56度ウェッジの飛距離について、「一体何ヤード飛ぶのが正解なの?」と悩んでいませんか?サンドウェッジ(SW)とも呼ばれるこのクラブは、アプローチやバンカーショットでスコアメイクの鍵を握る重要な一本です。
しかし、52度や54度、58度といった他のウェッジとの飛距離の差や、プロが実践するような具体的な使い方が分からず、宝の持ち腐れになっているアマチュアゴルファーも少なくありません。
この記事では、56度ウェッジのヘッドスピード別の飛距離の目安から、アプローチの基本的な使い方、さらには初心者におすすめの人気ランキングまで、あなたの疑問をすべて解決します。
この記事を読めば、ウェッジのロフト角ごとの飛距離目安が明確になり、アプローチで56度ウェッジ1本を巧みに操り、自信を持ってグリーンを狙えるようになります。
- 56度ウェッジのヘッドスピード別・男女別の正しい飛距離の目安がわかる
- アプローチやバンカーなど状況に応じた基本的な使い方が身につく
- 52度、54度、58度など他のウェッジとの明確な使い分けができるようになる
- 初心者でも安心して選べる人気の56度ウェッジがわかる
56度ウェッジの飛距離の目安とアプローチでの基本的な使い方

56度ウェッジを使いこなすための第一歩は、その性能、特に「飛距離」と「基本的な使い方」を正しく理解することです。このセクションでは、アマチュアからプロまでの飛距離の目安、そしてスコアメイクに直結するアプローチの基本技術まで、56度ウェッジの核心となる知識を徹底的に解説します。
- 結論、アマチュア男性の平均70〜95ヤードが目安
- ヘッドスピード別の目安一覧表で自分の距離を知ろう
- 参考:プロは平均124ヤード!アマチュアとの圧倒的な差
- バンカーやグリーン周りのアプローチで最も活躍する
- 基本的な使い方|3つの振り幅で正確に打ち分けるコツ
- アプローチの基本|高く上げてピタッと止める打ち方
- スコアUPの秘訣は1本でアプローチの距離感を養う練習法にあり
結論、アマチュア男性の平均70〜95ヤードが目安

56度ウェッジの飛距離に関する最も多い疑問への答えは、一般的なアマチュア男性ゴルファーがフルスイングした場合、キャリーで平均70ヤードから95ヤードが目安となります。
もちろん、これはスイングスピードや技術レベルによって大きく変動する数値です。
この距離は、多くのゴルファーにとって100ヤードに満たない中途半端な距離であり、だからこそ正確な距離感が求められます。
56度ウェッジは最大飛距離を競うクラブではなく、特定の距離をピンポイントで狙うためのクラブであると認識することが重要です。
一方で、アマチュア女性ゴルファーの場合は、平均的な飛距離は40ヤードから60ヤード程度が目安となります。
男性同様、この数値を基準に、自分のスイングで安定してどのくらいの距離が出るのかを把握することが、スコアアップへの第一歩となります。
この「自分の基準」を知ることが、後述する距離の打ち分けやクラブ選択において非常に重要になってきます。
ヘッドスピード別の目安一覧表で自分の距離を知ろう

より具体的に自分自身の56度ウェッジの飛距離を知るためには、ヘッドスピードを基準にするのが最も正確です。
以下の表は、ヘッドスピード別の平均的な飛距離(キャリー)の目安です。ご自身のヘッドスピードがわからない場合は、ゴルフショップや練習場の測定器で一度計測してみることをお勧めします。
【ヘッドスピード別】56度ウェッジの飛距離目安
性別 | ヘッドスピード (m/s) | 平均飛距離(キャリー) |
---|---|---|
男性 | 38 m/s | 約60-70ヤード |
40 m/s | 約70-80ヤード | |
43 m/s | 約80-90ヤード | |
45 m/s | 約90-100ヤード | |
女性 | 32 m/s | 約40-50ヤード |
34 m/s | 約50-60ヤード | |
36 m/s | 約60-70ヤード |
この表からわかるように、ヘッドスピードが2m/s変わるだけで、飛距離は約10ヤードも変化します。
重要なのは、自分のヘッドスピードで安定して出せる距離を把握し、それを「基準」とすることです。
無理に振って最大飛距離を伸ばそうとするのではなく、常に同じリズムで振ったときに、どのくらいの距離に着弾するのかを知ることが、コースでの再現性を高める鍵となります。
参考:プロは平均124ヤード!アマチュアとの圧倒的な差

