>>最大3000ポイントプレゼント!楽天GORAゴルフ場予約

【決定版】ピンアンサーの年代見分け方!刻印で価値を判定

【決定版】ピンアンサーの年代見分け方!刻印で価値を判定
本記事はプロモーションが含まれています
この記事を書いた人
フェアウェイ伯爵

「Luxury Golf Style」へようこそ。
 
ゴルフ歴15年、最近はスコア80台でプレーするまでになりました。
 
これまでゴルフに使った費用は総額200万円以上!
 
100本以上のクラブを試した経験に基づき、巷の噂やスペック情報に惑わされない「本物の価値」を持つ情報だけを厳選してお届けします。
 
所有する喜びを満たす上質なギアから心に残るゴルフ旅まで、ワンランク上の視点で、あなたのゴルフライフがより深く、満たされたものになるお手伝いをします。

フォローする

ゴルフ狂の皆さん、こんにちは。

突然ですが、あなたのキャディバッグに入っているパター、本当に「生きて」いますか?

私がゴルフを始めたばかりの頃、中古ショップの薄暗い片隅で、一本の錆びついたパターに出会いました。
それが、ピン(PING)アンサーでした。

1966年にこの世に生まれ、パターの形状を決定づけた「原点」。
半世紀以上経っても色褪せない、いや、むしろ時間を吸って凄みを増している伝説の名器。

でも、ちょっと待ってください。
「アンサーならどれも同じ」なんて思っていませんか?

もしそうなら、あなたはとんでもない損をしています。
なぜなら、アンサーは製造年代によって、その価値も、打感も、魂も全くの別物だからです。

「ネットオークションで落としたこのパター、いつ作られたんだ?」
「親父から譲り受けたこの錆びた棒、実はとんでもないお宝なんじゃないか?」

見た目は同じに見えるけど、本当に価値に違いがあるの?どうやって見分ければいいんだろう…。

筆者
筆者

実はバックフェースの刻印を見るだけで判別できるんです!一緒に確認していきましょう。

そんな疑問、わかります。
私も昔、復刻版をヴィンテージだと信じ込んで購入し、ベテランの上級者に鼻で笑われた苦い経験がありますから(泣)。

この記事では、そんな恥ずかしい思いを二度としないよう、アンサーの正体を暴く方法を叩き込みます。

結論を言います。
アンサーの履歴書は、バックフェースに刻まれた「郵便番号(ZIPコード)」です。

この数字の羅列と、製造拠点の住所(ScottsdaleやPhoenix)を読み解けば、そのパターが辿ってきた数奇な運命が手に取るようにわかります。

ここでは、ZIPコードによる年代特定法から、歴代モデルの違い、そしてコレクターが血眼になるレアモデルの見極め方まで、私の偏愛と実体験を交えて徹底的に解説します。

最後まで読めば、手元のパターを見る目が変わります。
ただの古道具が、共に戦う「相棒」に変わる瞬間を味わってください。

この記事のポイント
  • 郵便番号(ZIPコード)を使った正確な年代の特定方法がわかる
  • 「85029」「85020」「85068」など、刻印ごとの特徴とレア度が理解できる
  • アンサー、アンサー2、アンサー4などのモデルごとの違いと特徴を比較できる
  • 自身のストロークタイプに合ったピン型パターの選び方が見つかる

ピンアンサーの年代を特定する!詳細な見分け方と刻印の意味

PINGアンサーのバックフェースに刻印された郵便番号(ZIPコード)のアップ

PINGパターの歴史、それはカーステン・ソルハイムという天才の「執念」の歴史です。

アンサーシリーズは、製造された時期や場所によって刻印がコロコロ変わります。
これ、面倒くさいと思いますか? 逆です。これこそが面白い。
刻印は、そのパターが生まれた時代を証明する「IDカード」なのです。

ここでは、最も信頼できる「郵便番号(ZIPコード)」と住所刻印を頼りに、各年代のモデルを丸裸にしていきます。

本セクションの内容
  • 刻印や形状でモデルを特定するポイント
  • アンサー 85029 初期のデールヘッドと復刻版の違い
  • アンサー 85020 登録商標が入り始めた中期モデル
  • アンサー 85068 最も一般的な後期モデルの特徴
  • 名器Anser 2の製造年代と変遷
  • アンサー2の1966年の誕生から現代までの歴史

