「パット・イズ・マネー」。
耳にタコができるほど聞かされた言葉ですが、残り1メートルのパーパットで手が震え、ボールが無情にもカップを舐めて外れた時のあの絶望感。あれだけは、何度味わっても慣れませんよね(泣)。
「今のパター、なんか顔が気に入らないんだよな…」
「道具を変えれば、もう少し入るようになるんじゃないか?」

今のパターが合わない気がする…道具を変えたらもっと入るようになるのかな?

自分に合った「名器」を使えば、劇的に変わる可能性がありますよ!スコアアップへの近道を紹介しますね。
そんな淡い期待を抱いて、私もこれまでに何本パターを買い替えたか分かりません。
しかし、ある日たまたま中古ショップの片隅で、茶色くくすんだ古いPINGパターを手に取り、転がしてみた瞬間。
「コツッ」
乾いた音と共に、ボールが吸い込まれるようにラインに乗ったあの感覚。これまでの悩みが嘘のように晴れた瞬間でした。
この記事では、そんなPING(ピン)の名器パターについて、解説します。
結論を言います。自分に合った「名器」を使うことは、スコアアップへの最短ルートです。
なぜなら、名器と呼ばれるパターには、流行り廃りではない「入る理由」が物理的に詰め込まれているからです。そして何より、歴戦のプロたちがその性能を証明しています。
ここでは、以下の内容を掘り下げます。
- 歴史を変えたANSER(アンサー)の「変態的」な発明と進化
- オールド名器の「10円玉の匂い」がする素材と選び方
- 中古ショップの埃っぽい棚から「お宝」を掘り出す方法
- オデッセイやマレット型など、他ブランド名器との泥臭い比較
- プロも実践する「入るパター」の選び方と最新事情
最後まで読めば、あなたのストロークにピタリとハマる「身体の一部のような一本」が見つかり、グリーンに上がるのが待ち遠しくなるはずです。
PINGを中心としたパター名器の歴史と選び方

ここでは、ゴルフの歴史をひっくり返したPINGパターの「名器」たちに焦点を当てます。なぜPINGだけがこれほど特別扱いされるのか。その裏には、創業者カーステン・ソルハイムの狂気じみた情熱と、計算し尽くされた設計思想があります。これを読めば、ただの古い鉄の塊が、輝く宝石に見えてくるはずです。
- 名器の系譜とANSERの革命
- 名器の原点!操作性が魅力の王道モデル
- 名器の打感を生む素材の秘密
- 5選!歴史を変えた傑作モデルたち
- 5選は?プロも認める伝説の実力
- 中古市場で探す極上の一本
名器の系譜とANSERの革命

PINGパターの歴史は、創業者カーステン・ソルハイムという一人のエンジニアの「発明」から始まりました。
すべての始まりは「1-A」という異形からでした。
1959年、カーステンは自宅のガレージで、重量をヘッドの両端に配分してミスヒットのブレを消すという、当時としてはあり得ないパター「1-A」を作り出しました。芯をくり抜いたような形状で、打った瞬間に「ピーン!(PING)」と高い音が鳴る。
これがブランド名「PING」の由来ですが、正直、静かなゴルフ場では振り返られるほど響きます(笑)。しかし、この「周辺重量配分」という考え方が、その後のクラブ設計のすべてを変えました。
そして1966年、怪物「ANSER(アンサー)」が誕生します。
当時のパターといえばL字型やT字型ばかり。芯は針の穴のように狭く、少しでも外せばボールはあらぬ方向へ転がる、まさに「プロ専用」の道具でした。
カーステンは、ヘッドのトゥ(先)とヒール(踵)にゴッソリと重量を移し、背中を削り取った「キャビティバック構造」を採用。さらに、シャフトのネックをクランク(鍵型)に曲げることで、ハンドファーストに構えやすくし、ボールを見やすくしました。
この「ANSER」の登場は、革命どころの話ではありません。常識の破壊です。