アマチュアゴルファーの飛距離の目安を見てきましたが、世界のトップで戦うプロゴルファーはどれほどの距離を打つのでしょうか。
驚くべきことに、PGAツアープロの56度ウェッジの平均飛距離は、なんと124ヤードにも達します。これはアマチュアの平均的な飛距離よりも30ヤード以上も遠くに飛ばしている計算になります。
この差は、単純な筋力だけでなく、スイングの効率、インパクトの精度、そしてボールに適切なスピンをかける技術など、あらゆる要素が凝縮された結果です。
さらに、日本のトッププロである松山英樹選手は、56度ウェッジを「距離感を作る基本」と位置付けています。
彼のフルショットの飛距離は105〜110ヤードですが、彼の真骨頂はそこから距離をコントロールする技術にあります。
肩から肩までのスイングで約80ヤード、腰から腰までのスイングで約55ヤードと、振り幅を調整することで、1本のクラブで驚くほど精密に距離を打ち分けているのです。
プロの世界では、最大飛距離よりも、この「距離をコントロールする能力」がスコアを左右するのです。
バンカーやグリーン周りのアプローチで最も活躍する

56度ウェッジはいつ使うのか?その答えは、主に100ヤード以内のグリーン周り、特に難しい状況でこそ真価を発揮します。その代表的な使用場面が「バンカーショット」です。
一般的にサンドウェッジ(SW)と呼ばれるように、56度ウェッジはバンカーからボールを脱出させるために設計されています。
クラブのソール(底面)にある「バウンス」と呼ばれる膨らみが、クラブヘッドが砂に深く潜りすぎるのを防ぎ、砂ごとボールを爆発させて(エクスプロージョンショット)、ふわりと高く打ち出すことを可能にします。
もちろん、活躍の場はバンカーだけではありません。
このように、56度ウェッジは、フルショットの距離を打つためというよりは、特殊な状況を打開し、ピンに寄せるための「必殺技」を繰り出すためのクラブと言えるでしょう。
基本的な使い方|3つの振り幅で正確に打ち分けるコツ

56度ウェッジの基本的な使い方をマスターする上で最も重要なのが、スイングの「振り幅」で距離をコントロールする技術です。
プロゴルファーのように、1本のクラブで様々な距離を打ち分けることができれば、クラブ選択に迷うことなく、ショットに集中できます。
その代表的な練習方法が、自分のスイングを時計の文字盤に見立てる「クロックメソッド」です。
- フルスイング(基準の距離): まずは自分の安定したフルスイングで、何ヤード飛ぶのか(例:80ヤード)という基準を確立します。
- 9時から3時(腕が水平から水平): 次に、バックスイングで左腕が地面と水平になる「9時」の位置まで上げ、フォローでも右腕が水平になる「3時」の位置で止めます。これにより、フルスイングの7-8割程度(例:60ヤード)の距離を打ちます。
- 8時から4時(腰から腰): さらに振り幅を小さくし、腰の高さから腰の高さまで振ります。これでフルスイングの半分程度(例:40ヤード)の距離を狙います。
この3つの振り幅を練習し、それぞれの安定した飛距離を把握するだけで、56度ウェッジ1本で「80ヤード、60ヤード、40ヤード」という3つの距離を打ち分けることが可能になります。
この基準があれば、コースで中途半端な距離が残っても、自信を持って対応できるようになります。
アプローチの基本|高く上げてピタッと止める打ち方