刻印や形状でモデルを特定するポイント

PINGアンサーの年代特定における3つのポイント:郵便番号、住所表記、登録商標マーク

年代を見分ける時、私はまずバックフェース(キャビティ内)の刻印をルーペで覗き込みます。
変態だと思わないでください。ここには情報が詰まっているんです。

製造メーカーである「KARSTEN MFG CORP」などの社名、そして工場の住所と郵便番号(ZIPコード)。
カーステン・ソルハイムは、ガレージから始まって会社を大きくするたびに、製造拠点を移してきました。
つまり、住所を追えば「いつ生まれた子なのか」がバレるというわけです。

見るべきポイントは、以下の3点に絞られます。

見るべき3つのポイント

  1. 郵便番号(ZIPコード): 85029、85020、85068、85282…。この数字が全てを語ります。
  2. 住所表記(City): Scottsdale(スコッツデール)か、Phoenix(フェニックス)か。もし「Scottsdale」と書いてあったら、深呼吸してください。とんでもないお宝の可能性があります。
  3. 登録商標マーク(®): 「PING」や「ANSER」の横に®マークがあるか。古いモデルには、そんな野暮なものはありません。

これらに加えて、ヘッドの形状(トップレールの厚みやバンパーの丸み)、素材(マンガンブロンズ、ベリリウムカッパー、ステンレスなど)、そしてソールに入った「スリット(サウンドスロット)」の有無。
これらを複合的に見ていくのが、ピン・マニアの流儀です。

特に素材の違いはデカい。
古いマンガンブロンズ製は、10円玉のように酸化して黒ずんでいきますが、その鈍い輝きがたまらない。打感も「コツン」じゃなく「グッ」と重い。
一方、新しいステンレス製は、錆びにくく、シャープで乾いた打感が特徴です。

「古いから偉い」「新しいから高性能」なんて単純な話じゃありません。
それぞれの時代が生んだ「個性」を味わうこと。
これを知ると、もう量販店の吊るしのパターには戻れませんよ。

アンサーシリーズだけでなく、PINGパター全体の歴史や名器についてもっと深掘りしたいド変態な方は、別記事の『PING(ピン)のパター名器完全ガイド!中古で探す伝説と選び方』も読んでみてください。沼の入り口はこちらです。

アンサー 85029 初期のデールヘッドと復刻版の違い

PINGアンサー85029刻印の初期デールヘッドと復刻版の違いを比較した画像

「85029」。この数字には要注意です。
なぜなら、この番号は「伝説の初期モデル」と「復刻版」の両方で使われているからです。

ここを間違えると、数万円単位で損をします。
私も昔、ネットの不鮮明な画像だけ見て「デールヘッドだ!」と飛びつき、届いたピカピカの復刻版を見て膝から崩れ落ちたことがあります。

まず、コレクターが目の色を変えるのが、1960年代後半の初期「Phoenix(フェニックス)」モデル。
通称「デールヘッド(Dalehead)」と呼ばれる逸品です。

デールヘッドの特徴は、何と言ってもその「エロい」曲線美。
ヒールとトゥのバンパー部分が丸みを帯びていて、機械的じゃない、手作りの温もりがあるんです。
トップレールも肉厚で、構えた時に「これなら入る」と錯覚させてくれる安心感がある。

刻印は「KARSTEN CO.」。まだ「MFG CORP」と名乗る前の、カーステンの息遣いが聞こえるような社名です。

対して、1990年代以降の復刻版や近年のモデル。
これらも「85029」を使っていますが、基本的にステンレススチール製で、カクカクとした現代的な顔をしています。
悪いパターではありませんが、デールヘッドのオーラはありません。

見分けるポイントはここです。叩き込んでください。

見分けるポイント
  • 社名刻印: 「KARSTEN CO.」ならガッツポーズ。「KARSTEN MFG CORP」なら一旦落ち着け。
  • 登録商標(®): デールヘッドには®マークなんてありません。®だらけなら、それは現代っ子です。
  • 素材と色: デールヘッドはマンガンブロンズ(黄金色~茶褐色)。銀色のステンレスで85029なら、それは新しいモデルです。