ジャック・ニクラウスらがこぞって使い始め、勝利を重ねたことで、その性能は証明されました。ちなみに「ANSWER(答え)」と名付けようとした際、ヘッドへの刻印スペースが足りず、妻のルイーズが「Wを抜けば?」と提案して「ANSER」になったという話。この適当さも含めて、愛すべき名器です。
PINGオフィシャルサイトのパター歴史ページでもこの歴史は見られますが、要は「もっと楽にゴルフさせろよ」というカーステンの執念が形になったのがPINGパターなのです。
名器の原点!操作性が魅力の王道モデル
「ピン型」と呼ばれるブレードタイプ。これが操作性と寛容性のバランスにおける「黄金比」であることは、疑いようがありません。
自分の手のひらで転がす感覚が欲しいなら、ピン型一択です。
ピン型パターの最大の武器は、フェースの開閉を使ってストロークできる点です。ドアの開け閉めのように、イントゥインの軌道(アーク軌道)で振る人にとっては、フェースが自然にボールを捕まえてくれる感覚があります。マレット型のような「勝手に真っすぐ動く」オートマチック感はありませんが、その分、微妙なタッチや「あ、強い!」と思った瞬間の調整が効きます。
特に「ANSER 2」は、もはや世界標準の定規です。
初代ANSERよりもヘッドを長く、薄く、シャープにした「ANSER 2」。これは「ターゲットに線を引く」感覚で構えられます。タイガー・ウッズが長年愛用しているスコッティ・キャメロンのニューポート2も、元を辿ればこのPING ANSER 2のコピーです。現代のブレードパターは、ほぼ全てPINGの子供か孫と言っていいでしょう。
最近では、このピン型にあえて「極太グリップ」を挿すスタイルも増えています。私も試しましたが、ピン型の操作性はそのままに、悪さをする手首の動きだけが封印される感覚で、ショートパットの恐怖が消えました。
この組み合わせについては『プロの新常識!「ピン型パター」には太いグリップが正解!』で詳しく書いています。
「機械任せじゃなく、自分で打ちたい」「でもミスは助けてほしい」。そんなワガママな願いを叶えてくれるのが、ピン型の名器です。
名器の打感を生む素材の秘密

オールドPINGパターを語る上で避けて通れないのが、あの独特の「打感」と、手に残る「匂い」です。
「マンガンブロンズ」や「ベリリウムカッパー」。この響きだけで酒が飲めます。
初期のANSERなどに使われていた「マンガンブロンズ」は、真鍮の一種。使い込むほどに酸化して茶色くくすみ、10円玉のような渋い色になります。この素材、打感がとにかく柔らかい。「カツン」ではなく「グシュッ」とボールがフェースに一瞬めり込むような感覚があり、距離感が手に吸い付いてきます。
そして、さらにマニアを唸らせるのが「ベリリウムカッパー(BeCu)」です。
銅合金のベリリウムカッパーは、マンガンブロンズよりもさらに粘り気のある打感が特徴。しかし、製造時に有害な粉塵が出るため、現在は生産されていません。つまり、二度と作られない「ロストテクノロジー」です。中古市場で見つけたら、迷わず保護してください。
現代のステンレススチールは「弾く」感覚。
今のパターは耐久性重視でステンレス(SUS303等)が主流です。これはこれでソリッドで良いのですが、ブロンズ系に比べるとどうしても「弾く」感覚が強くなります。そのため、現代モデルはフェースの溝を深く掘ったり、樹脂インサートを入れたりして必死に打感を柔らかくしているわけです。
シャフトの特性も打感に影響します。詳しくは『PING TOUR 2.0 CHROME 85の振動数・評価と最適ヘッドスピード!』でも解説していますが、素材の持つ「生の打感」を知ると、もう戻れなくなるかもしれません。
5選!歴史を変えた傑作モデルたち