56度ウェッジでのアプローチショットは、ボールを高く上げてランを少なくし、ピンの根元に「ピタッ」と止めるのが理想です。これを実現するための基本的な打ち方のポイントは、通常のショットとは少し異なります。
まず、構え方(アドレス)が重要です。
- スタンス: 肩幅よりも狭く、オープンスタンス(左足を少し後ろに引く)に構えます。これにより、体の回転がスムーズになります。
- ボールの位置: スタンスの中央か、やや右足寄りに置きます。これにより、クラブが鋭角に入りやすくなります。
- グリップ: 少し短く握ることで、クラブの操作性が増し、ミート率が向上します。
- 体重配分: 左足に6割、右足に4割程度の体重をかけて構えることで、スイング軸が安定し、ダフリやトップのミスを防ぎます。
次にスイングですが、手先だけで打つのではなく、体の回転を意識することが大切です。振り子のように、肩の回転でクラブを動かすイメージを持つと、リズムが安定しやすくなります。フィニッシュは大きく取る必要はなく、コンパクトに振り抜くことを心がけましょう。この基本をマスターすれば、56度ウェッジがグリーン周りで最も信頼できる武器になります。
スコアUPの秘訣は1本でアプローチの距離感を養う練習法にあり

アプローチに苦手意識があるゴルファーにこそ試してほしいのが、「アプローチは56度ウェッジ1本に絞って練習する」という考え方です。
52度、56度、58度と複数のウェッジを使い分けるのは、一見上級者のように見えますが、それぞれのクラブで距離感を確立するのは非常に難しい作業です。
あえて56度1本に絞ることで、以下のようなメリットが生まれます。
- 迷いがなくなる: コースで「どのクラブを使おう…」と悩む時間がなくなり、ショットのイメージ作りに集中できます。
- 距離感が研ぎ澄まされる: 1本のクラブで様々な距離を打ち分ける必要があるため、振り幅や力加減の微妙な調整能力が格段に向上します。
- 応用力が身につく: 同じクラブでも、ボールの位置やフェースの開き方を変えることで、低い球や高い球など、多彩な球筋を打つ練習にも繋がります。
まずは、グリーン周りから10ヤード、20ヤード、30ヤードと距離を変え、すべて56度ウェッジで寄せる練習を繰り返してみてください。
この地道な練習が、あなたのショートゲームを劇的に変えるきっかけになるはずです。
56度ウェッジで飛距離を伸ばす選び方と他番手との比較

56度ウェッジの性能を最大限に引き出すためには、他のクラブとの関係性を理解し、自分に合った1本を選ぶことが不可欠です。
このセクションでは、他のロフト角のウェッジとの具体的な違いや使い分け、そして最新の人気ランキングを交えながら、あなたのゴルフをレベルアップさせるための最適なウェッジセッティングと選び方を解説します。
- アプローチウェッジ(52度)との使い分けと弾道の違い
- 54度との微妙な差は?セッティングで選ぶのが正解
- ロブウェッジ(58度)との難易度とスピン量の違い
- 50度との役割分担と理想的なロフト角の間隔
- 【2025年】初心者向けやさしいモデル人気ランキングTOP5
- ロフト角別の平均飛距離一覧
- 100ヤードを安定して打つならAW(50〜52度)が基本
アプローチウェッジ(52度)との使い分けと弾道の違い

多くのアマチュアゴルファーのキャディバッグに入っているのが、52度と56度の組み合わせです。この2本をうまく使い分けることが、ショートゲームの精度を上げる鍵となります。
52度ウェッジは、一般的に「アプローチウェッジ(AW)」や「ギャップウェッジ(GW)」と呼ばれ、ピッチングウェッジ(PW)とサンドウェッジ(SW)の間の飛距離の「ギャップ」を埋める役割を担います。
52度と56度の役割と弾道の違い
特徴 | 52度ウェッジ (AW) | 56度ウェッジ (SW) |
---|---|---|
主な役割 | ピッチ&ラン | ピッチショット、バンカー |
弾道 | やや低く、力強い | 高く、柔らかい |
ランの量 | 多い | 少ない |
得意な状況 | グリーンに障害物がなく、転がして寄せたい時 | ボールを上げて止めたい時、バンカー越え |
平均飛距離差 | 56度より10〜15ヤード飛ぶ | 52度より10〜15ヤード飛ばない |
この表が示す通り、52度は「転がす」、56度は「上げる」という明確な役割分担があります。ピンまでの距離だけでなく、グリーンの状況やハザードの位置によって使い分けることで、より多彩なアプローチが可能になります。
54度との微妙な差は?セッティングで選ぶのが正解