数字だけに踊らされず、そのパターが纏う雰囲気を感じ取ってください。本物は、佇まいが違います。

アンサー 85020 登録商標が入り始めた中期モデル

1968-1973年頃製造のPINGアンサー85020モデルの刻印と登録商標がマーク

ZIPコード「85020」。
これはPINGがガレージメーカーから、世界的な企業へと脱皮しようとしていた1968年から1973年頃の証です。

この時代の最大の変化、それは登録商標マーク(®)の出現。
パターが単なる道具から、「ブランド」になった瞬間です。

初期の85020にはまだ®が無いものもありますが、次第に「PING」や「ANSER」の横に小さく「®」が刻まれるようになります。
社名も「KARSTEN CO.」から「KARSTEN MFG CORP」へ。
「製造会社(Manufacturing Corporation)」としてのプライドが見え隠れします。

この85020、初期のスコッツデールほど法外な値段は付きませんが、性能と雰囲気は抜群です。
いわゆる「実用的なヴィンテージ」。

素材はまだマンガンブロンズが主流。
使い込むほどに黒ずんでいくあの感じ、たまりません。
打感は柔らかく、芯で捉えた時の「ピーン」という乾いた金属音。
これを聞くためだけにゴルフ場に行きたくなるレベルです。

「数百万円のスコッツデールは無理だけど、量産品じゃ満足できない」
そんなわがままな玄人には、この85020がドンピシャでしょう。
市場にもそこそこ出回っているので、状態の良い個体を探す「宝探し」も楽しめます。

当時の特許に関するマニアックな話は、PING公式サイトにも載ってたりしますが、実物を手に取って、その重みを感じるのが一番の勉強になりますよ。

アンサー 85068 最も一般的な後期モデルの特徴

PINGアンサー85068モデルのバリエーション(ブロンズ、ステンレス、ベリリウムカッパー)

中古ショップのパターコーナーに行くと、一番よく見かけるのがこのZIPコード「85068」です。

製造期間は1973年から2000年頃まで。約30年。
長い。あまりにも長い。
だからこそ、この85068こそが我々の知る「アンサー」のスタンダードなのです。

この時代の特徴は、とにかく品質が安定していること。
初期のような「職人の手癖」みたいなバラつきは消えましたが、その分、工業製品として完成されています。

そして、素材の多様化。
伝統のマンガンブロンズに加え、ステンレススチール、そしてあの妖艶な赤みを帯びた「ベリリウムカッパー(BeCu)」が登場したのもこの頃です。

特にベリリウムカッパー。10円玉のような赤褐色のアレです。
今は環境規制で作れません。だからこそ価値がある。
打感は「グニャリ」と吸い付くように柔らかい。一度味わうと、ステンレスの硬さが不快に感じるほどです。

85068の良いところは、何と言っても安いこと。
流通量が山ほどあるので、数千円で転がっていることもザラです。

「とりあえずアンサーを使ってみたい」
「ガシガシ使って傷だらけにしても心が痛まない相棒が欲しい」
そんな方には、85068一択です。

あと、マニアックな話をすると、同じ85068でもバックフェースの文字の中に小さな数字が隠されていることがあります。金型の管理番号だとか。
そういう細かいところを探し始めると、もう泥沼です。ようこそこちらの世界へ。

名器Anser 2の製造年代と変遷

 タイガー・ウッズも愛用したステンレス製PINGアンサー2パターを構えるゴルファー

オリジナルのアンサーが「丸みのある芸術品」なら、「Anser 2(アンサー2)」は「冷徹な仕事師」です。

トップレールは薄く、前後に長く、直線的。
ターゲットに対してスパッとスクエアに構えられるこの顔。
多くのプロがこれを選び、賞金を稼ぎまくった理由がわかります。

特に忘れられないのが、タイガー・ウッズ。
彼がアマチュア時代からプロ入り初期、あの細い体で世界を蹂躙していた時に手にしていたのが、ステンレス製のアンサー2でした。
あの姿を見て、私も小遣いを握りしめて買いに行きましたよ。全然入らなかったけど(笑)。

アンサー2を見分ける最大のポイントは、素材がステンレススチール(Stainless Steel)であること。
ブロンズもありますが、アンサー2といえば銀色のステンレスです。