数あるPINGパターの中から、これだけは押さえておきたい「歴史の証人」とも呼べる5本を厳選しました。
1. PING 1-A
すべての原点。「ピーン!」という打音は、もはや楽器です。実戦で使うと同伴者に驚かれますが、PINGの魂を感じるにはこれ以上のものはありません。部屋に飾って眺めたい一本。
2. PING ANSER(スコッツデール)
1966年発売。説明不要のレジェンド。特に「SCOTTSDALE」の住所刻印がある初期モデルは、状態が良ければ数十万円で取引されることも。その美しい曲線美は、半世紀経っても一切古臭さを感じさせません。
3. PING PAL(パル)
ANSERよりもフェースを長くし、さらに優しさを増したモデル。1980年代に多くのプロが使用しました。「ANSERだと少し難しいな」と感じるアベレージゴルファーには、このPALの安心感が刺さります。
4. PING ZING(ジング)
90年代、独特のトゥ&ヒールの重り形状で一世を風靡しました。「これで入るの?」と思わせる異形ですが、打ってみると驚くほどヘッドがブレない。後の大型マレットへの架け橋となった意欲作です。
5. PING B60
マレットに近いフランジを持つBシリーズの傑作。クランクネックながらフェースバランスに近く、ストレートに近い軌道で打ちたい人にドンピシャです。ニック・ファルドが愛用したことでも有名ですね。
これらのモデルは、単に古いだけではありません。明確な意思を持って作られた道具です。中古ショップのワゴンセールの中に、これらが数百円で転がっていることもあります。見つけたら即救出しましょう。
5選は?プロも認める伝説の実力
コレクションとしてだけでなく、今なお現役で火を噴く「実戦派」の名器もあります。
「ANSER 2」と「ANSER 4」は、プロの信頼が別格です。
「ANSER 2」は、先ほども触れた通り、タイガー・ウッズをはじめとするショットメーカー御用達。ターゲットに対してスクエアに構えやすく、ミスにはシビアですが、芯で捉えた時の転がりは極上です。「自分の技術を映す鏡」のようなパターです。
一方、「ANSER 4」は、ネックが短いショートスラント形状で、トゥ側が重くターンしやすい設計。フェースを積極的に開閉させるアークタイプの人にマッチします。あのジャック・ニクラウスも、キャリア後半でこのタイプを選びました。
女子プロに人気の「SIGMA G」や「PLD」シリーズも見逃せません。
渋野日向子プロが全英を制した時の「SIGMA 2 ANSER」や、パットの名手・鈴木愛プロが使う「PLD」シリーズ。これらはクラシックな形状に、最新の「TR溝」や精密な削り出し加工を加えたハイブリッドです。
「顔はクラシック、中身はハイテク」。車で言えば、旧車のボディに最新エンジンを積んだようなもの。そりゃあ速いし、カッコいいに決まってます。
中古市場で探す極上の一本

名器を手に入れるなら、中古市場へダイブしましょう。そこは埃と金属の匂いがする宝の山です。
ただし、中古パター選びは「検品」が命です。
まず見るべきは「フェース面」。パターは顔が命。フェースに石噛み傷や大きな凹みがあるものは、転がりが悪くなるのでNGです。特に樹脂インサートが入っているモデルは、経年劣化でカチカチに硬化していたり、爪で押すと浮いてきたりするものがあるので要注意。
次に「シャフトとグリップ」。古いモデルを振って、耳元で「カラカラ…」と音がしたら、シャフト内部が錆びて剥がれ落ちている証拠です。これは避けたほうが無難。グリップは交換すればいいですが、当時のオリジナルグリップ(特にPINGのピストルグリップ)が綺麗に残っていたら、それだけで買いの理由になります。

中古クラブって、状態が悪かったり偽物だったりしないか不安です…

フェースの傷やシャフトの音など、チェックポイントを押さえれば大丈夫ですよ!
中古選びの勘所については、『「中古ゴルフクラブはやめたほうがいい」は嘘!プロが教える失敗しない賢い選び方』でもガッツリ解説しています。
「リフィニッシュ(再メッキ)」品もアリです。
ボロボロのヘッドを研磨して再メッキしたパターは、新品同様の輝きですが、削りすぎてヘッドが軽くなっている場合があります。試打できるなら必ず打って、ヘッドの重みを感じられるか確認してください。
中古市場での出会いは一期一会。「あ、これだ」と直感で感じた一本は、不思議と入るものです。
PINGの伝説的名器を手に入れて、パッティングの極意を体感したいですか?
楽天市場やGDOゴルフショップなら、状態の良い中古パターが豊富に見つかります。
クラブだけでなく、着ないゴルフウェアも箱に詰めて送るだけ。
クローゼットを整理して、完全無料で「購入資金」を作りませんか?
「高いクラブを買う前に…」
最新シミュレーターの弾道データ診断(無料)で、あなたの「曲がる原因」を数値化してみませんか?
PING以外のパター名器も!ブランド別おすすめ

PINGだけが名器じゃありません。ゴルフの歴史には、PINGに対抗し、時には凌駕しようとした他メーカーの傑作たちが存在します。オデッセイ、テーラーメイド、そして国産の意地。それぞれの「味」を知れば、パター選びはもっと泥沼化(楽しく)なります。
- オデッセイWhite Hotの衝撃
- オデッセイで狙うべきモデル
- 名器スパイダー等の安定感
- おすすめの最新技術搭載機
- 名器WOSSに見る日本の匠
- ランキングから見る信頼性
- ランキングで探す!今買うべき一本
- 一覧で比較する各社の特徴と選び方
オデッセイWhite Hotの衝撃