54度と56度のウェッジは、どちらもサンドウェッジのカテゴリーに含まれ、その差はロフト角がわずか2度です。
飛距離にすると、その差は5〜8ヤード程度と非常に微妙な違いしかありません。では、どちらを選べば良いのでしょうか?
結論から言うと、どちらが優れているかではなく、「自分のクラブセッティングの流れに合っているか」で選ぶのが正解です。
ゴルフクラブのセッティングの基本は、番手間の飛距離差が均等になるように「飛距離の階段」を作ることです。
例えば、あなたのピッチングウェッジ(PW)のロフト角が46度だとします。
- セッティング例A: 46度(PW) → 50度 → 54度 → 58度 (全て4度刻み)
- セッティング例B: 46度(PW) → 52度 → 56度 → 60度 (6度、4度、4度刻み)
このように、自分の持っている他のクラブ(特にPWやAW)のロフト角を基準に、均等な間隔になるように選ぶのが最も合理的です。
もし単品でサンドウェッジを1本だけ追加したい場合は、よりボールが上がりやすく、バンカーでも使いやすい56度を選ぶのが一般的でおすすめです。
ロブウェッジ(58度)との難易度とスピン量の違い

58度ウェッジは「ロブウェッジ(LW)」とも呼ばれ、56度よりもさらにロフト角が寝ている(大きい)クラブです。その最大の特徴は、ボールを非常に高く、柔らかく打ち上げられる点にあります。
しかし、その性能と引き換えに、操作の難易度は格段に上がります。ロフト角が大きい分、少しの打点のズレが大きなミスに繋がりやすく、フェースの下をボールがくぐってしまう「だるま落とし」のようなミスも出やすくなります。
56度と58度の比較
特徴 | 56度ウェッジ | 58度ウェッジ |
---|---|---|
弾道の高さ | 高い | より高い |
スピン量 | 多い | より多い |
難易度 | 標準的 | 高い |
寛容性(ミスへの強さ) | 比較的高い | 低い |
主な用途 | バンカー、アプローチ全般 | ロブショット、特殊な状況 |
あるクラブ設計家は、「アマチュアが無理にロフトの寝たウェッジを使う必要はない。56度の方がフェース面を広く使え、圧倒的にミスに強く寄せやすい」と語っています。
プロのようなスーパーショットに憧れる気持ちも分かりますが、スコアをまとめるという観点では、多くのアマチュアゴルファーにとって56度の方がやさしく、信頼できる武器となるでしょう。
58度のウェッジの飛距離について気になる方はこちらの記事「58度ウェッジの飛距離目安|他ロフト角との比較と選び方」も参考になります。ぜひご覧ください。
50度との役割分担と理想的なロフト角の間隔

50度と56度のウェッジの組み合わせは、多くのアマチュアにとって非常にバランスの取れたセッティングと言えます。
ピッチングウェッジ(PW)のロフト角が44〜46度であることが多い現代のアイアンセットにおいて、この2本は飛距離の階段を綺麗に作ってくれます。
ここでの重要な考え方が「ロフト角の間隔」です。ウェッジセッティングの基本は、クラブ間のロフト角を4〜6度間隔にすることです。これにより、フルショットした際の飛距離差が、おおよそ10〜15ヤード刻みになります。
セッティング例:PWが44度の場合
- PW: 44度 (約110ヤード)
- 50度 (AW/GW): 50度 (約95ヤード) ←6度差
- 56度 (SW): 56度 (約80ヤード) ←6度差
このセッティングにより、「110ヤード」「95ヤード」「80ヤード」という明確な基準ができます。
そして、それぞれのクラブの振り幅をコントロールすることで、その間の距離を埋めていくのです。
50度は主に距離のあるアプローチ(ピッチ&ラン)、56度はバンカーやボールを上げたいアプローチ、という明確な役割分担ができるため、コースでの判断がシンプルになります。
【2025年】初心者向けやさしいモデル人気ランキングTOP5