変遷はざっくりこんな感じです。

アンサー2の変遷
  • 初期
    Pat Pending時代

    最初期。「特許出願中」の文字があるレア物。見つけたら即買いレベル。

  • 普及期
    85068時代

    最もポピュラー。タイガーが使っていたのもこの頃の仕様に近い。

  • 派生期
    iWi、G2、G5時代

    インサートが入ったり、余計な機能がついたりして迷走(失礼)した時代。

  • 現在
    現行モデル

    削り出し(ミルド)になり、高級感マシマシで帰還。

アンサー2は、現代パターの「原器」です。
これを使って入らないなら、それは道具のせいじゃありません。腕のせいです。
そういう厳しさも含めて、私はこのパターが好きです。

グリップはやっぱり、PING伝統のピストルグリップでしょう。あの細さが神経を研ぎ澄ませてくれるんです。
PP58か60か?「PING パター グリップ比較」完全ガイド!』で詳しく語っていますので、グリップ交換の際はぜひ参考に。

アンサー2の1966年の誕生から現代までの歴史

完全削り出しとタングステンウェイトを採用した最新のPING PLDアンサーパター

実は、アンサー2の構想自体は、初代アンサーと同じ1966年頃からあったそうです。
カーステン爺さん、頭の中どうなってるんでしょうか。

初代アンサーが当時のL字パターからの移行を意識した「優しさ」を持っていたのに対し、アンサー2はもっと「機械的」で「精密」なイメージ。

でも、アンサー2が本当に爆発したのは、1980年代。
素材がステンレススチールになった時です。

錆びない、硬い、精度が出る。
このステンレスの特性と、アンサー2の直線的なデザインが化学反応を起こしたんです。
カチン!という硬質なタッチが、高速化するグリーンとマッチした。

その後も、フェースに詰め物をした「IsoForce」だの、溝を掘った「Karsten TR」だの、色々と進化してきましたが、結局行き着いたのは「PLD(Putting Lab Design)」
完全削り出し。

これ、打ってみましたけど、ヤバいです。
往年の形状そのままに、打感だけが極上になってる。
「温故知新」って言葉は、このパターのためにあるんじゃないかと思いました。

詳しくはPING PLDミルドパターを見てください。財布の紐が緩んでも責任は持ちませんが。

半世紀以上経っても、まだ最前線。
アンサー2は、道具というより「相棒」と呼ぶにふさわしい存在です。

⚡️ ゴルフ代を節約!「完全無料」の活用術
💰 資金作り
クラブだけでなく、着ないゴルフウェアも箱に詰めて送るだけ。
クローゼットを整理して、完全無料で「購入資金」を作りませんか?
今の買取相場を見る > ※ウェア1点からOK・キット無料
🔍 診断0円
「高いクラブを買う前に…」
最新シミュレーターの弾道データ診断(無料)で、あなたの「曲がる原因」を数値化してみませんか?
無料体験できる店を探す > ※地域別の人気店を厳選

ピンアンサーの年代見分け方を知り歴代モデルから選ぶ

ピンアンサーの年代見分け方を知り歴代モデルから選ぶ

年代の刻印、覚えましたか?
でも、それだけじゃまだ甘い。

アンサーの世界は、素材の匂い、ネックの曲がり具合、そして希少性が入り混じるカオスです。
ここからは、さらにディープな世界へ案内します。

床の間に飾ってニヤニヤするための美術品が欲しいのか?
それとも、今週末のコンペでライバルの鼻をあかす武器が欲しいのか?

目的をはっきりさせてから読み進めてください。火傷しますよ。

本セクションの内容
  • PING 歴代アンサー スコッツデールから始まる進化の系譜
  • ピンのパター歴代名器モデルのコレクターが注目するレアモデル
  • PING アンサー2は歴代ツアープロも愛用するステンレスの系譜
  • アンサー4のネック形状とストロークタイプの違い
  • ピン型パターの操作性とミスの許容度を求めるゴルファーへ

PING 歴代アンサー スコッツデールから始まる進化の系譜

伝説の始まりとされる1966-1967年製スコッツデール・アンサー(Scottsdale 85282)の刻印

すべての伝説の始まり。
「スコッツデール・アンサー(Scottsdale Anser)」

ZIPコード「85282」。1966年から67年のわずかな期間。
これを見つけたら、心臓が止まる準備をしておいてください。
中古市場では数十万円、状態が良ければもっと跳ね上がります。