2000年、オデッセイの「ホワイトホット」が登場した時、私も含めて多くのゴルファーが腰を抜かしました。
「ボールのカバーをフェースに貼る」。この発想は反則です。
当時は硬いツーピースボールが増え始め、「カチン!」という硬い打感に悩まされていた時代。そこにオデッセイは、ボールと同じウレタン素材をインサートにするという離れ業をやってのけました。
打った瞬間、音がしない。
「ポスッ」という静かな音と共に、ボールが吸い付いて転がり出す。
「ホワイトホットインサート」のこの感覚は、一度味わうと病みつきになります。「これじゃなきゃ距離感が合わない」というプロが続出し、発売から20年以上経っても現役バリバリです。最新モデルでも「ホワイトホットOG」として復刻されていますが、やっぱり初代のあの柔らかさは別格だと感じます。
オデッセイはキャロウェイ傘下です。メーカーの特徴については『初心者必見!キャロウェイ vs テーラーメイドどちらを選ぶ?』も参考にしてください。
オデッセイで狙うべきモデル
オデッセイの中古は、コスパ最強の宝庫です。数千円で、かつて賞金王が使っていたモデルが手に入ります。狙うべきは「#5」と「2-Ball」の2強です。
「ホワイトホット #5」は、日本ツアーを席巻したレジェンドです。
谷口徹プロや丸山茂樹プロが愛用し、勝ちまくった小ぶりなマレット型。ピン型のような操作性がありながら、後ろに伸びたツノのような形状が安心感を生む。私も使っていましたが、入るイメージしか湧かない時期がありました。
「2-Ball」は、構えやすさの暴力です。
ヘッドにボールと同じ大きさの白い円を2つ並べる。ボールを置けば3つ並ぶ。
「いやいや、そんな単純なことで…」と最初は笑っていましたが、打ってみて掌を返しました。どう構えても真っすぐ向いてしまう。アライメント(方向取り)に悩む全てのアマチュアを救った、まさに発明品です。
伝説の「ポスッ」という打感、驚きの価格で体験してみませんか?
オデッセイの名器たちは、あなたのパッティング観をガラリと変えるかもしれません。
名器スパイダー等の安定感

「カッコつけてピン型を使ってたけど、もう無理。背に腹は代えられん」
そう思ったら、ネオマレット型の出番です。代表格はテーラーメイドの「スパイダー」。

ピン型を使っているけど、難しくてスコアがまとまらないんです…

それならオートマチックに打てるネオマレット型、特にスパイダーがおすすめですよ。
初めて見た時は「宇宙船か?」と思いました。
2008年の初代スパイダー。デカいし、四角いし、異形すぎる。しかし、打ってみるとヘッドが微動だにしない。芯を外しても、何事もなかったかのようにボールが直進していく。
「オートマチック」とはこのことです。
ジェイソン・デイやダスティン・ジョンソンが使い倒し、世界ランク1位になったことで、その性能は証明済み。特に赤い「スパイダー ツアー レッド」は、セルヒオ・ガルシアをマスターズ優勝に導きました。
「真っすぐ引いて真っすぐ出す」。ロボットのようなストロークを目指すなら、これ以上の武器はありません。
「真っすぐ引いて、真っすぐ出す」その理想を道具で解決しませんか?
世界のトッププロが頼る安定感を、あなたのバッグにも加えてみましょう。
おすすめの最新技術搭載機
名器もいいですが、最新技術の塊も捨てがたいです。
PINGの「G430」や「2023」シリーズ。これらは寛容性の化け物です。
アルミ、ステンレス、タングステン。比重の違う素材をパズルのように組み合わせて、徹底的に低重心化・高慣性モーメント化されています。ミスヒットした時の「あっ、ショートした!」という感覚でも、意外とカップまで届いてくれる。
最新ドライバー並みのテクノロジーが詰め込まれています。ドライバーについては『【2025年最新】PING G430ドライバー徹底比較!』で解説していますが、パターも同じく、科学の力でスコアを買う時代です。
名器WOSSに見る日本の匠
海外ブランドばかりもてはやされますが、日本には「WOSS(ウォズ)」という伝説があります。
ジャンボ尾崎プロの全盛期を支えた、いぶし銀のパターです。
元々L字パターの名手だったジャンボさんが、パットの不調脱出のために選んだのがWOSSのマレット型(MO-01)でした。
特徴は、極端な低重心と独特のグースネック。ボールを包み込むように構えられ、低いライン出しができる。
私も中古で手に入れて打ってみましたが、今のパターにはない「重厚感」と「粘り」がありました。日本人の感性に訴えかける、職人の技を感じる一本です。中古で安く転がっているので、渋いゴルフを目指すなら最高の相棒になります。
ランキングから見る信頼性
プロが何を使っているか。これは単なる広告塔ではなく、生活のかかった彼らの「本音」です。
実は、マレット全盛に見えて、ピン型も死んでいません。
女子プロはマレットが多いですが、男子プロやPGAツアーでは依然としてピン型(ブレード型)の使用率が高いです。「ミスをカバーしてほしい(マレット)」か、「指先の感覚を殺したくない(ピン)」か。このせめぎ合いは永遠のテーマです。
結局、強いのは「ホワイトホット」と「キャメロン」です。
ランキングを見れば、常に上位はこの2強。オデッセイのインサートの柔らかさと、スコッティ・キャメロンの削り出しのソリッド感。対極にあるこの2つが支持され続けているのは面白い事実です。
プロの真似をして買うのも立派な戦略です。彼らは我々の何倍もテストをして、その一本を選んでいるのですから。
ランキングで探す!今買うべき一本
どれにするか迷ったら、最後は市場の声を聞きましょう。
ランキングは、嘘をつきません。
売れているものには、売れている理由があります。特に、発売から何年も経つのにランキングに居座り続けているモデルは「本物」です。
口コミも重要ですが、「打感が良い」といった主観よりも、「ショートパットのミスが減った」「距離感が合うようになった」という物理的な結果に注目して読んでみてください。
JGTO(日本ゴルフツアー機構)の平均パット数データなども参考になりますが、結局は自分が構えた時に「入りそう」と思えるかどうか。それが全てです。
迷ったら、みんなが選んでいる「間違いのない一本」から始めてみませんか?
最新のランキングには、あなたのスコアを救うヒントが隠されています。
一覧で比較する各社の特徴と選び方