これから56度ウェッジの購入を検討している初心者の方にとって、数あるモデルから最適な1本を選ぶのは大変な作業です。クラブ選びに失敗して、スコアアップの機会を逃してしまうのは非常にもったいないことです。
そこでこのセクションでは、数々のクラブを試してきた経験を基に、初心者の方が本当にスコアアップできる「やさしい56度ウェッジ」の選び方のポイントから、具体的なおすすめモデルまでを徹底的に解説します。
56度ウェッジの失敗しない選び方
まずは、ランキングを見る前に、初心者がウェッジ選びで失敗しないための3つの重要なポイントを解説します。この基準を知るだけで、自分に合ったクラブを見極める力が格段にアップします。
- ポイント①:ソール幅|広いほどミスに強い
重要度:
ソールとはクラブの底面のことで、この幅が広いほど地面との接地面積が増え、ダフリ(ボールの手前の地面を叩いてしまうミス)に強くなります。
幅広ソールは、まるで船の底のように地面を滑ってくれるため、多少インパクトが手前から入っても大きなミスになりにくいのが最大の特徴です。初心者のうちは、迷わず「幅広ソール(ワイドソール)」と表記のあるモデルを選びましょう。 - ポイント②:バウンス角|大きいほどバンカーが楽になる
重要度:
バウンス角とは、ソールの膨らみの角度のことです。この角度が大きい「ハイバウンス(12度以上が目安)」のモデルは、クラブヘッドが砂や芝に深く潜り込むのを防いでくれます。
特にバンカーショットが苦手な方にとっては、このバウンスがヘッドを砂から「ポンッ」と弾き出してくれるため、驚くほど簡単に脱出できるようになります。 - ポイント③:ネック形状|オートマチックに構えやすい「グースネック」
重要度:
ネック形状には、リーディングエッジ(刃の部分)がシャフトより前に出ている「ストレートネック」と、引っ込んでいる「グースネック」があります。
初心者には、ボールを包み込むように構えられ、つかまりが良い「グースネック」がおすすめです。アドレスした時に安心感があり、オートマチックにボールを捉えやすいメリットがあります。
【2025年最新】初心者向け56度ウェッジおすすめ総合ランキング
※当ランキングは、上記の「失敗しない選び方」で解説した基準(ソールの広さ、バウンス角、やさしさ)に基づいて各商品を評価し順位付けしています。広告費などによる恣意的な順位操作は一切行っていません。
初心者向け56度ウェッジおすすめ比較表
順位 | モデル名 | ソールの広さ | バウンス角 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|---|
1位 | キャスコ ドルフィンウェッジ DW-123 | 非常に広い | 14度 | 独特のソール形状でとにかく抜ける。バンカーが超簡単になる。 | バンカーが絶望的に苦手な人 |
2位 | クリーブランド CBX FULL-FACE 2 | 広い | 12度 | アイアン感覚で打てるキャビティ構造。安定性抜群。 | アプローチの安定感を高めたい人 |
3位 | フォーティーン DJ-6 | 広い | 12度 | 元祖お助けウェッジ。スピン性能とやさしさの両立。 | ミスに強く、スピンもかけたい人 |
4位 | タイトリスト Vokey Design SM10 | モデルによる | 多彩 | プロ使用率No.1。最高の打感とスピン性能。 | いずれは上級者を目指したい人 |
5位 | ピン BUNK’R | 非常に広い | 12度 | バンカー特化型。構えただけで安心感が得られる。 | とにかくバンカーから1発で出したい人 |
1位:キャスコ ドルフィンウェッジ DW-123