最大の特徴は素材。「マンガンブロンズ」なんですが、初期のものは配合が違うらしいんです。
打ってみるとわかります。「バターのように柔らかい」なんて陳腐な表現じゃ足りない。
鉛の塊で打っているような、ズシリと重いのに衝撃がない、不思議な感覚。

形状も、今の工業製品とは違って手作り感満載。
トップレールが歪んでたり、刻印がズレてたりする。
でも、それがいい。「カーステンが削ったのかも?」なんて妄想するだけで酒が飲めます。

スコッツデールの次は「カーステン・コー(Karsten Co.)」。
これもデールヘッド形状を受け継いだ名器。

そこから85020、85068と大量生産へ向かうにつれ、素材はステンレスやベリリウムへと進化していくわけです。

もし中古屋のジャンクコーナーで、埃をかぶった「Scottsdale」を見つけたら……。
震える手でレジに持って行ってください。それは奇跡です。

ピンのパター歴代名器モデルのコレクターが注目するレアモデル

PINGパターの希少素材であるベリリウムカッパーとベリリウムニッケルの比較

「普通のアンサーじゃ満足できない」
そんな業の深いあなたのために、コレクター垂涎のレア仕様を紹介します。

1. ベリリウムカッパー(BeCu):
10円玉色のアレです。
時間が経つと酸化して、渋いチョコレート色に育つ。
打感は「粘る」。ボールがフェースに食いついて離れないような感覚。
有害物質が出るからもう作れないという背徳感も、価値を上げています。

2. ベリリウムニッケル(BeNi):
カッパーよりさらにレアなのが、このニッケル。
色はシャンパンゴールド。夕暮れ時の光のような、上品な輝きです。
打感はカッパーより少ししっかりしてるけど、ステンレスよりは断然柔らかい。
持っているだけで「通」ぶれる一本です。

3. サウンドスロット(フローティングフェース):
ソールのフェース寄りに入った「切り込み」。
これがあると、打った瞬間にヘッドが振動して「キーン!」と鳴るんです。
この残響音が距離感を教えてくれる。
静かな朝のグリーンでこの音を響かせる快感、味わってほしい。

4. 平底(フラットソール):
普通のアンサーはソールが船底のように膨らんでますが、初期には真っ平らな「平底」がありました。
座りが全然違う。地面に吸い付くようにセットアップできる。
マニアックすぎて引かれるレベルですが、そこがいい。

中古市場で見かけたら、とりあえず確保推奨です。
迷っている間に、他のマニアにさらわれますよ。

PING アンサー2は歴代ツアープロも愛用するステンレスの系譜

初代アンサーとアンサー2のヘッド形状とトップレールの違いを比較したイラスト

コレクションもいいですが、スコアを出したいなら話は別。
実戦で選ぶなら、ステンレススチール製の「アンサー2」一択です。

なぜ歴代の王者たちがこれを選んだのか。
それは「嘘をつかないから」です。

ステンレスは硬い。
だから、ミスヒットしたら「変なとこ当たったぞ」と手にビリビリ伝えてくる。
芯で打てば「カツッ」と気持ちよく抜ける。
このフィードバックの正確さが、プロの研ぎ澄まされた感覚には必要なんです。

ブロンズの曖昧な柔らかさは、時には情報を隠してしまう。
でもステンレスのアンサー2は、結果をダイレクトに教えてくれる。

形状も、ステンレスの軽さを活かして長く、薄く作られているから、スイートスポットが広い。
操作性と優しさのバランスが神がかってます。

80年代以降、グリーンが高速化して、転がりの良いパターが求められた時代。
その覇者がアンサー2でした。

「もっと上手くなりたい」「自分のミスを教えてくれる先生が欲しい」
そう思うなら、ステンレスのアンサー2をバッグに入れてください。
最初は冷たく感じるかもしれませんが、使いこなせば最高の相棒になります。

アンサー4のネック形状とストロークタイプの違い

アンサーのクランクネックとアンサー4のショートスラントネックの形状比較

「アンサー4」。この数字の違い、ただのバリエーションだと思ってませんか?
大間違いです。これは全く別の生き物です。

決定的な違いはネック

ネック形状の違い

このネックの違いが、パターの性格を180度変えます。

クランクネックは、ある程度オートマチック。
緩やかなアーク(円軌道)で振る人に合います。

対してアンサー4。
ネックが短い分、重心距離が短くなり、トゥ(先)側が重く感じる。
これ、「フェースを開閉して打て」というメッセージなんです。
ドアの開け閉めのように、イントゥインで強いアークを描いて打つ「ストロングアーク」タイプ向け。