最後に、各ブランドの名器の「性格」をざっくり整理しました。自分のプレースタイルと照らし合わせてみてください。
| ブランド | 代表的な名器モデル | 独断と偏見による特徴 |
|---|---|---|
| PING | ANSER, B60 | 【操作性・原点】 自分で打ちたい人向け。「カツン」と打って距離を合わせる快感がある。 |
| オデッセイ | ホワイトホット #5, 2-Ball | 【打感・消音】 柔らかすぎて最初は戸惑うレベル。アライメント重視なら2-Ball一択。 |
| テーラーメイド | スパイダー ツアー | 【直進・機械】 オートマチックに打ちたい人向け。見た目は慣れれば愛嬌に変わる。 |
| スコッティ・キャメロン | ニューポート2 | 【所有欲・精密】 高いけどカッコいい。持っているだけで上手そうに見える(重要)。シビアだがフィードバックは最高。 |
| WOSS | MO-01 | 【渋さ・転がり】 独特のグースネック。ラインに乗せるイメージが出しやすい、日本人のための道具。 |
この表を眺めて、ビビッときたものを中古ショップで握ってみてください。構えた瞬間に「あ、これ好き」と感じる直感。理屈じゃなく、その直感があなたを救います。
「高いクラブを買う前に、これだけは読んでください」
この記事を読んでいるあなたは、きっと道具選びに熱心な方だと思います。
しかし正直に言います。どんな名器を使っても、それを扱う「スイングの土台」がグラグラでは、100切りは達成できません。
私が道具沼から脱出し、「ナイスクラブ!」ではなく「ナイスショット!」と褒められるようになった「100切りのロードマップ(基礎練習の記録)」を別記事にまとめました。
次のコンペでライバルを驚かせたい方だけ、続きをご覧ください。
※会員登録などは一切不要です
まとめ:PINGのパターなどの名器を手に入れる方法

PINGをはじめとする名器パターの世界、いかがでしたか。
最後に、要点を叩き込んでおきます。
新品のピカピカも良いですが、誰かが使い込んだ歴戦の傷跡がある名器には、不思議と魂が宿っている気がします。
あなたにとっての「生涯の相棒」と出会い、あの痺れるようなパーパットを「カコン」と沈める快感を味わってください。
伝説の名器を手に入れて、あなたのパッティングを進化させましょう!
状態の良い中古品は「一点モノ」です。出会った時が買い時かもしれません。


記事の内容はわかったけど...。
新しいギアを買う「お金」も、スクールに通う「勇気」も、正直ちょっとハードルが高いなぁ...。

迷う気持ち、わかります。
だからこそ、まずは「リスクゼロ(完全無料)」で試せる方法だけを使ってみませんか?
賢いゴルファーは、いきなりお金を使わず、まずは下の「2つの裏ワザ」から始めていますよ👇
クラブだけでなく、着ないゴルフウェアも箱に詰めて送るだけ。
クローゼットを整理して、完全無料で「購入資金」を作りませんか?
「高いクラブを買う前に…」
最新シミュレーターの弾道データ診断(無料)で、あなたの「曲がる原因」を数値化してみませんか?