2位:クリーブランド CBX FULL-FACE 2

3位:フォーティーン DJ-6

4位:タイトリスト Vokey Design SM10

5位:ピン BUNK’R

ロフト角別の平均飛距離一覧

ウェッジセッティングを考える上で、各ロフト角が一般的にどのくらいの飛距離を打つためのクラブなのか、全体像を把握しておくことは非常に重要です。以下に、一般的なアマチュア男性のフルショットにおける、ロフト角別の平均飛距離(キャリー)の目安をまとめました。
【ロフト角別】ウェッジの平均飛距離(キャリー)目安
クラブ種別 | 一般的なロフト角 | 平均飛距離(キャリー) |
---|---|---|
ピッチングウェッジ (PW) | 44〜47度 | 100〜120ヤード |
アプローチウェッジ (AW) | 48〜52度 | 90〜110ヤード |
サンドウェッジ (SW) | 54〜58度 | 70〜95ヤード |
ロブウェッジ (LW) | 60〜64度 | 50〜75ヤード |
この表は、あなたのクラブセッティングに「穴」がないかを確認するための良い指標となります。例えば、あなたのPWが110ヤード、SWが80ヤード飛ぶ場合、その間には30ヤードもの大きなギャップが存在します。
この「穴」を埋めるために、100ヤード前後を打てるアプローチウェッジ(50度や52度)が必要になる、というわけです。自分の飛距離をこの表と照らし合わせ、バランスの取れたセッティングを目指しましょう。
100ヤードを安定して打つならAW(50〜52度)が基本

「100ヤード」という距離は、多くのゴルファーにとってスコアメイクの鍵を握る重要な距離です。では、この距離を打つには何度のクラブが最適なのでしょうか。
結論として、多くのアマチュアゴルファーにとって、100ヤードを安定して打つための基本的なクラブは、ロフト角50度〜52度のアプローチウェッジ(AW)になります。
もちろん、パワーのあるゴルファーであればピッチングウェッジ(PW)のコントロールショット、あるいは56度ウェッジのフルショットで届く場合もあります。
しかし、「安定して」グリーンに乗せることを考えた場合、AWで無理なくスイングするのが最も再現性が高くなります。
56度ウェッジは、100ヤードをフルショットで狙うクラブというよりは、前述の通り、80ヤード前後の距離をコントロールして打ったり、グリーン周りのアプローチで使用したりする方が、その性能を最大限に活かせます。
最も重要なのは、見栄を張らずに、自分が8割程度の力で楽に振って100ヤードを打てるクラブを見つけることです。
それが多くの人にとってはAWであり、あなただけの「100ヤードクラブ」を確立することが、スコアを10打縮めるための近道となるでしょう。
総括:56度ウェッジの飛距離を安定させるための重要ポイント