「どうしても引っ掛けてしまう」
「感性でパチンと打ちたい」

そんな悩みを持つ人には、アンサー4が劇薬になります。
逆に、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ出したい人が使うと、暴れて制御不能になります。

私も昔、カッコつけてアンサー4を使いましたが、右に左に散らばって大惨事になりました(笑)。
自分の打ち方を知らずにパターを選ぶのは、サイズ違いの靴を履くようなものです。

ピン型パターの操作性とミスの許容度を求めるゴルファーへ

ピン型パターの操作性と寛容性のバランスを説明するイメージ画像

結局、なぜ我々はピン型(アンサー型)に戻ってくるのでしょうか。

マレット型のオートマチック感、あれは確かに楽です。
でも、どこか「やらされてる感」がありませんか?
自分で打ってる気がしない。退屈なんです。

かといってL字型はシビアすぎて、ミスしたら即死。

その点、ピン型は最高です。
「自分で操る楽しさ(操作性)」と「ミスを許してくれる優しさ(寛容性)」のバランスが絶妙なんです。

フェースの開閉を感じながら、自分の意志でボールを捕まえる。
でも、ちょっと芯を外しても、ヒール・トゥのウェイトが「ドンマイ」と助けてくれる。

「自分の感覚を活かしたい。でも、助けてもほしい」
そんなワガママなゴルファーの理想郷が、ここにあります。

最近のPLDシリーズなんかは、見た目はクラシックでも中身は最新技術の塊。
タングステンで慣性モーメントを上げたり、ミーリングで転がりを良くしたり。
「味」よりも「結果」が欲しいなら、最新モデルを選ぶのも賢い選択です。

ピン型パターの操作性を活かしつつ、ストロークをより安定させたいなら、グリップの太さを見直すのも有効です。『プロの新常識!「ピン型パター」には太いグリップが正解!』では、最新のグリップ理論を解説しています。

ヴィンテージのロマンを追うか、最新のテクノロジーで武装するか。
どちらを選んでも、アンサーはあなたのゴルフを熱くしてくれます。

「高いクラブを買う前に、これだけは読んでください」

この記事を読んでいるあなたは、きっと道具選びに熱心な方だと思います。
しかし正直に言います。どんな名器を使っても、それを扱う「スイングの土台」がグラグラでは、100切りは達成できません。

私が道具沼から脱出し、「ナイスクラブ!」ではなく「ナイスショット!」と褒められるようになった「100切りのロードマップ(基礎練習の記録)」を別記事にまとめました。
次のコンペでライバルを驚かせたい方だけ、続きをご覧ください。

「100切りロードマップ」を無料で読む >

※会員登録などは一切不要です

まとめ:ピンアンサーの年代見分け方をマスターして最適な一本を

PINGアンサーの年代とモデルを見分けるための鑑定チェックリスト

記事のポイントをまとめます。

本記事のまとめ
  • PINGアンサーの年代特定には「ZIPコード」の確認が最も有効である
  • ZIPコード「85029」は初期のデールヘッドと新しい復刻版の2種類があるため注意が必要
  • ZIPコード「85020」は1968~1973年頃の中期モデルで登録商標が入り始めた時期のもの
  • ZIPコード「85068」は1973~2000年頃の最も一般的なモデルで入手しやすい
  • 最も希少価値が高いのはZIPコード「85282」のスコッツデールモデルである
  • 初期モデルには「KARSTEN CO.」、後期には「KARSTEN MFG CORP」の刻印がある
  • 素材にはマンガンブロンズ、ベリリウムカッパー、ニッケル、ステンレスなどがある
  • ベリリウムカッパー(BeCu)は独特の打感と色合いでコレクター人気が高い
  • アンサー2はステンレス素材が基本で、シャープな形状が特徴
  • アンサー2はタイガー・ウッズをはじめ多くのプロに愛用された実績がある
  • アンサー4はショートスラントネックで、ストロングアーク(イントゥイン)の軌道に合う
  • 通常のアンサー(クランクネック)はセミアークの軌道に最適である
  • 最新のPLDシリーズなどは往年の形状に最新技術を搭載している
  • 年代やモデルごとの特徴を知ることで、自分の目的に合ったパターを選べるようになる
  • ピン型パターは操作性と寛容性のバランスが良く、多くのゴルファーにおすすめできる
夕暮れのゴルフコースにあるPINGアンサーパターとキャディバッグ

あなたの家に眠っているパターが、実はお宝かもしれません。
まずは買取相場をチェックして、新しいクラブの資金にしませんか?

