外線で体の芯から温まる
- 薪が燃える炎と音を楽しめる
- 調理もできる
- 電気代や灯油代がかからない、停電時に役立つ
- 洗濯物が乾きやすい
- 環境にやさしい
- 導入費用が高い
- 暖房費が高くなる
- 部屋が暖かくなるまで時間がかかる
- 部屋が汚れる、臭くなる
- 設置スペースや薪置き場が必要
- 近隣住民への配慮が必要
メリットとデメリットについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
薪ストーブはアパートやマンションでも設置して使える?
薪ストーブは煙突が必要なので、結論から申し上げるとアパートやマンションでは設置できません。
理由は煙突があるので、設置することができないんです。
しかし、ペレットストーブの場合は取り付けられる場合があるそうです。
今、ペレットストーブに入れ込んでます。マンションなのに設置できたのは、うまい具合に換気用の穴があったから。サイカイのSSー1は手動着火のシンプルの構造で、そこが愛着が持てるところ。この写真からもわかるように、残念ながら鍋はかからない。 pic.twitter.com/DiLcHuO3
— kii_terao (@kii_terao) November 21, 2011
取り付けできる場合も事前に管理組合にと届け出は必要なので必ず申請しましょう。
賃貸で薪ストーブを感じたい人は
マンションで薪ストーブの温かみを感じたい人には、暖炉型電気ストーブがおすすめです。
暖炉型電気ストーブは、LEDやハロゲンを使って炎のような光を出す電気ヒーターです。インテリア性が高く、火の心配もありませんのでマンションにピッタリですよ。
⛄️#ビックな冬アイテム⛄️
— ビックカメラ (@biccameraE) January 24, 2023
DIMPLEX 暖炉型ヒーター KDNK12J
美しい炎が揺れる、ぬくもりの空間。暖炉のある暮らしを気軽に楽しめるDimplexの電気暖炉です。https://t.co/j4qp9uzn7f pic.twitter.com/H3GLxqfwbF
特にDIMPLEXの暖炉型電気ストーブは、実際の炎と見間違えるくらいリアルです。
炎の揺らめきを感じリラックス効果があるので、チェックしてみてください。
サイズやデザインはさまざまで、加湿機能付きのものもあります。
こちらの記事では、おすすめのメーカーについて紹介しています。
興味がある方はチェックしてみてください。
ちなみに炎のゆらめきを感じたいのであれば、卓上炉なんて選択肢も。
マンション暮らしで暖炉やペレットストーブを諦めたのだけど、卓上暖炉!これ!これなら、心ゆくまで揺れる炎(本物)を眺めていられるではないか。この前で、お茶を飲んで本を読んでレコードを聴き映画を観る….鼻血出そう。 pic.twitter.com/P6u2bCBhoD
— Maikova, Travelling (@pinaforepurple) January 4, 2020
暖房からは外れますが、こちらもおしゃれでいいですね。
煙の臭いが近所迷惑の原因になるかも、トラブルにならないように配慮しよう
薪ストーブの煙は、焚きつけ時や薪の追加時に臭いが出やすく、近所に迷惑をかける場合があります。
煙の量は薪の種類や湿度、火力調整などによっても変わるので、煙の出にくい使い方を事前に把握することが大切です。
煙の臭いは意外と気になるものです。気持ちよく薪ストーブを使うためにも使い方をマスターしておきましょう。
できるだけ煙の量を減らす方法としては、乾燥した薪を使う、空気調整を適切にする、煙突の高さや角度を工夫することがポイントです。
こちらの記事では薪ストーブの使い方のポイントとあわせて、ご近所トラブルの解決方法も紹介しています。
これから、薪ストーブを使い始める方は、一度チェックしてみるとトラブルを未然に防ぐことに役立てるかもしれません。
薪ストーブのある家の間取りや置き方
薪ストーブのある家は、暖かくて素敵ですね。薪ストーブを設置する際には、間取りや置き方に注意が必要です。