この記事では、56度ウェッジの飛距離の目安から、基本的な使い方、選び方までを詳しく解説しました。最後に、スコアアップに繋げるための重要なポイントをまとめます。
この記事を参考に、あなたに合った56度ウェッジを見つけ、ショートゲームの達人を目指しましょう!
- 58度ウェッジの飛距離目安|他ロフト角との比較と選び方
- ルール不適合アイアンリストと確認方法|モデル別に解説
- マキロイのアイアンは正面のアドレスが重要!秘訣を徹底解説
- ヘッドスピード45のアイアンシャフト|選び方と最適スペック
- アイアンの買い替え時期は7つのサインで判断!初心者向け
- プロの数値でわかる!アイアンの最高到達点と理想の弾道
- アイアンが捕まりすぎる?理由と直し方をプロが徹底解説
- アイアンが左に曲がる悩み解決!原因と直し方を徹底解説
- アイアン型ユーティリティのメリットとは?強弾道で狙う選び方
- 失敗しない!アイアン型ユーティリティのシャフト選び徹底解説
- 【完全ガイド】アイアン型ユーティリティで200ヤードを出す選び方
- 【図解】アイアンの鉛の貼り方|位置別の効果と調整法
- 【図解】アイアンでロフトを立てる!飛距離が伸びる打ち方
- 誰でもわかるアイアンとユーティリティの使い分け完全ガイド
- アイアンがヒールに当たる原因と直し方の即効ドリル5選
- アイアンがトゥに当たる5つの要因と即効性のある直し方
- アイアンのシャフトの長さは身長で決めるな!スコアを変える選び方
- アイアンのシャフト手元に貼る鉛の効果|安定と飛距離UP
- アイアンシャフト交換の費用比較!ショップ別料金徹底解説!
- 若者向けアイアンのカーボンシャフト選び|ダサいは誤解!
- アイアンのアドレスにおけるフェースの向き|スクエアが正解!
- 80切り達成へ!中級者ににおすすめのアイアン選び方と人気モデル
- 【図解】ユーティリティーの悩みは鉛1枚で激変!効果的な貼り方
- シャンクはインドア練習場で直る!原因と対策、料金も解説
- プロも悩むシャンクはスイング改造で克服!原因と直し方
- ユーティリティーが打てない原因とは?3つのコツで即上達!
- ユーティリティーが左に曲がる悩み解決!5つの原因と直し方
- ユーティリティーが右に出る原因は?7つの直し方でスライス克服
- ユーティリティー 30度の飛距離目安!やさしく飛ばす選び方
- ユーティリティー28度の飛距離|6番アイアンとの比較と選び方
- 28度ユーティリティーは必要か?【結論】スコアが安定します
- ゴルフでダメなプロを見抜き、時間の無駄をなくし本当に上達できるスクールを選ぶ方法
- 24度ユーティリティーの飛距離目安|HS別・男女別に解説
- ユーティリティー23度の平均飛距離は?番手別の目安で解決
- ユーティリティー22度の飛距離目安|プロが教える打ち方のコツ
- ユーティリティー21度の飛距離は190Y!目安と選び方を解説
- ユーティリティー19度の飛距離は何ヤード?HS別目安と選び方
- ユーティリティのシャフトは80g台が鍵!失敗しない選び方
- ユーティリティ シャフト 70g 台の選び方|ミスが減る最適重量
- 【結論】初心者フェアウェイウッドは不要?7本で十分な理由
- ロッディオのフェアウェイウッド評価|3種のソールの選び方
- ユーティリティならフェアウェイウッドはいらない?選び方解説
- フェアウェイウッドの鉛の貼り方【図解】悩み別調整でミス激減
- フェアウェイウッドのフレックスを落とすトップスライス解消術
- フェアウェイウッドシャフトを柔らかくする?ミスが減る選び方
- ドライバーの鉛調整はプロ直伝!位置で飛距離とスライス改善
- 知らないと損!ドライバーの鉛のデメリットと飛距離UP術
- 【図解】ドライバーの重りの貼り方|スライス・飛距離改善
- 方向激変!ドライバーを短く持つデメリットを知りスライス克服
- ドライバーの最高到達点は何ヤード?理想の高さと飛距離UPのコツ
- ドライバーの後方からのスーパースローでプロの動きを完コピ
- ドライバーが先に当たる原因はスイングだけ?疑うべき5大原因
- ドライバーでボールの位置が左過ぎると起きるミスの原因と直し方
- ドライバーのバランス計算アプリ3選|自宅測定をExcel管理でも
- ドライバードロップ原因全網羅!飛距離が伸びる5つの即効対策
- ドライバーのティー 高さ40mm基準で安定!スライス激減調整法
- ドライバーのヘッドの正しい置き方|ミスが減る構え方の基本
- 【簡単】ドライバーのソールの傷は自分で消して解決!
- ドライバーシャフトの長さ計測法|適正長から60度法まで解説
- ドライバーのクラウンが割れた!影響と修理、保険まで完全網羅
- ドライバークラウンの傷!自分でできる消し方と注意点
- ドライバーのクラウン傷、ピカールで修復する前の注意点
- 300gドライバー基準の重量フロー!振り心地を揃える調整術
- バンカーの水たまりは無罰でOK!正しい救済3つの選択肢
- ゴルフのワンペナ新ルール解説!OBとの違いと数え方
- ワンペナはどこから打つ OBとの違いと処置を初心者向けに解説
- スライスしないシャフトでOB激減 選び方とおすすめ人気モデル
- シャンクでゴルフをやめるな!原因と直し方完全ガイド
- ライザップゴルフひどい?自腹50万の結論と後悔しない全知識
- ゴルフのアイアン正面アドレス|正しい手順と3つのNG例で修正
- ゴルフのアドレスは棒立ちでOK!メリットと正しい作り方
- アイアンのシャンク、原因は右手?番手別の直し方と即効ドリル
評判・口コミ
SNS上では、「バンカーから一発で出た!」「アプローチのザックリがなくなった」といった、苦手意識を克服できた喜びの声が圧倒的多数を占めています。
特に、100切りを目指すアベレージゴルファーからの支持が厚い傾向にあります。