読者

記事の内容はわかったけど...。
新しいギアを買う「お金」も、スクールに通う「勇気」も、正直ちょっとハードルが高いなぁ...。

著者
著者

迷う気持ち、わかります。
だからこそ、まずは「リスクゼロ(完全無料)」で試せる方法だけを使ってみませんか?

賢いゴルファーは、いきなりお金を使わず、まずは下の「2つの裏ワザ」から始めていますよ👇

⚡️ ゴルフ代を節約!「完全無料」の活用術
💰 資金作り
クラブだけでなく、着ないゴルフウェアも箱に詰めて送るだけ。
クローゼットを整理して、完全無料で「購入資金」を作りませんか?
今の買取相場を見る > ※ウェア1点からOK・キット無料
🔍 診断0円
「高いクラブを買う前に…」
最新シミュレーターの弾道データ診断(無料)で、あなたの「曲がる原因」を数値化してみませんか?
無料体験できる店を探す > ※地域別の人気店を厳選

【厳選】ゴルフおすすめ人気スクール5選

一番重要なのは近隣にスクールがあるかどうかです。

公式サイトから通いやすさや料金プランをチェックして、ご自身に合ったスクールをお選びくださいね。

1. ライザップゴルフ

ライザップゴルフ
料金
<初期費用>
入会金:55,000円
体験レッスン(ゴルフ力診断):3,300円
<レッスンコース料金>
16回(2ヶ月目安):382,800円
24回(3ヶ月目安):541,200円
32回(4ヶ月目安):686,400円
※30日間全額返金保証あり
<継続プラン(コース終了後)>
月2回〜:22,000円〜/月(PRIMEコース)
レンタル 無料:クラブ、シューズ、ウェア、水・おしぼり
持参:グローブのみ必須(衛生上の理由)
※ウェアも無料のため、仕事帰りにスーツで通えます。
特徴 ・完全個室マンツーマン指導
自主練無料(1日50分・全国店舗利用可)
・オンライン指導「シュクダイ」制度あり
・営業時間:7:00~23:00
体験 ゴルフ力診断:3,300円
※スイング分析、課題特定、プラン提案を含む60分。
※友達紹介制度利用で入会金無料。
公式公式サイトはこちら

ライザップゴルフは高額ですが、「1日50分の無料自主練」を毎日使えば、実質的なコスパは非常に高いです。

まずは3,300円の診断で、自分の「伸び代」を数値で確認することから始めてください。

\ 30日間全額返金保証あり / ライザップゴルフの診断詳細はこちら

2. SMART GOLF(スマートゴルフ)

SMART GOLF
料金
<初期費用>
入会金:39,600円
※キャンペーンで無料になる場合あり
<月額定額プラン(通い放題)>
シルバー:22,000円〜/月
(予約無制限・ゲスト1名同伴無料

ブロンズ:19,800円〜/月(1日1回・ゲスト不可)
ゴールド:27,500円〜/月(予約2枠・ゲスト1名可)
プラチナ:33,000円〜/月(予約2枠・ゲスト複数可)
<その他プラン>
レディース:16,500円/月
シニア(平日昼):13,200円/月
レンタル 無料:クラブ、ボール
持参:シューズ、グローブ
※スニーカー等の動きやすい靴ならそのまま利用OK。
特徴 ・24時間365日営業(無人運営)
・全国160店舗以上、相互利用可能
1店舗100名限定の完全会員制
・最新シミュレーターで動画自動保存
体験 無料施設体験あり(60分)
※見学とシミュレーター試打のみ(レッスンなし)。
※有料体験レッスン(4,000円)も選択可。
公式公式サイトはこちら