大きく分けて設置する場所は3箇所です。
メリットとデメリットをまとめたのでご覧ください。
設置場所 | メリット | デメリット |
中心に設置 | 暖房効率が良い | スペースを取るので邪魔になる |
壁に平行に設置 | 空間を有効に活用できる | 壁が高温になる可能性があり、遮熱板や炉壁などの対策が必要 |
過度に設置 | 狭い部屋だとスペースを有効に使うことができる | 暖房効率が悪い |
薪ストーブの設置場所は、煙突の位置と薪を持ってくる導線も考える必要があります。
一般的には、薪ストーブを家の中心に設置すると、暖房効率がよくなります。3 また、煙突や換気口などの安全対策も重要です。
こちらの記事でレイアウトや置き場所について解説しているので、参考にしていただければと思います。
薪ストーブにかかる費用
薪ストーブにかかる費用は、初期費用とランニングコストに分けられます。
初期費用は、薪ストーブ本体、煙突購入・工事、炉台と炉壁工事などが含まれます。これらの費用は約100万円以上かかることが多いです。
ランニングコストは、薪の購入費やメンテナンス費などが含まれます。これらの費用は一冬に数万円かかることが多いです。
薪ストーブにはどうしても費用がかかる部分があります。一方で、価格を抑えられる部分もあるので賢く実践すると、安く薪ストーブを設置、維持することができます。
こちらの記事で、初期費用とランニング費用について詳しく紹介しています。
価格が気になる人は是非ごらんください。
薪ストーブのデメリット|後悔しないためのポイントとは?暖炉とペレットストーブのデメリットとも比較
リフォームで薪ストーブを設置
リフォームで薪ストーブを設置する際には次の3点について検討しておきましょう。
- <間取りの変更>
- <床の補強>
- <断熱の改修>
それぞれ解説しますね。
<間取りの変更>
リノベーションで薪ストーブを設置する際には、こちらの内容に気をつけましょう。
- 薪ストーブと煙突の配置を最優先に考える
- 部屋全体を暖めたい場合は、薪ストーブを中心に配置する
- 煙突はできるだけ直線で通す
- 薪ストーブから壁や家具までの距離を確保する
薪を取ってくる導線を含めて検討すると、後悔することが無く済みます。
<床の補強>
薪ストーブは重いので、床の補強が必要な場合があります。
床板を取り除いて、基礎部にコンクリートプレートを敷く方法や、ケイカル板で炉台下地を自作する方法などがあります。
薪ストーブの種類やサイズ、床の構造によっても補強の方法は異なるのでリフォーム会社する会社とよく話し合って決めましょう。
<断熱の改修>
薪ストーブは、断熱の改修をすると、薪の消費量が減り、快適な室温を保ちやすくなります。
断熱の改修には、外壁や屋根、窓などの部分的な改修や、全面的な改修があります。
こちらの記事ではリノベーションで薪ストーブを設置する際に気をつけるポイントを紹介しています。
DIY可能な薪棚についても紹介しています。
薪ストーブのある家の魅力とは?
薪ストーブはインテリアとしてもおしゃれでかつ実用性が高い器具です。
また炎のゆらめきがリラックス効果があり、毎日が楽しくなる、そんな暖房器具です。
施工事例を見ていただくことでさらに、イメージがわき、理想の形を持つことができます。
こちらの記事ではそんな薪ストーブを設置した家の外観について紹介しています。
薪ストーブをつけたあとの家のイメージをさらにわくと思います。ぜひ御覧ください。
まとめ
本記事では、薪ストーブについて以下の内容を説明しました。
薪ストーブは遠赤外線で体の芯から温まる薪が燃える炎と音を楽しめる調理もできる器具です。
停電時に役立つ洗濯物が乾きやすいですし、カーボンニュートラルで環境にやさしい一面もあります。
薪ストーブを設置する際には、間取りや置き方に注意が必要です。
本記事でご紹介した内容をしっかりと、読み返し後悔しない設置をしてくださいね。
最後まで御覧いただきありがとうございました!
コメント