SMART GOLFは、シルバープラン以上なら「ゲスト1名無料」なので、夫婦や友人と割り勘すれば実質半額で利用可能です。

予約枠が埋まる前に、まずは近くの店舗の空き状況を無料体験でチェックしてください。

\ 24時間完全個室・無料体験あり / SMART GOLFの無料体験はこちら

3. ZERO FUSION

ZERO FUSION
料金
<初期費用>
入会金:5,500円(体験当日入会で無料)
<レッスン受け放題プラン>
プランB:16,500円/月
(所属プロ3名から受講可能)

プランA:22,000円/月
(全プロ4名から受講可能)
<別途費用(必須)>
ボール代:1,200円〜1,800円/回
※レッスンを受けるたびに現地で必要です。
レンタル 無料:クラブ
持参:シューズ、グローブ、ボール代
※体験レッスン時もボール代(1,800円)のみ必要です。
特徴4スタンス理論による骨格タイプ診断
・インドア、屋外練習場、天然芝アプローチの3施設利用可
・トラックマン/GCクワッド導入(一部店舗)
・名古屋エリア特化(店舗行き来自由)
体験 体験レッスン:無料
※別途ボール代が必要。
※当日入会で入会金・初月会費等の特典あり。
公式公式サイトはこちら

ZERO FUSIONは、「屋外練習場」や「天然芝」も使える、愛知エリア限定の特権的なスクールです。

毎回のボール代はかかりますが、月額16,500円でレッスン受け放題は破格。「4スタンス理論」で自分本来の動きを知りたい方に最適です。

\ 愛知限定・3施設行き来自由 / ZERO FUSIONの無料体験はこちら

4. Chicken Golf(チキンゴルフ)

Chicken Golf
料金
<初期費用>
入会金:35,000円
<期間集中・通い放題(総額)>
デイタイム(2ヶ月):167,800円
(平日9:00〜17:00限定)

無制限(2ヶ月):197,800円
(全日7:00〜23:00)
※4ヶ月、6ヶ月、12ヶ月プランもあり。
※「月々8,000円〜」等の表記は分割払いの目安です。
<キャンペーン>
初月10%OFF、Amazonギフト券特典など
※時期により内容が異なります。
レンタル 無料:クラブ、ウェア、シューズ、靴下、水
持参:グローブ(消耗品のため)
※靴下まで借りられるため、グローブさえ持てば手ぶらでOK。
特徴 ・「楽しむ」こと最優先のセミパーソナル
・GOLFZON(GDR)全打席完備
・期間内レッスン回数無制限
・全国展開で通いやすい
体験 体験レッスン:3,000円
※LINE登録等のキャンペーンで「実質無料」になるケース多数。
公式公式サイトはこちら

Chicken Golfは、「靴下」まで無料で借りられるため、グローブ1枚カバンに入れておけば完全手ぶらです。

期間中は何度でも通い放題。「厳しくされると続かない」という初心者が、楽しくコースデビューを目指すならここ一択です。

\ 褒められて伸びる・初心者歓迎 / Chicken Golfの体験詳細はこちら

5. beagle(ビーグル)

beagle
料金
<初期費用>
入会金:11,000円
<月会費(通い放題)>
レッスン会員:14,300円〜/月
(レッスン受け放題+練習し放題)

レンジ会員:7,700円〜/月
(練習し放題のみ)
<別途費用(必須)>
打席料:550円/回
※利用ごとに毎回発生します。
レンタル 無料:クラブ、シューズ、グローブ
※完全手ぶらで利用可能。
※シューズ預かり等の有料オプションあり。
特徴 ・関東の大型商業施設(金町、南砂町等)に展開
・全打席シミュレーター完備
・傾斜マットやパターエリアなど設備充実
・女性会員比率が高い(約5割)
体験 体験レッスン:1,100円〜2,200円
※Web予約キャンペーンで「無料」になる場合あり。
※体験時も打席料がかかる場合あり要確認。
公式公式サイトはこちら

beagleは、グローブまで無料レンタルがあり、買い物ついでに完全手ぶらで寄れるスクールです。

都度「打席料550円」はかかりますが、月会費自体は非常に安価。傾斜マットなど実戦的な設備で、家族や女性でも安心して通えます。

\ 全打席シミュレーター完備 / beagleの体験詳細はこちら
タイトルとURLをコピーしました